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伊藤条太

伊藤条太

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卓球コラムニスト

報告

「選手が理解した中で進んでいること。独断選考で決めていたら物議になると思うが」と説明。東京五輪後は選手と3度のミーティングを重ね、アンケートを活用しながら選手側の意見も取り入れたという。 問われているのは五輪で勝つための最良の選考方法になっているかどうかであり、選手が納得しているかどうかではない。そもそも、選考対象の当事者に選考方法を聞く発想が倒錯してる。公平性は重要だが、あくまでもそれは最良の選考をするための手段であり、目的ではない。世界ランキングが下の選手が世界ランキングを重視しない選考を主張するのは当然だし、実力が下位の選手が偶然性が高く”ゼロベース”の選考を主張するのもまた当然である。 卓球に関する深い知見と覚悟と責任をもって、独断でベストの選考方法を設定し、強化に邁進することこそが強化本部の役割ではないのか。

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コメンテータープロフィール

1964年岩手県奥州市生まれ。中学1年から卓球を始め、高校時代に県ベスト8という微妙な戦績を残す。大学時代に卓球ネクラブームの逆風の中「これでもか」というほど卓球に打ち込む。東北大学工学部修士課程修了後、ソニー株式会社にて商品設計に従事するも、徐々に卓球への情熱が余り始め、なぜか卓球本の収集を始める。それがきっかけで2004年より専門誌『卓球王国』でコラムの執筆を開始。2018年からフリーとなり、地域の小中学生の卓球指導をしながら執筆活動に勤しむ。著書『ようこそ卓球地獄へ』『卓球語辞典』他。「ロックカフェ新宿ロフト」でのトークライブ配信中。チケットは下記「関連サイト」より。

伊藤条太の最近のコメント

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    補足世界選手権の女子団体で日本が中国から2点取ったのは、2004年ドーハ大会以来のことです。そのときは藤…続きを読む

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    補足素晴らしい試合でした。早田選手が一度も勝ったことのない陳夢に勝ち、平野選手は鉄壁の王芸迪をきっちりと…続きを読む

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