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石渡嶺司

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大学ジャーナリスト

報告

補足大学をストレートで卒業するかどうか、これは大学や学部によって見方が変わります。 まず、この記事に出ている東大や京大などの旧帝大、それから東京外国語大、国際教養大などの外国語・国際系学部だとストレート卒業率が低い傾向があります。 これはこの記事に出ているように、戦略的休学を考える学生が多いからです。 それから、東京理科大学など理工系大学でも勉強の厳しさから留年する学生が多い傾向があります。 ただ、これらの大学・学部の場合、採用する企業側も留年・休学事情については理解しています。そのため、就職で大きなマイナスにはなりません。 一方、医歯薬系の私立大だと一部の難関校を除くとストレート卒業率が低い傾向があります。これは国家試験の見た目の合格率を引き上げるために、成績不良の学生を留年するように仕向けるからです。 このように、留年・休学については大学・学部によって事情が異なるので注意が必要です。

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  • 寺裏誠司

    学校経営・教育コンサルタント/株式会社学び 代表取締役社長

    見解在学生の留年、休学、退学は分けて考える必要がありますが、休学に関しては、積極的休学なのか消極的休学な…続きを読む

コメンテータープロフィール

1975年札幌生まれ。北嶺高校、東洋大学社会学部卒業。編集プロダクションなどを経て2003年から現職。扱うテーマは大学を含む教育、ならびに就職・キャリアなど。 大学・就活などで何かあればメディア出演が急増しやすい。 就活・高校生進路などで大学・短大や高校での講演も多い。 ボランティアベースで就活生のエントリーシート添削も実施中。 主な著書に『改訂版 大学の学部図鑑』(ソフトバンククリエイティブ/累計7万部)など累計33冊・66万部。 2024年7月に『夢も金もない高校生が知ると得する進路ガイド』を刊行予定。

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