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井出留美

井出留美

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食品ロス問題ジャーナリスト・博士(栄養学)

報告

元食品メーカー勤務者として、消費者の気持ちを考慮し自主回収を決断されたのはとてもよく理解できます。ただ、食べても健康に影響がないとわかっているのに「万全を期すため」自主回収に踏み切ったのはもったいないとも感じます。200gの商品を310,000パックだと62トンの食品が無駄になってしまう計算です。以前、缶詰の一部に金属片が混入した食品メーカーが自主回収しましたが、回収製品のうち、安全性が確認されたものについては廃棄せずフードバンクへ寄付し活用していました。食で大事な「安全性の担保」と「資源活用」はどちらにも偏らず、天秤のようにバランスを保つ必要があります。日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会(NACS)は「食のリコールガイドラインの提案」で「回収の判断基準は消費者への健康被害の可能性の有無で決定し、事業者は環境配慮と経済的損失に配慮する」と述べています。私もこの考え方に賛成します。

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コメンテータープロフィール

井出留美

食品ロス問題ジャーナリスト・博士(栄養学)

奈良女子大学食物学科卒、博士(栄養学/女子栄養大学大学院)、修士(農学/東京大学大学院農学生命科学研究科)。ライオン、青年海外協力隊を経て日本ケロッグ広報室長等歴任。3.11食料支援で廃棄に衝撃を受け誕生日を冠した(株)office3.11設立。食品ロス削減推進法成立に協力した。著書に『食料危機』『あるものでまかなう生活』『賞味期限のウソ』『捨てられる食べものたち』他。食品ロスを全国的に注目させたとして食生活ジャーナリスト大賞食文化部門/Yahoo!ニュース個人オーサーアワード2018/食品ロス削減推進大賞消費者庁長官賞受賞。https://iderumi.theletter.jp/about

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