Yahoo!ニュース

安藤眞

安藤眞

認証済み

自動車ジャーナリスト(元開発者)

報告

難しい話ではありません。人が運転していようと自動運転だろうと、衝突回避には物理的な限界がありますから、「回避スペースが無い場合、同一車線内で全力ブレーキをかける」とすれば良いのです。自動運転車両は基本的に道路交通法を遵守しますから、衝突不可避な状況に陥るとしたら、車道に出てきた側に瑕疵があるはずです。ですから「衝突する人数が少ないから」という理由で、瑕疵のない人にぶつかることを選択するのは間違っています。

こちらの記事は掲載が終了しています

参考になった2902

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 松原仁

    東京大学大学院情報理工学系研究科AIセンター教授

    トロッコ問題は元々AIとは関係なく1970年代に哲学の分野で提案された思考実験です。哲学でさまざまな…続きを読む

コメンテータープロフィール

安藤眞

自動車ジャーナリスト(元開発者)

国内自動車メーカー設計部門に約5年間勤務した後、地域タブロイド新聞でジャーナリスト活動を開始。同時に自動車雑誌にも寄稿を始め、難しい技術を分かりやすく解説した記事が好評となる。環境技術には1990年代から取り組み、ディーゼルNOx法改正を審議した第151通常国会では参考人として意見陳述を行ったほか、ドイツ車メーカーの環境報告書日本語版の翻訳査読なども担当。道路行政に関しても、国会に質問主意書を提出するなど、積極的に関わっている。自動車技術会会員。

関連リンク(外部サイト)

安藤眞の最近のコメント