吉田大樹

労働・子育てジャーナリスト 報告 オーサー

子どもを育ててていると、常にほかの子どもを傷つけてしまわないかと思わずにはいられない。たとえ、「この子に限ってそんなことはあり得ない」と思っていても、不測の事態を予期してしまう。親と子の頭の中を同一化できればいいのだろうが、所詮不可能なことなのだ。「何を考えているかわからない」部分は常に存在することを認めるしかない。子どもは成長するにしたがって自我が芽生え、その子独自の考え方が発達することになる。しつけや教育だけではなく、家庭、地域、社会などの環境が作用し、社会的な判断が身につくことになる。「人を殺してはいけない」という当たり前だと思うことも、そのどこかが極端に欠けていたりすると、その欲求を持ち得る状態に至らしめてしまう。それを実行させないようにするための理性をどう育てるのか、親もしくはその子を保護する大人は常に考える必要がある。そこには唯一の正解はない。追求し続けるしかないのだと思う。

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吉田大樹

労働・子育てジャーナリスト

NPO法人グリーンパパプロジェクト代表理事/1977年7月東京生まれ。2003年3月日本大学大学院法学研究科政治学専攻(政治哲学)修了後、「労働安全衛生広報」「労働基準広報」(労働調査会発行)記者。12年7月~14年6月ファザーリング・ジャパン代表。これまで内閣府「子ども・子育て会議」委員、厚生労働省社会保障審議会児童部会「子どもの預かりサービスの在り方に関する専門委員会」委員、厚労省「イクメンプロジェクト推進委員会」委員を歴任。現在、内閣府「地域少子化対策重点推進交付金」審査員、東京都「子供・子育て会議」委員を務める。著書「パパの働き方が社会を変える!」(労働調査会)。3児のシングルファザー

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