米重克洋

JX通信社 代表取締役 報告 オーサー

ニュース・報道の現場にテクノロジーを持ち込む新たな事例。

「AIアナウンサー」の取り組みは以前から国内では事例が出てきており、放送に載った事例だと、ちょうど1年前既に昨年ソニーと共同通信デジタルの「沢村碧」が静岡放送で行ったケースなどがある。沢村碧は大阪万博招致の宣伝のため大阪駅のサイネージに活用されることも発表されている。

NHKの場合、4K、8Kなど同社の放送技術研究所(技研)で開発した技術を放送に載せていくケースが多いが、今回もそのひとつである様子。

ただ、率直なところ、実用化という点ではまだ「話題づくり」の側面が強い。全体的には、音声合成エンジンに読み上げの工夫を施すアプローチが多いが、発声だけでなく進行や時間配分のテクニックなど、人間のアナウンサーが持つ特性をすぐ代替できる雰囲気ではない。プレイヤーが多いので本当の意味での「実用化」に向けて切磋琢磨が続くことを期待したい。

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米重克洋

JX通信社 代表取締役

1988年(昭和63年)山口県生まれ。2008年、報道ベンチャーのJX通信社を創業。「報道の機械化」をミッションに、テレビ局・新聞社・通信社に対するAIを活用した事件・災害速報の配信、独自世論調査による選挙予測を行うなど、「ビジネスとジャーナリズムの両立」を目指した事業を手がける。

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