Y!オーサー

矢萩邦彦

実践教育ジャーナリスト/知窓学舎・スタディオアフタモード代表

矢萩邦彦

1995年より教育・アート・ジャーナリズムの現場でパラレルキャリア×プレイングマネージャとしてのキャリアを積み、一つの専門分野では得にくい視点と技術の越境統合を探究するアルスコンビネーター。一万五千人を超える直接指導経験を活かし「受験×探究」をコンセプトにした学習塾『知窓学舎』を運営、教育ジャーナリスト・教育カウンセラーとしても活動。代表取締役を務める株式会社スタディオアフタモードではメディア事業に従事、主宰する教養の未来研究所では「教養とキャリア編集」「遊びと学び」研究を軸に、研修・コンサルティング・監修顧問を手がける。●ご依頼等はこちらまで:yahagi(at)aftermode.com

  • 参考になった386797

    • 矢萩邦彦

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      実際、教科書の大判化やカラー化が進んだ影響で、かなり重くなってきています。私立の小学校などでは、通学時間も長いので生徒への負担は計り知れません。何を持って帰る必要があるのかをしっかり自分で判断できるような教育をすることにも意義があります。リスクや効果を一面だけから見ずに、現場での柔軟かつ多角的な臨機応変な対応が求められます。

  • こちらの記事は掲載が終了しています

    • 矢萩邦彦

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      マニュアルではなく、臨機応変に判断をすることは今後求められていく力だと言われていますが、教育の現場では「言われていないことをやるリスク」を感じている生徒が大半を占めます。

      学校という構造の中で定量的に評価をされていれば当然そうなっていくのですが、社会の要請とは少しずつずれが生じて生きているように感じます。思考力や判断力にフォーカスする21世紀型教育が、真に倫理的に行動できる人を育てられるように学校という構造を見直して、アップデートしていくことが望まれます。

  • こちらの記事は掲載が終了しています

    • 矢萩邦彦

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      20年ほど匿名で「学校の嫌なところ」をアンケート調査していますが、「先生が触ってくる」という回答は決して少なくありません。実際口頭では言えなくても、匿名だと出てくるというのはかなり闇があります。学校ですらそんな状況ですから、家庭でとなると更に誰にも言えない状態で我慢している人も居ると考えられます。

      潜在化している問題を引き出せるような場作りは、オープンにするだけでは難しいものです。もちろん専門性があるかどうかも大事ですが、それよりも人間として信頼できるかどうかの方が問題を抱える小中学生にとっては重要な要素になっていると感じます。まずは関わる大人が想像力を持って、自分の価値観を押しつけずに真摯に対応することが望まれます。

    • 矢萩邦彦

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      かつて全く話さない生徒に対して、匿名(ペンネーム)の筆談でやり取りをしていたことがありました。クラスの中で声を発することはできない。でも、言いたいことがないわけではない。そういう生徒と対峙したときに一体何がコミュニケーションの壁になっているのか、想像して手を変え品を変え試行錯誤することは大事です。うまくいかなくても一生懸命やろうとしている大人の態度を見て少しずつ変わるケースもあります。

      前述の生徒の場合他の方法では難しかったですが、匿名の小さな紙にはたくさんのメッセージを詰め込んで書いてくれました。そうやって出てきた気持ちが「学校に行きたくない」であればそれを尊重してあげれば良いし、そうでないならまた別の方法があります。ご家族や教育現場に関わる人に相手に合わせて色々なメッセージの受け取り方を試み、個性や感情主張を受け止める準備や余裕があれば、少しでも生きやすい生徒が増えていくと感じます。

    • 矢萩邦彦

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      自分の子が「協調性がない」「空気が読めない」「好きなことにしか集中できない」「発達障害かも知れない」保護者の方々からそんな悩みを聞くことが年々増えてきています。それが原因で学校でうまくやっていけないという悩みや、それゆえ中学受験という選択を考えるケースも多いようです。実際、中学受験をする生徒にはかなり個性的な生徒も多いですが、受験勉強と相性が良いとは限りません。

      また、クラスでうまくいかない場合、先生達ともうまくいかない場合もあるので、無理に学校にこだわらず、個性を認めてくれるような場所を学校外で探したり、また別の学校に行くという選択もあります。最近では急速に、通信制の学校やホームスクールなどの方法にも注目が集まっており、そういう家庭をサポートする団体やサービスも目につくようになってきました。我慢するのではなく、柔軟に方法を考えて選択したいところです。

  • こちらの記事は掲載が終了しています

    • 矢萩邦彦

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      許されない事件です。全国の児童相談所が対応した児童虐待の件数は、26年連続で増加しており、2016年度では12万件を超えています。以前、100人くらいの小学生に「家族から暴力を受けたことがあるか」というアンケートを採ったことがあります。その際、1週間以内に何らかの暴力を受けたと答えた生徒が半分以上いて驚きました。もちろん、どこからが暴力なのかという境界線は子どもにとって曖昧ですし、大げさに言う子や気付いていない子もいますのでアンケートの数字のみでの推測はできませんが、それでも彼らと話していると日常的に手を出してしまう家庭は少なくないのだと感じます。学校での暴力やいじめなどが原因で不登校になる生徒もいますが、家庭だけに居場所を求めることでのリスクも少なからず存在します。どこをベースにするにせよ、できる限り複数の大人が関わるような環境を行政が主導で作ることが望まれます。

    • 矢萩邦彦

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      このような指導者に圧倒的な決定権があるような構造上の問題は、スポーツや部活に限らず、学校にもその他の教育機関にも散見されます。命令・指示をした指導者側に悪意があればなおさらですが、例えなかったとしても「そうせざるを得ないと思ってしまうような環境」だったのですから、そこに解決改善すべき大きな問題があります。伝え方や真意がどうだったかという問題ではありません。今回のような事件がきっかけで、多くの組織が自らの構造を見直し、改善しようという流れができることが望まれます。また今回のように「ちゃんと話すこと」ができるようなフラットな環境作りを進めることが、メディアには求められます。

  • こちらの記事は掲載が終了しています

    • 矢萩邦彦

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      「志願者数」で学校の良さや相性が分かるわけではないですが、主体的に学校の善し悪しが判断できず、「偏差値」同様、数字を指針にして志望校を決める受験生や保護者、予備校は未だ多い状況です。教育業界においても、それに対して疑問の声が多く上がっていますが、各大学の違いや特色が見えにくいことがその変革を阻んでいる印象です。数字を公表するかどうかではなく、アドミッションポリシーをしっかりと作り込んで内容を見直し、特色や魅力をしっかり伝えて、実質で選ばれる大学が増えていくことが望まれます。

  • こちらの記事は掲載が終了しています

    • 矢萩邦彦

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      僕自身も不登校の経験がありますが、現在の不登校の生徒達と接していると、その原因や理由はどんどん多様化・抽象化しているように感じます。そもそも一定数の学校に合わない生徒がいるのは自然なことで、無理に同じ構造や方法を強要せずに教育の目的を果たせるような柔軟な選択肢を用意することが必要でしょう。

      学校と合わない生徒対策と同時に必要だと感じるのは、不登校ではないけれど学校に行く意味を感じていない生徒への対策です。「行きたくない」わけではないけれど「行きたいわけでもない」という生徒の増加が、今後新たな問題に転じるような気がしています。今一度、学校や学びの意味を関わる大人が問い直し、目の前の生徒に合わせた現場単位での変革が望まれます。

  • こちらの記事は掲載が終了しています

    • 矢萩邦彦

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      かつてカンボジアの学校を取材した際に、先生の私塾での課外講義を受けないと進級できない仕組みが黙認されているのを目の当たりにしたことがあります。それは極端な例としても、たとえ「強制」でなくとも、あからさまに参加者と不参加者が差が付いてしまうようなものであれば問題です。

      また、成績その他で問題を抱えている生徒は、「新型うつ」などと呼ばれるような「朝起きれない」生徒が少なくありません。そういった生徒に朝課外で対応すること自体に無理があるようにも感じます。学校内だけで解決が難しければ、家庭や民間の教育機関と連携して、生徒ごとの状況に合わせて多様な解決策を講じることが望まれます。

残り315

もっと見る