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海原純子 認証済み

博士(医学)・心療内科医・日本医科大学特任教授

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海原純子

東京慈恵会医科大学卒業。同大講師を経て、1986年東京で日本初の女性クリニックを開設。2007年厚生労働省健康大使(~2017年)。2008-2010年、ハーバード大学大学院ヘルスコミュニケーション研究室客員研究員。2013年より日本医科大学医学教育センター特任教授。2018年昭和女子大学特命教授。復興庁心の健康サポート事業統括責任者(~2014年)。被災地調査論文で2016年日本ストレス学会賞受賞。日本生活習慣病予防協会理事。日本ポジティブサイコロジー医学会理事。医学生時代父親の病気のため歌手活動で生活費を捻出しテレビドラマの主題歌など歌う。医師となり中止していたジャズライブを近年再開。

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      震災後3年を過ぎたころ、津波被害を受けた沿岸部で復興庁のサポート活動をしていました。大船渡で被災者の方のためのワークショップを開く会場に着いたとき年配の女性と若い女性2人が抱き合って泣いていることに気がつきました。お二人は震災前同じ職場にお勤めで、先輩後輩だったそうです。おひとりが定年で退職しそのあとすぐに震災が起きて連絡が取れなくなりそのまま3年が過ぎたそうです。たまたまこのワークショップに参加したことでまた出会えたとい
      うことでした。お二人の姿は忘れられません。

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      固定電話だけでなく携帯電話もこわいという方は診療現場で多いと感じています。特に若い世代で目立ちます。メールのように対応するのに考える時間があるのとは違い、すぐに対応しなければならない事、また自分の心構えができていないときに突然自分の時間に侵入してくる事で不安が起こります。メールより緊急性がある電話に拒否反応を感じるのです。中高年のように電話しかコミュニケーションツールがない世代の方は慣れていますがメールやラインコミュニケーションが主体の若い世代では電話が不安を引き起こすといえます。

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      船内は設備が備わっているとはいえ外に出られないということもあり、船内にとどまっている方の不安は強くストレスが懸念されます。この先どうなるかわからないということが不安の大きな要因になりますから頻繁に情報を伝え進捗を明らかにすることが何よりも大切だと思われます。わからない、情報がないということが不安を生むので出来る限り細かく全員に行き渡る連絡手段で情報伝達をお願いしたいと思います。
      乗客の方は部屋の中から出られないというストレスを軽減することが必要でしょう。部屋の中でしていただきたいのは軽く身体を動かしたりストレッチする事です。身体を動かす事は気分の改善に効果がありますので少し身体を動かしていただきたいと思います。船内に身体を動かしやすい音楽を流すようなことができればそれもいいかと思います。一方で船内の乗組員の方は長時間勤務になっていると思われますから業務分担のシステムが必要でしょう。

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      この数年,線維筋痛症という診断を受けて休職に入る社員の方とかかわる機会が産業医として働く現場で増えてきました。私が現場でかかわった方はほとんどが女性で社内で中堅として勤務している方たちです。線維筋痛症の原因は不明ですが全身に激しい痛みが起こり睡眠障害を起こしたり疲労感、筋肉のこわばりなどが起こります。頭痛が起こることもあり痛みのために仕事に集中することがむつかしくなる場合があります。こうした症状はストレスや温度の変化、仕事の負担感が多い場合に悪くなることがありさらに周囲から単なる「気分の問題」ととらえられ症状について理解されないことで孤独感を感じることも多いのです。治療は仕事を含め生活の中でのストレス要因を調べ環境を整え睡眠をきちんととれる環境を作ることが大事です。そのうえで軽いストレッチや有酸素運動、深呼吸などでの自律神経の調整、などを中心に行います。

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      自律神経とは血圧や呼吸数、体温、消化、汗や唾液分泌などを調節している神経系を言います。意識しなくても自動的に機能している神経系で脳の視床下部がそのコントロールをしています。自律神経には交感神経と副交感神経がありそれがバランスを保ち体の機能をつかさどっています。ですからこのバランスが崩れると身体全体の様々な器官に影響してしまいます。自律神経の不全を引き起こす原因は様々です。脊髄疾患やパーキンソン病などの疾患に引き続いて症状が起こることもありますし、ストレスや不安神経症、適応障害などで自律神経のバランスが崩れることもあります。外来を受診する方の場合、ストレスや過労による場合が多く、症状としてはめまい、耳鳴り、消化器症状、発汗、頻脈などが見られます。治療はまずストレス要因を軽くして休息をとるほか、自律訓練法が有効です。自律訓練法は、吸う息の倍から3倍の長さで息を吐く呼吸法が役立ちます。

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      不安障害には色々な種類があります。生活全般に不安が起きる全般性障害のほかパニック障害、また過去のトラウマによるPTSDも不安障害といえます。なにが原因かと特定するのは難しいですが本来不安自体はあっても不思議ではなく不安により日常生活に支障をきたした場合が不安障害です。ストレス状態が続いた場合やなにかしらのストレスイベントがあった時起こる事もあり早めに気がつき対処することが大事です。治療は不安を軽くする抗不安薬などの薬物療法のほか認知行動療法も有効です。リラックスして自律神経をバランスをとる環境も必要です。心理的なサポートがある場合、エクスポージャー法という方法も行われる事があります。これは不安のある場面を避けずに乗り切ることで不安を乗り切れるようにするものです。

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      ピラミッド式でものが言えない組織のリスクが若者の未来をつぶしてしまった。選手は’上から言われても自分がそれにノーと言えなかった’と自分を責めたが、こうした組織構造で、上からの指示に逆らうことができる人間がどれほどいるだろう。日本の組織はピラミッド構造で上に対してものが言えない組織が極めて多いと思う。上が黒というなら黒にしないと自分の存続が危うくなると追い詰められた心理に。臨床心理学者のアーノルド・ミンデルは、社会にはそれぞれその社会がかかえるゴーストを抱えており、その存在に気が付きにくくそれが社会を心理的に縛っている、日本の場合はそのゴーストは「お上」である、と語っている。つまり組織の上の人間に逆らえないことが日本の組織の問題点ということだ。組織のトップにいる人はスポーツや教育分野だけでなく、政治、経営、そして家庭、を含め、今回の問題を人ごとにせず受け止めて考えてほしいと思います。