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辻野ヒロシ

モータースポーツ実況アナウンサー/ジャーナリスト

辻野ヒロシ

鈴鹿市出身。エキゾーストノートを聞いて育つ。鈴鹿サーキットを中心に実況、ピットリポートを担当するアナウンサー。「J SPORTS」「BS日テレ」などレース中継でも実況を務める。2018年は2輪と4輪両方の「ル・マン24時間レース」に携わった。また、取材を通じ、F1から底辺レース、2輪、カートに至るまで幅広く精通する。またライター、ジャーナリストとしてF1バルセロナテスト、イギリスGP、マレーシアGPなどF1、インディカー、F3マカオGPなど海外取材歴も多数。

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      近年の東京オートサロンは自動車メーカーが多数ブース出展しており、モーターショーと並ぶ巨大イベントに成長しています。オートサロンは83年に東京エキサイティングカーショーとしてスタートし、かつてはヤンチャなクルマや違法改造車が多かったイメージですが、現在ではそういったテイストのクルマの出展はごくごく一部であるということを忘れてはいけません。来場した人とSNSやネットで情報を見ているだけの人では随分と印象が違うと思います。記事の中のトラブルはSNSで拡散されましたが、こういった情報はセンセーショナルに伝わりやすいものです。ほとんどの出展者はルールを守って、この3日間のために1年かけて独自のアイディアを詰め込んだカスタムカーを一生懸命製作しています。

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      F1の解説者と言えば今宮純さん。40代以上の方なら誰もがそう思い浮かべます。実況アナウンサーが声のトーンを変えてレースのバトルシーンに緩急をつける一方で、今宮さんは常に冷静かつ客観的な解説をされていました。当時の今宮さんのすごい所はレース展開の変化を邪魔しない、コンパクトにまとめた尺にあったと思います。多くの視聴者がお茶の間の観戦初心者で、後にファンとなる人々は今宮さんの発した言葉を元に知識を蓄えていきました。現在はファンの知識量も増え、データを詳細に分析したマニアックな解説が好まれます。しかし、昨年のラグビーブームを見ていて感じたのは、もう一度F1がブームになるために必要なのは、お茶の間の人にも分かりやすい解説ではないかと言うことです。溢れる情報の全てを伝えるのではなく、いかに分かりやすくまとめて伝えられるか。今宮さんは解説者の基本を実践し、スタンダードを作った名解説者でした。

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      クルマやレースに興味が無いと言われる若い世代でも彼らのように自己資金でレースをしようという人がいるのは素晴らしい事です。ただ、そういう人達のほとんどがクルマ好きの親の影響を受けているのです。90年代まではアルバイトを掛け持ちして飲まず食わずで500万円を稼ぎ、レースをしてプロを目指すという道がありましたが、今の若者たちは現実を知っています。趣味としての最適解が安価で自分たちで整備もできる、電子制御の少ない軽自動車のレース。ただ軽自動車のレースはほとんどがJAF非公認の草レースであり、小規模サーキットでのレースとなります。大きなサーキットで軽自動車レースというと、ホンダのN-ONEオーナーズカップがありますが、コストは学生には厳しい価格帯です。低コストの草レースとはいえ、学生時代のレース経験は自動車メーカーへの就職で有利になるとも言われていますし、興味があるなら取り組むことが何より大切です。

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      ピレリがF1に供給するタイヤ。F1は2007年からタイヤを一社限定にしており、ピレリは2011年から唯一のタイヤサプライヤーとしてF1にタイヤを供給しています。一社限定にする理由はチームのコストダウンが目的です。タイヤが複数メーカーになると、ライバルに勝つためにタイヤの比較評価のためのテスト走行が増えて開発費用が上昇します。一社限定ならばそれを防ぎ、なおかつ競争ではなく、演出の要素としてのタイヤを供給できます。F1は2021年から車体の規定が大幅に変わるため、来年は現行規定下では最後の年。ピレリとしては21年を見据えたデータが取れる新タイヤでやりたいところでしょうが、チームとしては新タイヤを導入することで新たな分析、開発が必要となるので、20年は現状維持にして21年の車体開発により集中したいと言うことです。追い上げるレッドブル・ホンダにとっても20年は差をさらに詰めるチャンスです。

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      今季3勝をマークし、ブラジルGPではレッドブル、トロロッソで1-2フィニッシュを達成したホンダのF1活動継続は何とも喜ばしいニュースです。今年の夏あたりから、レギュレーションが変わる2021年までに撤退するという噂がまことしやかに語られていました。かつてホンダは優勝を飾った1960年代の第1期F1活動の時代も、米国の排ガス規制への対応にリソースを集中するべくF1から撤退したり、第3期はリーマンショックの影響で撤退を決断したりしてきた歴史があります。経営判断として会社の転換期をキッカケにF1活動を辞めてしまっていたのです。しかし、その度に積み上げてきたものは全て失い、再開する時はほとんどゼロからのスタートを強いられました。自動車業界が転換期を迎える中で、2021年以降の新規定でも参戦継続。よくぞ決断してくれました。黄金時代は来るでしょう。

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      故意にぶつけた訳ではない接触。2台ともリタイアというのはまさに悲劇でした。ランキング4位につけるフェラーリ新入りのルクレール、ランキング5位でフェラーリ5年目のベッテルのポイント差は19点。残り2戦で2人の順位はそう簡単に入れ替わることはない状況でしたが、フェラーリはそんな2人に自由に激しいバトルをさせました。結果として両者ともに無得点となり、レッドブルのフェルスタッペンにルクレールはランキング3位の座を譲ることになったわけです。コンストラクターズランキングではフェラーリは2位が確定しています。来季、この2人のバトルがチャンピオン争いになれば良いのですが。

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      本田宗一郎の誕生日、11月17日という特別な日にホンダのパワーユニットを積んだ2台が1-2フィニッシュという快挙。今季の開幕戦での表彰台獲得から、優勝と良い流れが続いています。ホンダは今年、バイクでマン島TTレースに出場してから60周年の記念すべき年。社員の士気を高めるために、行ったことすらない未開の地での挑戦を掲げてきた本田宗一郎。ホンダというメーカーはまさにモータースポーツで自らの技術と人材を鍛えてきたメーカーです。60年近く前、4輪車を作っていない段階での第一期F1活動もそう。ドン底から這い上がってきたストーリーは今のF1も第一期F1活動も同じ。近々、自動車メーカーは業界の変革という荒波が待ち受けていますが、排ガス規制への対応で途中で頓挫した第一期F1活動に習うことなく、F1で勝ち続けて、世界中の人々が憧れるメーカーになって欲しいものです。天国の宗一郎さんもそう思っているはずです。

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      今季シーズン途中からレッドブル入りを果たしたアルボン。ドライバーズサーキットと呼ばれる鈴鹿では、土曜日のスケジュールが中止になり、僅か2日しか走行チャンスが無かったもののエースのフェルスタッペンと同タイムで予選を終え、決勝もポジションをしっかりキープしての4位。彼はルーキーですが、とにかく安定感があります。木曜日のサイン会を欠席して自転車でコースチェックに行ってしまったり、飄々とした部分も一つの魅力。レッドブルとしては手放したくない存在でしょう。

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      F1ベルギーGPが開催されているスパ・フランコルシャンで悲しい事故が起こりました。前座として開催されたF2での事故です。オー・ルージュは世界で最もチャレンジングな高速コーナーであり、アクセル全開で駆け抜ける事が要求されます。レースは2周目なので隊列が接近していた状態で前車がスピンしてコースに戻ってきた時には後続のドライバーたちは避けようがありません。近年のフォーミュラカーは安全性が大きく向上し、頭部を保護するHALOを装着して以来、それでドライバーの命が守られたケースが多くあります。しかし、今回はハイスピードでの接触、亡くなったユベール選手はさらに後続のコレア選手にも追突され、大きな衝撃を受けたと考えられます。GP3で王者になり、今季からF2に参戦したユベール選手の命が失われたことは残念です。F1をはじめ日曜日のレースに参戦する選手の心のケアも必要です。ユベール選手のご冥福をお祈りします。

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      今季2勝しているマックス・フェルスタッペンに対し、表彰台を獲得できていないピエール・ガスリー。厳しい現実だが、やはり結果が全ての世界。トロロッソも好調なのでガスリーには奮起して表彰台を獲得して欲しいところ。近年、F1はいわゆる持参金を持ち込むドライバーが政治的にシートを得て、ドライバーがチェンジするという事態が多かったが、フェルスタッペンのレッドブル昇格や今回のアルボンの昇格のように選手の実力と結果を鑑みてシートチェンジが行われるのは歓迎すべきことでしょう。

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