田中宝紀

NPO法人青少年自立援助センター定住外国人支援事業部責任者 報告 オーサー

2017年時点で1年間に生まれた赤ちゃんの内、50人に1人は”ハーフ”、”ダブル”と呼ばれる海外ルーツの子どもたちでした。外国籍の方の増加も含め、日本で暮らす人たちの多様化が着実に進む一方で、私たちの意識が追いつかず、「レイシャル・ハラスメント」(人種的偏見に基づく嫌がらせ)に溢れた状況が学校や職場などで続いています。
「〇〇人だから」「”ハーフ”だから」と言った大きな主語で誰かをカテゴライズしようとする際、そこに当てはめられてしまう人たちを傷つける可能性があることは海外にルーツを持つ人々に限ったことではありません。記事にもある通り、「誰もが自分として生きることを尊重される社会」は海外ルーツの方々だけでなく、日本社会に暮す全ての人にとって生きやすい社会となるはずです。彼女達のような、当事者や近い立場の人々の声に耳を傾けながら、1人1人ができることについて考えてみていただけたらと思います。

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田中宝紀

NPO法人青少年自立援助センター定住外国人支援事業部責任者

1979年東京都生まれ。16才で単身フィリピンのハイスクールに留学。 フィリピンの子ども支援NGOを経て、2010年より現職。「多様性が豊かさとなる未来」を目指して、海外にルーツを持つ子どもたちの専門的日本語教育を支援する『YSCグローバル・スクール』を運営する他、日本語を母語としない若者の自立就労支援に取り組む。 現在までに35カ国、750名を超える子ども・若者を支援。日本語や文化の壁、いじめ、貧困などこうした子どもや若者が直面する課題を社会化するために、積極的な情報発信を行っている。2019年度、文科省「外国人児童生徒等の教育の充実に関する有識者会議」委員。

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    withnews 12月20日(金) 14時02分

    田中宝紀

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