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田中久勝
音楽&エンタメアナリスト
オリコン入社後、音楽業界誌編集、雑誌『ORICON STYLE』(オリスタ)、WEBサイト『ORICON STYLE』編集長を歴任し、音楽&エンタテインメントシーンの最前線に立つこと20余年。音楽業界、エンタメ業界の豊富な人脈を駆使して情報収集し、アーティスト、タレントの魅力や、シーンのヒット分析記事も多数執筆。現在は音楽&エンタメエディター/ライターとして多方面で執筆中。
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令和に昭和が熱い シニア層が押し寄せる“フェス”、歌謡曲のスターが集結する『夢コンサート』とは?写真
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12月7日(土) 12時59分
田中久勝の最近のコメント
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小田和正の特番「クリスマスの約束」2年ぶり復活 清水翔太らと「この日のこと」披露写真
スポーツ報知 12月4日(水) 4時00分
田中久勝
|12/2、この番組の収録取材に伺いました。小田さんの、音楽へ、アーティストへの溢れる愛情、そして参加...続きを読むしたアーティストの小田さんへのリスペクトが、歌に滲み出ていました。それぞれの“想い”が会場を包み、素晴らしい時間に。ゲストの清水翔太さんが、デビュー翌年の09年にこの番組に参加して、各アーティストが自身の歌を歌い繋ぐ伝説のメドレー“22分50秒”で、この番組のテーマソング「この日のこと」を歌い、以来、「この時にご一緒したアーティストの皆さん、そして小田さんにまた会えるように、そういう思いが今の自分の活動を支えている気がします。孤独な時、不安な時、すごく助けていただいている」と、今年8月に自身のSNSに「どうしても歌いたくなって」この曲の弾き語りをアップ。それを小田さんが観て「今年は翔太を呼んで、この曲で締めくくりたいと思った」と、12人で圧巻のハーモニー披露。歌の“力”を改めて感じました。
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【紅白】出場歌手決定 キスマイ、菅田将暉ら初 美空ひばりさんが“AI技術”でよみがえる写真
オリコン 11月14日(木) 15時07分
田中久勝
|今年の顔ぶれを見ると「バランス」が取れているという印象。選考ポイントは例年通り「今年の活躍度」「世論...続きを読むの支持」「番組の企画・演出に沿う」の3つを中心に、そこに『NHKのど自慢』の予選出場者が歌う曲目」、「CD・カセット・DVDの売上げ」、「有線・カラオケのリクエスト」、「インターネットや携帯電話によるダウンロードについての調査」、「NHKの番組への貢献度」などのデータも加味される。初出場組の髭男、King Gnuはサブスクで桁違いの強さを見せる、若い世代を熱狂させているニュースターだし、菅田将暉は今最も注目を集める俳優・歌手であり、毎年候補に挙がっていたLiSAは、アニソン界のスターとして国内外で圧倒的な人気とライヴ動員を誇り、子供達を熱狂させているFoorinは当然の出場。時代に合っているかは別にして、”家族で観る”音楽番組というコンセプトを考えると、各世代が楽しめるよう“整えた”印象だ。
田中久勝
音楽&エンタメアナリスト 報告 オーサー歌が最大の娯楽であり、人々の心の支えにもなっていた戦後の日本、そして昭和という時代。中でも美空ひばりさんと、その歌は特別な存在だった。多くの人がひばりさんの歌で癒され、励まされた。没後30年の今年、9月に放送されたNHKスペシャル「AIでよみがえる美空ひばり」を観て、その技術力の高さに驚かされたのはもちろん、その場にいた全ての人が号泣している姿を観て感動した。セリフまであり、しかも全く不自然さがなく、科学の力が人の心を震わせた瞬間と、改めてひばりさんの存在の大きさを、目の当たりにした。ひばりさんの生前最後のシングル「川の流れのように」を作詞した秋元康さんが、再び手がけた新曲「あれから」は、「川の~」の“次”にふさわしい作品だと思った。今回のAIでの復活に、様々な意見が飛び交っているが、70回という節目を迎えた今年、紅白の常連だったひばりさんの歌を聴きたいという年配の方も多いはずだ。