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関口威人

ジャーナリスト

関口威人

1973年横浜市生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科修了。中日新聞記者を経て2008年からフリー。名古屋を拠点に地方の目線で環境、防災、科学技術などの諸問題を追い掛ける。「志」のソーシャル・ビジネス・マガジン「オルタナ」編集委員。

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      高齢者施設といえば2009年7月、山口県防府市の老人ホームが大雨による土石流に襲われた災害があります。このときは裏山から土砂が一気に流れ込み、高齢者7人が亡くなりました。今回は川の増水で流木などが正面から押し寄せたとみられ、詳細はまだ分かりませんが防府を上回る被害となってしまったようです。防府の教訓を生かそうという取り組みも各地で聞かれましたが、全国的にはまだ追いついていないのか…。観測史上初の東北上陸台風。あらゆる「まさか」の災害を想定して他地域や施設でも避難計画などの再点検が急がれます。

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      イタリアで今回の地震と似た2009年のラクイラ地震では、地震リスクを十分に警告できなかったとして地震学者ら7人が過失致死罪で起訴されました。しかし、2014年の二審では結局そのうち6人に逆転無罪が言い渡されています。責任追及が無用とは言えませんが、過失を問う代わりに速やかな原因究明や再発防止策を徹底しなければなりません。ラクイラの教訓がその後どれだけ生かされていたのでしょうか。今回の「捜査」が同じような方向性で進められるのだけは避け、それよりも耐震補強や改修、防災・減災のノウハウを日本を含めた世界中からオープンに募るべきでしょう。

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      M6.2と規模は大きくないものの、浅い震源で未明に発生した地震。現場はかなりの山岳地帯に、石造の民家が密集する町並みです。日本の山間地の災害では2004年の新潟県中越地震が代表的ですが、旧山古志村で標高300~600mだったのに対し、今回のアマトリーチェは750~2500mの高地にあり、救援や復旧も困難を極めそうです。
      NYTimesの解説記事によれば、イタリアも09年のラクイラの地震を経験し、新しい建物に対する耐震性の法律ができましたが、既存建築への対応はほとんど進んでいませんでした。ラクイラの地震リスクを事前に十分警告できなかったとして、地震学者ら7人が過失致死の罪で起訴され、いったんは有罪判決が出た後、2014年の二審で無罪になる混乱もありました。既存不適格の耐震化や地震リスクの伝達など、日本も受け止めるべき教訓があるはずですが、まずは亡くなった方のご冥福と生存者の救出を祈ります。

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      名古屋空港で1日だけ取材をしました。操縦士は元スイス空軍パイロット、いかにも優秀そうなエンジニアら40人ほどが拠点のモナコなどから来日して修理や調整を続けていました。スポンサーもオメガなど大企業がついているので資金は潤沢のようでしたが、さすがにこれだけの故障や延期続きは想定外だったのでしょう。
      機体が軽いほど「省エネ」だけれど風など天候に左右されやすい、太平洋をできるだけ日が長い季節に飛ばなければならなかったけれども逆に日を受け過ぎてパネルが焼け付いてしまった…など、次々見えてきた課題が将来広く生かされればいいのですが。
      技術的な挑戦としては応援したいですが、調布の事故などもありましたしとにかく安全を再優先にしてほしいです。目の前でみるとかなりデカいもの(両翼でボーイング747より長い72m)でした。

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      ネパールで過去最大級の地震は1934年のビハール地震。マグニチュードは8.1から8.4とされていますが、首都カトマンズからは東へ170km以上離れ、震源の深さも30kmほどでした。今回はカトマンズの西80km、震源の深さも約15kmで、首都直撃に近いのではないでしょうか。近年の建築の耐震化や開発規制がどこまで進んでいたか、日本の支援策も少なくなかったようなので、被害が少しでも抑えられていることを願います。