高橋浩祐

国際ジャーナリスト 報告 オーサー

筆者は昨日、日本外国特派員協会での河野防衛大臣の記者会見に参加した。大臣は、ロケットブースターが陸自のむつみ演習場内に確実に落下できない点が、イージスアショア配備計画中止を決めた唯一の理由と主張した。本当なのか。いざ北朝鮮から核ミサイル攻撃があったら、落下物を気にするより、まず迎撃すること自体が何より大事なはず。迎撃しないと、第二の広島、第二の長崎が生じてしまい、何十万、何百万人が死ぬかもしれないのだから。

落下物を気にすれば、市ヶ谷の防衛省内などに配備するPAC3による迎撃も理論的にはできなくなる。

河野大臣に質問したら、「ブースターの落下をコントロールすると地元と約束したからだ。PAC3については、特に地元と約束はしていない」と述べた。ただし、PAC3等の落下物が地上に落ちれば被害が出る可能性があるのは、イージスアショアのブースターと同じ。PAC3の場合は別とするのは無理がないか。

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高橋浩祐

国際ジャーナリスト

英軍事専門誌ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー東京特派員。ホリプロ所属。令和元年度内閣府主催「世界青年の船」日本ナショナルリーダー。ハフポスト日本版前編集長。元日経CNBCコメンテーター。1993年慶応大学経済学部卒、2004年米コロンビア大学大学院ジャーナリズムスクールとSIPA(国際公共政策大学院)を修了。朝日新聞やアジアタイムズ、ブルームバーグで記者を務める。北朝鮮関連専門ニュースサイトのNK Newsや論座、文春オンライン、産経新聞のJapan Forward、東洋経済オンライン、ビジネスインサイダー日本版、英紙ガーディアン、シンガポールのザ・ストレーツ・タイムズ紙等にも記事掲載。

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