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松谷創一郎

ライター、リサーチャー

松谷創一郎

1974年生まれ、広島市出身。商業誌から社会学論文まで幅広く執筆。国内外各種企業のマーケティングリサーチも手がける。得意分野は、カルチャー全般、流行や社会現象分析、社会調査、映画やマンガ、テレビなどコンテンツビジネス業界について。現在、『先読み!夕方ニュース』(NHKラジオ第1)にレギュラー出演中。著書に『ギャルと不思議ちゃん論:女の子たちの三十年戦争』(2012年)、『SMAPはなぜ解散したのか』(2016年)、共著に『どこか〈問題化〉される若者たち』(2008年)、『文化社会学の視座:のめりこむメディア文化とそこにある日常の文化』(2008年)など。社会情報学修士。

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      12球団でも屈指の打力を誇るカープには、まだ隠し玉がいました。それが今年2年目のザビエル・バティスタ(25歳・右投げ右打ち)です!
      2軍ではここまで39試合に出場し、146打数53安打で打率.363、本塁打14本、打点38と三冠王です。OPSは1.110と圧倒的で、先月から支配下登録を望むファンは少なくありませんでした。
      もちろん弱点もあります。守備です。主に外野と一塁を守りますが(内野手登録)、2軍での守備率(外野)は.947と決して高くありません。それでも今回支配下登録されたのは、記事にもあるように交流戦でのDHを考えてのこと。おそらくペーニャと入れ替えで1軍登録されるでしょう。
      カープはこれまでもドミニカアカデミー出身の選手を大成させてきました。メジャーでブレイクしたソリアーノやペレス、日本で活躍したチェコやロサリオなどがそう。バティスタにも大きな期待が寄せられています。

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      好調だった2015年は4Dと消費税の影響がありましたが、16年は『君の名は。』『シン・ゴジラ』と日本映画のヒットが興行を牽引しました。邦洋のシェア率は63.1%対36.9%となっており、過去40年間で邦画の割合は2番目に高い水準です。
      作品タイプでは、興行の中心は完全にアニメです。邦画の上位10本中6本、洋画も同4本がアニメです。世界的にも特異な映画産業になりつつあると言えます。
      振り返ると、興行収入で史上最高を記録した2010年のように、1年だけ好調な年は過去にもありました。が、翌11年にガクンと下落し、結局「平均への回帰」のような現象を見せたです。ところが、2015年と16年と2年続けて高い水準を維持したのは、この20年ほどでは始めて。今後のポイントは、はたして3年連続で好調を維持できるかどうかになるでしょう。

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      『ハウルの動く城』が韓国で公開されたのは、2004年末のこと。しかし当時の韓国映画産業は、現在よりもずっと小さいものでした。2005年の映画観客総数は約1億2342万人。しかし、2016年には2億1702万人にまで増えています(興行収入は約3倍に)。10年ほどで映画人口が1億人も増えたのです。韓国の総人口は約5000万人なので、ひとりあたりの平均映画観賞回数も2.4回から4.3回にまで増えました。これは先進国ではもっとも高い水準。一方日本は、平均1.3回と先進国では最低水準です。
      以上を踏まえて『君の名は。』について考えると、映画人口がそもそも倍にまで膨らんでいるわけですから、単純に考えれば動員が『ハウルの動く城』の倍の600万人を超えれば言うことなしでしょう。また、去年韓国では動員500万人以上の作品が10本ありました。この500万人ラインを超えてくるかも、今後のポイントになるでしょう。

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      この報道が確実だとすれば、非常に興味深い展開です。というのも、飯島氏は明らかに海外進出を企図しているからです。そのときのポイントは、元SMAPの4人が彼女についていくかどうかということでしょう。
      日本では芸能人の独立には、かなりのリスクを伴います。旧事務所の圧力や、テレビ局などが旧事務所を忖度することによって、独立した芸能人が干されることが横行しているからです。最近では能年玲奈がそうです。
      しかし、その影響力は海外には及びません。過去にもw-inds.のように、海外に活路を求めて成功した例があります。
      また、少子高齢化によって市場の縮小を今後余儀なくされることを踏まえても、海外に可能性を求めるのは非常に真っ当です。SMAPは11年に温家宝首相に招かれて北京でコンサートをしていますが、それ以降もジャニーズは海外市場に手をつけていません。飯島さんはそのことを十分に把握していたということです。

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      2NE1のファンは、このニュースを残念に思いながらも、しょうがないなと思うひとも多いことでしょう。
      ここ数年、中心メンバーのCLが海外でのソロ活動を活発化させつつあるなか、一昨年にボムが禁止薬物の輸入疑惑で活動休止、今年4月には最年少メンバーのミンジが脱退しました。一方で、所属事務所YGエンタからは新ガールズグループ・BLACKPINKがデビューし、確実にブレイクしています。こうしたこともあり、解散は時間の問題だと考えていたファンも少なくなかったのです。
      一歩引いて見れば、これはCLと他の3人との力の差がありすぎたからです。歌手グループでこうしたことは珍しくありませんが、CLの能力はK-POPのなかでも群を抜いています。これから彼女がグローバル活動をいかに活発化させるのか、そちらに注目です。

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      『ポニョ』抜いた『君の名は。』は、邦画歴代4位『踊る大捜査線2』の173.5億円も射程圏内に入れました。
      ここまでの推移を週末で区切ると、以下のようになります。
      1週:12.8億円(週末のみ)
      2週:38.7億円(+25.9)
      3週:62.9億円(+24.2)
      4週:91億円(+28.1)
      5週:111.7億円(+20.7)
      6週:128.6億円(+16.9)
      7週:145.6億円(+17)
      8週:154.1億円(+8.5)
      9週:164.1億円(+10)
      先週は、その前の8週目よりもちょっと盛り返しており、とても粘り強い興行になっています。
      日本でメガヒットした映画は、ジブリをはじめファミリー向けが中心です。
      しかし『君の名は。』は、本来的には非ファミリー向けの青春アニメ。どこかの段階でガクッと落ちるだろうと予想されましたが、メガヒットとなりました。これは非常に珍しいことです。

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      執筆者です。この記事が雑誌で発表されてから2週間以上が経ったので、少し補足したいと思います。
      まず『君の名は。』の興行はその後も順調で、今日発表された週末ランキングでもトップ。これで9週連続首位になりました。累計では興行収入164.1億円となり、『崖の上のポニョ』を抜いて歴代邦画ランキング5位に上がりました。4位の『踊る大捜査線2』の173.5億円も射程圏内です。
      海外では、17日に台湾で先行上映公開され、興行収入4400万円と好スタートになりました。台湾の人口は日本の20%ほどなので上々のスタートですが、そもそもアジアの中でも日本アニメに親しんだ層が多い国だからこその結果でしょう。またハリウッドのブロックバスターには、劣る結果でもあります。
      大切なのは一回ヒットするだけでなく、恒常的に日本映画を公開できる体制を整えていくことでしょう。

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      「テレビとネットの“いい関係”」と、SNSでの感情共有を古き良きテレビ視聴の姿と重ねていますが、今回のオリンピックはNHKがネットで中継やアーカイブを積極的に配信しているように、必ずしもテレビモニタで見るものではなくなっています。
      おそらくこの記事の執筆者は、テレビの2つのポイントを混在させています。ひとつ目は「放送か通信(ネット)か」という点、もうひとつは「大画面のテレビモニタ」という点。今のところ、前者はまだ一般化とは言えませんが、2020年には多くの家庭でテレビモニタにネットが繋がり、放送と通信の融合が常態化しているはずです。つまり多チャンネル化の浸透です。こうなると視聴者は好きな種目を各自見るので、昔のような一体感は生じにくくなるはずです。同時に、高度経済成長期のような国民的共通意識も弱くなっています。ゆえに昔のテレビのあり方を現在に適用するのは、ちょっとズレているように感じます。

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      今年セリーグのMVPは、たとえカープが優勝してもこのまま行けばヤクルトの山田哲人の可能性が高いです。三冠王だけでなく最多安打に盗塁王に出塁率王と、打撃6冠を快走しているからです。ただ、その牙城を崩す可能性がもっとも高いのは新井貴浩、通称「新井さん」です。
      それは、この7月の活躍によって新井さんの打点王の芽が出てきたからです。現在、山田は72打点、新井さんは65打点と差が縮まってきました。なお、新井さんは休養もあるため、出場試合数は山田よりも7つ少なくてこの結果ですから、いかに今年の新井さんが「打点大好きオジサン」ということがわかるでしょう。阪神時代の後半はいったい何だったんだろうかという活躍ぶりです。
      ここ最近はホームランも増え、しかも今日は2本ともライトスタンドへ放り込むという器用さを見せた新井さん。打点王を奪い取り、カープの優勝とともにMVPを獲得できることが期待されます。

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      油断はできないが、おそらく優勝できる──この試合でそう感じたカープファンは少なくないはずです。今年、カープがセ・リーグで唯一負け越していたのは巨人でしたが、これでついに五分に戻しました。
      これまで、カープの強さに満足しながらもどことなく不安に思っていたファンもいたはずです。なぜなら、1996年に前半だけで貯金20を稼ぎならが、最後には巨人にかわされた「メークドラマ」の記憶があるからです。しかし、この試合はそれを払拭する内容でした。
      内容的にも、今季のカープの強さを象徴するものです。新井が逆転を導き、若手の鈴木と下水流がそれに続き、投手陣がしっかりと踏ん張りました。圧勝です。
      さらに一時的に昇格と思われる新人捕手の船越が、初打席初ヒットを放ち、そのままホームに帰ってきました。新戦力も育っています。ツッコミどころがまったくなく、「もはや向かうところ敵なし」とは、現在のカープを表す言葉でしょう。

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