清水英斗

サッカーライター 報告 オーサー

サッカー界における帰化案件は、以前詳しく取材したことがありますが、ブラジルは原則的に国籍離脱を認めておらず、他国でパスポートを取得しても、ブラジルの国籍は喪失しません。例外的に困難な手続きを経ない限りは。

もちろん、日本や中国など二重国籍を認めていない国では、そのパスポートは無効ですが、ブラジルへ入国するときは有効になります。仮にオスカルも帰化すれば、中国では中国のパスポート、ブラジルに帰ればブラジルのパスポートを使い分けることになるでしょう。実質的な二重国籍は、各国の国籍法の違いによって起こります。実際、田中マルクス闘莉王など日本で帰化した選手も、ブラジル入国時はブラジルのパスポートを使っていました。

つまり「国籍を手放す」といっても、手放すのは中国内におけるブラジルのパスポートの権利だけ。アイデンティティ等の心理的な問題は別として、実務的デメリットは少ないです。

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清水英斗

サッカーライター

1979年12月1日生まれ、岐阜県下呂市出身。プレーヤー目線で試合を切り取るサッカーライター。新著『サッカー観戦力 プロでも見落とすワンランク上の視点』『サッカーは監督で決まる リーダーたちの統率術』。既刊は「サッカーDF&GK練習メニュー100」「居酒屋サッカー論」など。現在も週に1回はボールを蹴っており、海外取材に出かけた際には現地の人たちとサッカーを通じて触れ合うのが最大の楽しみとなっている。

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