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清水英斗

サッカーライター

清水英斗

1979年12月1日生まれ、岐阜県下呂市出身。プレーヤー目線で試合を切り取るサッカーライター。新著『サッカー観戦力 プロでも見落とすワンランク上の視点』『サッカーは監督で決まる リーダーたちの統率術』。既刊は「サッカーDF&GK練習メニュー100」「居酒屋サッカー論」など。現在も週に1回はボールを蹴っており、海外取材に出かけた際には現地の人たちとサッカーを通じて触れ合うのが最大の楽しみとなっている。

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    • 清水英斗

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      サッカー界における帰化案件は、以前詳しく取材したことがありますが、ブラジルは原則的に国籍離脱を認めておらず、他国でパスポートを取得しても、ブラジルの国籍は喪失しません。例外的に困難な手続きを経ない限りは。

      もちろん、日本や中国など二重国籍を認めていない国では、そのパスポートは無効ですが、ブラジルへ入国するときは有効になります。仮にオスカルも帰化すれば、中国では中国のパスポート、ブラジルに帰ればブラジルのパスポートを使い分けることになるでしょう。実質的な二重国籍は、各国の国籍法の違いによって起こります。実際、田中マルクス闘莉王など日本で帰化した選手も、ブラジル入国時はブラジルのパスポートを使っていました。

      つまり「国籍を手放す」といっても、手放すのは中国内におけるブラジルのパスポートの権利だけ。アイデンティティ等の心理的な問題は別として、実務的デメリットは少ないです。

    • 清水英斗

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      公式戦は選手14人以上がいれば成立すると定められましたが、今回は行政による濃厚接触者の特定が間に合わず、濃厚接触の可能性がある選手を除くと、14人が揃わないため、試合中止の判断になりました。そういうケースもあるのかと思いましたが、事情を聞けば、仕方がないことだと思います。

      今回については、陽性の3人が移動中の新幹線内で並んで座り、お弁当を食べたという行動履歴がありました。濃厚接触と特定するか否かは微妙なところのようですが、この辺りのリスク回避もガイドラインに付け加えられる見通しになりました。今は市中感染が広まっているため、1人や2人の陽性が出るのは仕方がありませんが、それが3人、4人と広がらないよう、Jリーグは対策をアップデートしています。

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      偉大な前任者ジェラードの後継として、2015-16シーズンにヘンダーソンはキャプテンに就任しました。まさにチームの柱と言える存在だと思います。
      プレー面でも中盤を支えるキーマンになっており、猛烈な個を備えたリヴァプールの3トップが守備で疲労せず、攻撃に躍動できるのも、中盤のハードワークがあってこそです。今季もヘンダーソンが負傷離脱した2月頃は、チームのパフォーマンスが落ちるなど、不在の影響は感じられました。左足の足底筋膜炎という持病を抱え、酷いときはかかとを着けないほどの痛みに悩まされながらも、持病と付き合い、さらにパフォーマンスを上げていく姿には脱帽です。
      現在は30歳。来季は終盤に負ったひざの負傷により、開幕に間に合わない可能性がありますが、出来るだけ長く君臨して欲しい選手です。

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      去就については本人やクラブの意向、さらにレアル・マドリーの外国人枠が埋まっている等の問題があるので、総合的に考慮して決まるだろうと思います。

      ただ、改めて思うことですが、19歳くらいの若い選手は、短期間でまるで別人のように進化することがあります。思い返せば、久保がJ1のFC東京で試合に出られるようになったのは、わずか1年と4~5カ月前のことでした。今はスペイン1部で大きな注目を浴びる存在です。
      もちろん、ベースには彼のプレービジョンや技術があったことは言うまでもありませんが、この自粛期間中にも久保のフィジカルは一回り上がったと思いますし、驚くべきスピードで進化を遂げています。

      久保の去就を決める材料はたくさんありますが、やはり19歳という年齢を考えると、何より試合に出続けること、出場機会を確保することはプライオリティが相当高いのではと思います。
      久保に限ったことではありませんが。

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      リーグ再開後は中2日の過密日程が続いていましたし、久保は出場時間も長くなっています。さすがに疲れていると思いますし、正直、「快速ドリブル」というほどのキレは感じませんでした。
      それでも巧みなボールタッチで相手DFに飛び込ませず、そのままズルズルと持ち運んでシュートまで行ったのは見事です。ほとんどの選手の足が止まる中、こぼれ球に詰める執念も見せました。

      こういう典型的ドリブラーのようなプレーが久保の真骨頂だとは全く思いません。しかし、こんなプレーも世界のトップレベルで出来るんだよと、マジョルカで証明したのは大きいと思います。

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      2021年は6月、7月、8月、9月とA代表と五輪代表の活動が続きますし、欧州組の選手はオフの休息期とも重なります。果たして「ワンチームツーカテゴリ」が成立するのかどうか疑問です。

      たとえば6月に最終予選4試合を戦った選手が、7月23日からの東京五輪に出られるのか。東京五輪を戦った選手が、欧州との往復をこなしつつ、9月頭の最終予選に再び戻って来れるのか。その間、欧州組はオフをどう取るのか。
      実質的には2チーム切り分けた活動をするしかなく、だったら東京五輪とW杯最終予選の間に明確なプライオリティを付け、それぞれ専任チームとするのも一つの考えだったと思います。

      また、兼任のメリットも色々出ていますが、それが専任にした途端にすべて失われるとは思いません。逆に失われるとすれば、世代を貫くベースの無さ、長期的な強化目線まで監督次第になっているのが問題ではないか、と思います。

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      相手FKからのカウンター場面でしたが、岡崎は全力疾走で最前線へ、自分よりも前にいる味方をグーンと追い越し、駆け抜けて行きました。そしてクロスに対してポジションを取り直し、相手DF間でフリーになってヘディングを決めています。

      ボールが来ようが来まいが、全力疾走が無駄になることが多々あっても、岡崎はいつも”そこ”に居ます。こういった得点シーンの裏に、どれだけの地道なランニングの繰り返しがあったか。
      一本槍の愚直さは、岡崎の最も大きな長所だと思います。基本的に、人間はそれが苦手であるだけに。

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      コロナ禍によるリーグ中断を経て、久保は一段とスピードやパワーなどフィジカル能力が上がったように見受けられます。スペイン、ラ・リーガの舞台でも見劣りせず、むしろダイナミズムを感じるプレーぶりです。

      思い返せば、久保は2019年2月に開幕したJ1でプレーした後、6月にレアル・マドリードへ移籍し、プレシーズンキャンプを経て欧州リーグも開幕していました。つまり、久保は日本と欧州のシーズン違いにより、1.5シーズンを戦い抜いていたところです。しかし、その終盤にコロナ禍があり、結果的には2~3カ月のオフを強制的に取ることに。久保のコンディションや怪我の回避においては、プラスに作用した面もあったと思います。

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    • 清水英斗

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      今季Jリーグは川崎の三笘薫、FC東京の安部柊斗などの大卒ルーキーに加え、10代の選手もC大阪の西川潤、鹿島の荒木遼太郎や染野唯月など、才能豊かなルーキーが非常に多いです。

      もし今年東京五輪が行われていれば、メンバー入りの可能性はほぼ無かったと思われますが、この1年延期により、有望な新人たちにアピールの機会が生まれました。
      今季は降格無しの規定になったので、クラブによっては積極的に若手を起用することも考えられます。もしかすると1年後、全く想定とは異なる五輪代表のリストが出来上がるかもしれません。
      Jリーグはいよいよ再開ですが、そんなところも大きな見所になると思います。

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    • 清水英斗

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      サッカー界には『いいストライカーがいれば試合に勝てる。だが、いいDFがいればタイトルを取れる』という古い格言があります。
      3トップが注目されるリヴァプールですが、近年の安定的な強さは、まさに守備陣の充実によるものでしょう。この2~3年の間、DF史上最高額の移籍金を払ってファン・ダイクを、GK史上最高額でアリソン・ベッカーを補強し、今季の失点はわずか21。リーグ最少でした。ヘンダーソンをはじめとするMF3人も優れたハードワーカーで、この失点の少なさがリヴァプールの勝負強さを生み出しています。見事なリーグ優勝でした。

      一方、南野はこの完成されたチームに加入したわけで、適応は並大抵のことではありません。ただ、これまで思った以上に出場機会を得ており、リーグ再開後も2試合連続で起用されています。
      まだ好プレーとは言えませんが、味方は南野をよく見てパスを出してくれるので、今後に期待できると思います。

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