Y!オーサー

嶋崎量

弁護士(日本労働弁護団常任幹事)

嶋崎量

1975年生まれ。神奈川総合法律事務所所属、ブラック企業対策プロジェクト事務局長、ブラック企業被害対策弁護団副事務局長、反貧困ネットワーク神奈川幹事など。民事・刑事・家事事件に加えて、働く人の権利を守るために活動してきた。近時は、弁護士の立場からブラック企業被害対策やワークルール教育法推進、貧困問題対策などの活動を行っている。共著に「裁量労働制はなぜ危険か-『働き方改革』の闇」(岩波ブックレット)「ブラック企業のない社会へ」(岩波ブックレット)、「ドキュメント ブラック企業」(ちくま文庫)、「企業の募集要項、見ていますか?-こんな記載には要注意!-」(ブラック企業対策プロジェクト)など。

  • 参考になった62367

  • こちらの記事は掲載が終了しています

    • 嶋崎量

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      長時間労働だけが過労死の原因ではないことは、労災認定基準からしてそうなっているのであり、実務家としては当たり前のこと。例えば様々なハラスメントも要因だが、多くの案件では両方がセットで現れる。
      長時間労働是正策の労働時間上限規制を導入しつつ、他方で高度プロ制度は見送るべきだ。高度プロ制度は、自由な働き方を認める制度ではなく、単なる労働時間規制の適用除外制度に過ぎない。間違いなく長時間労働を加速させる。
      「働き方改革」が長時間労働是正を目指すなら、高度プロは撤回し、上限規制だけ(できればもっと時間規制を強め)導入すればよい。
      残業代をゼロにしたいだけか、残業をゼロにしたいのか、政府の本気度が問われている。

  • こちらの記事は掲載が終了しています

    • 嶋崎量

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      こういった抗議行動が迅速に企画され、報道も通じてさらに可視化されるのは素晴らしいこと。
      裁量労働制拡大は3年前から法案がでていたが、注目されずにいた。
      裁量労働制拡大は、ひっそりと法整備されてよい問題ではない。労働者全体、社会全体の問題であり、国会審議にも注目する必要がある。

    • 嶋崎量

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      政府は「働き方改革」として長時間労働是正に取組むと喧伝するが、裁量労働制はこれとは、真逆の政策。
      2013年4月に法案提出された流れも、長時間労働是正とは無関係で、使用者にとり岩盤規制である労働時間規制を破壊するため。
      裁量労働制の実態の把握、周知は必要だ。

  • こちらの記事は掲載が終了しています

    • 嶋崎量

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      これは、勘違い・間違いですまされる問題ではない。
      国会で、総理大臣自ら、不適切な計算処理を行い説明もできないデータを用いて、野党の追及から逃げようとしたのだ。
      (詳しくはYahoo!個人オーサー・上西充子教授の一連の記事をお読み頂きたい)
      しかも、テーマは「定額¥働かせ放題」の本命で批判が集まりつつある裁量労働制だ。
      未だ安倍政権の「働き方改革」を、「長時間労働是正策導入でしょ?」程度の認識なのが、圧倒的多数の有権者だろう。これを野党が「実際は長時間労働に繋がる」と厳しく追及している場面なのに、政府がデタラメ答弁で逃げきるようなことは絶対許されない。
      政府には国会で誠実な答弁を期待したいし(当たり前のことだ)、マス・メディアにはこれを厳しく国会を監視して欲しい。

  • こちらの記事は掲載が終了しています

    • 嶋崎量

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      本来であれば、労働組合がストライキを背景に春闘を闘うのが当たり前の姿。こんなことがニュースになること自体、労働組合の社会的影響力が低下した証明であり、やるせない気持ちにもなる。
      とはいえ、このニュースは悪いことではない。労働組合がストライキを構えるくらい本気で交渉する気概を示すことは、労働組合が存在しない圧倒的多数の職場の労働者にとっても意味があること。労働組合には頑張って交渉して欲しい。

  • こちらの記事は掲載が終了しています

    • 嶋崎量

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      育児休業の取りやすさを就活時に考慮要素とする視点は素晴らしい。就活生世代の感覚にも合っているだろう。
      取得人数だけでは評価は難しいが、男性取得率、取得日数など情報開示が進めば、就職市場において、労働条件による企業の公正な競争も保たれる。まともな労働条件を提供する企業に良い人材が集まる社会が理想だ。

  • こちらの記事は掲載が終了しています

    • 嶋崎量

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      教員の長時間労働がようやく注目されてきた。
      全ての労働者にいえることだが、仕事量を減らさずに労働時間の上限だけ枠をはめて号令をかけても、労働時間は減らない。
      部活問題の解決みならず、事務作業負担の軽減効率化など、課題は山積み。
      とはいえ、教員の長時間改善は、教育の質向上につながる。教員だけの問題と受けとめず、社会全体で応援したい。

  • こちらの記事は掲載が終了しています

    • 嶋崎量

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      私の担当事件。
      当事者の労働者71名中70名がバス運転士でみな熟練。バス運転士の資格保有を条件に採用されており、体調など特別事情がない限り、別の仕事をすることは念頭に置かれていません。
      それなのに、今回は会社の提案(バス会社への転籍)を拒否したため、見せしめ的にバス仕事を外され、不慣れなスーパー・修繕・マンション管理人などの仕事を命じられ、既に6名が精神疾患で休職。
      これらは最低賃金水準で人を募集している仕事ばかり。なのに、これを敢えて不慣れなバス運転士(最低賃金よりはずっと高い給与)にやらせており、不合理極まりない施策。
      他方で、バス職場は人手不足で新規採用を続けているのです。
      相鉄HDは、労働委員会の命令に従う行政上の履行義務があります。命令にしたがい、職場復帰を命じることを望みます。

  • こちらの記事は掲載が終了しています

    • 嶋崎量

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      こういたった無期転換ルールの脱法は、許されない。
      無期転換ルールは、有期労働契約の濫用的な利用を抑制し労働者の雇用の安定を図るため制定された。無期転換後も直ちに待遇改善につながらない反面、企業の負担増にも直結しない。
      このルールが適用される5年超の反復更新された契約は、労契法19条の雇止め法理で保護され、自由な雇止めも許されない。
      厚労省の「『直ちに法律違反ではない』(労働関係法課)としている」というコメントも誤解を招き不適当。
      無期転換ルールを脱法し雇止めにすれば、その雇止めの目的が無期転換ルール阻止であるならば雇止めは無効になるはず(最終的な判断は行政では無く司法判断に委ねられる問題)。
      この制度を推奨しつつ、誤解を生む無責任なコメントを出す厚労省にも猛省を促したい。
      行政は影響力ある大手に対してこそ、法の趣旨を守るため怯まず脱法を食止める動きを期待したい。

  • こちらの記事は掲載が終了しています

    • 嶋崎量

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      最初にはっきりさせるべきは、この自動車大手の行為は、法の趣旨に真っ向から反する違法行為であるということ。企業努力として、許される類いの行為ではありません。
      実質的な法施行前、日本を代表する企業らのこんな対応は許せません。
      無期転換ルールは、有期契約の濫用的な利用抑止、不安定な働かされ方を強いられる労働者の雇用安定のための制度です。常に雇止めの不安にさらされ、当たり前の権利も、ハラスメントへの苦情も言えない労働者の地位を向上させるための、重要な意義があります。
      使用者にも「長期勤続・定着が期待できる」「有期契約労働者の雇用に対する不安感を払拭し、働く意欲を増大できる」「要員を安定的に確保できるようになる」などの意義があると指摘されています。
      政府の対応を注視するだけでなく、何よりもこの問題に責任がある労使の自主的な改善を期待しています。

残り65

もっと見る