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椎名桂子

体操・新体操を中心に取材・発信を続けるフリーライター

椎名桂子

1961年、熊本県生まれ。駒澤大学文学部卒業。出産後、主に育児雑誌・女性誌を中心にフリーライターとして活動。1998年より新体操の魅力に引き込まれ、日本のチャイルドからトップまでを見つめ続ける。2002年には新体操応援サイトを開設。自ら営業活動をし、2004年よりスポーツナビで新体操関係のニュース、コラムを手がけ、「Number」「R25」「高校生新聞」などにも新体操の記事を執筆。2010年からは、体操競技、男子新体操にも活動の場を広げ、常に、体操・新体操の魅力を伝えるチャンスを求め続けている。

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      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      内村の8歳下に現れた白井健三の学年は、東京五輪の年に23歳になるまさに東京五輪世代。白井の同級生だけでも、萱和磨、谷川航、千葉健太らの逸材揃い。さらにその下にも先日の高校総体優勝の湯浅賢哉、谷川翔など有望選手が目白押しだ。今大会の内村、田中、山室らが27歳だったことを考えると、現在23歳の加藤やその同級生の野々村笙吾らにも、東京五輪出場の可能性はある。今大会に帯同した補欠の萱、神本雄也は観客席から歓喜の瞬間を見守っていたが、金メダル獲得に浮き立つのではなく、次は必ず自分が!という強い意思の見える表情を浮かべていた。ただでさえ層の厚い日本の体操だが、今回の金メダル獲得によってますます選手達のモチベーションはあがっている。代表選手が4名になる東京五輪では今まで以上に熾烈な代表争いが繰り広げられそうだ。そして、その厳しい競争の中から強い精神力をもった選手が育ってくるに違いない。

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      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      アテネ五輪での金は、その前のシドニー五輪、アトランタ五輪でメダル無しで終わっていた日本の体操にとっては起死回生の金でした。いったん評価が落ちたところからじわじわとあげていって復活金メダルはまさに値千金でしたが、当時は体操はあまり注目されておらずメダル候補にもあげられていませんでした。
      そのときと比べると、北京、ロンドンと連続銀メダルのあとの三度目の正直。昨年の世界選手権での団体金メダル獲得で爆発的に注目度があがり、取材も増え、という中で選手達が平常心を保つ難しさは、アテネの比ではなかったのではないかと思います。
      団体予選での乱調を見たときは、もっと競技に集中させるべきではなかったたのか、などとも思いましたが、そこから立て直しての金メダル獲得は、素晴らしかったです。勝てそうなのに勝てないことが続くと、自分達の力を信じにくくなりがちですが、選手達は最後まで自分達を信じていたのだと思います。