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徐台教

ソウル在住ジャーナリスト。「ニュースタンス」編集長

徐台教

群馬県生まれの在日コリアン3世。韓国・高麗大学東洋史学科卒。1999年から延べ16年以上ソウルに住みながら、人権NGO代表や日本メディアの記者として朝鮮半島問題に関わる。2015年、韓国に「永住帰国」すると同時に独立。2016年10月から半年以上「ろうそくデモ」と朴槿恵大統領弾劾に伴う大統領選挙を密着取材。その過程をまとめた「韓国大統領選2017」が多くのアクセスを集める。2017年5月からは韓国政治、南北関係を扱う「コリアン・ポリティクス」を創刊。2020年2月に朝鮮半島と日本の社会問題を解決するメディア「ニュースタンス」へとリニューアル。ソウル外国人特派員協会(SFCC)正会員。

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    • 徐台教

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      この件で最も株を上げたのは韓国政府でしたね。

      金正恩氏をめぐっては「99%死亡」「歩けない状態」とした韓国の北朝鮮出身の2人の国会議員当選者から、「神経衰弱で生きる気力を失っている」とした著名脱北民(脱北者)記者まで、様々な説が取り沙汰されてきました。

      もちろん、今の段階ではこの20日間に金正恩氏がどう過ごしていたかは、何があったのかは分かりません。騒動の発端となった手術の有無も明らかになっていません。

      そんな中、南北関係を主管する「統一部」の金錬鉄長官は4月28日に国会で「北朝鮮内部に特異動向がないと自信を持って言うことができるほど、情報力を持っている」と強調していました。

      結局、その通りでした。文在寅大統領がトランプ大統領と異なり、一貫して金正恩氏の健康状態に言及しないなど冷静な対応に終始した点も特筆されるべきでしょう、

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    • 徐台教

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      「快癒」という翻訳に疑問ありです。
      トランプ発言の該当部分「I hope he's fine」を「快癒」と訳しているのは産経新聞だけです。

      他紙はおおむね「彼が元気であるよう望んでいる」(日経)というニュアンス。
      韓国メディアも同様です。「快癒」という訳を当てた記事はありません。

      よって、この翻訳は産経新聞の勇み足と見る方が妥当でしょう。

    • 徐台教

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      記事が短いから、詳細が分からないのでしょう。
      私がヤフー個人ニュースに先程書いた記事を、探して読んでみてください。

      今日の会見で明らかになった議論の原則は

      (1)1965年の日韓請求権協定自体を尊重すること。
      (2)日韓請求権協定と関する日韓両政府の長期間にわたる法的な解釈を重視すること。
      (3)日韓司法府の判断のうち、共通した部分を参考にすること。

      というものです。

      とりあえず考えてみましょう。

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    • 徐台教

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      「GSOMIA」と「ホワイト国復帰を含む輸出規制問題(韓国ではこう表現。日本では輸出管理強化)」、さらに本丸の「元徴用工問題」と多くの重要な議題があります。

      ですが残り20日となる中、実務レベルでどこまで詰めることができるのかは未知数。

      韓国では来週、「文喜相案」と呼ばれるパッケージ法案が発議されると言われていますが、「年内」にこだわる暗黙の了解が日韓にどこまであるか。私は年内にこだわる必要はないと思います。

      ただ、韓国としては米朝交渉の停滞と南北関係の断絶により、来年の金正恩委員長の新年の辞が否定的な内容になるのが見える中、日本との関係を縫合したい意思も当然あります。

      「宣言」なのか「共同記者会見」なのか。どのレベルで日韓首脳が合意するのかは、まだ判断が付きかねますが、マイナスの会談にはならないでしょう。

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    • 徐台教

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      記事中にある韓国の李洛淵総理の発言の中で、「韓国も1965年の韓日基本関係条約と請求権協定を尊重し順守してきており、今後もそうする」という発言が非常に重要です。

      これまで日本側は日韓のいわゆる「65年体制」が崩れる可能性もあることを憂慮してきました。「韓国はどこまで行くのか」という不安です。しかし今日の李洛淵総理の発言は日本側の憂慮を払拭する効果があるものと言えるでしょう。今後の対話に向けた地ならしとしては十分です。

      ですが実際問題として、「両国の外交当局間の対話」をもっての修復は難しいです。韓国は青瓦台が、日本が総理官邸が日韓問題をコントロールしており、外交当局間の努力(これは今も続いており、代案・折衷案を持っています)がうまく形にならない構図が続いています。

      やはり解決策は日韓首脳会談によるトップダウン方式しかありません。11月の会談を期待します。

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    • 徐台教

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      ここ一か月で7度目となる発射。夏季訓練が終わるまでにミサイル発射実験を終わらせたいつもりでしょう。日米韓はおまけでは。

      ともあれ、韓国の専門家は概ね「北朝鮮側は、米朝非核化交渉において未だに手の内を明かさない米国に対する不満が強い。だが米側を非難すると完全に交渉が先に進まなくなるので、弱い韓国を相手に挑発している」と見ています。

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    • 徐台教

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      今回のホワイトリスト除外措置は、日本の現代史にとって広義には「戦後の終焉」に位置付けられるんじゃないのかな。さんざん提起され嫌になっていた「日本が悪い歴史(過去)」を、国を挙げて「韓国が悪い現在」に塗り替えた。表向きは単なる経済措置かもしれませんが、外から見るとそれ位の意味があるんです。

    • 徐台教

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      極めて不適切な言及。

      北朝鮮政府は1991年に署名・発効した『南北基本合意書』第1章第2条、「南と北は相手の内部問題に干渉しない」を読み直すべき。

      もっともこの合意書は、当時の金日成主席が体制維持に危機感を抱いている時に結ばれたものなので、金正恩政権下で「無いもの」になってる可能性はありますが。

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    • 徐台教

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      現時点で何か新しい政策が出て来る可能性は少ないでしょう。
      北朝鮮の核・ミサイル問題には圧力と対話で対応していくという路線を変える余地はありません。そもそも他の選択肢がありませんので…。
      ただ、5月末の米韓首脳会談にもあったように、韓国との「経済不均衡」に言及する可能性はあるでしょう。FTA改定については現在、韓国政府も強気の姿勢で米国との協議を進めています。