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今井佐緒里

欧州/EU研究者・文筆家・編集者

今井佐緒里

フランス・パリ在住。追求するテーマは異文明の出合い、EUが変えゆく世界、平等と自由。社会・文化・国際関係等を中心に執筆。ソルボンヌ大学(Paris 3)大学院国際関係・ヨーロッパ研究学院修士号取得。日本EU学会、日仏政治学会会員。編著に「ニッポンの評判 世界17カ国最新レポート」(新潮社)、欧州の章編著に「世界が感嘆する日本人~海外メディアが報じた大震災後のニッポン」「世界で広がる脱原発」(宝島社)、連載「マリアンヌ時評」(フランス・ニュースダイジェスト)等。フランス政府組織で通訳。早稲田大学哲学科卒。出版社の編集者出身。 仏英語翻訳。ご連絡 saorit2010あっとhotmail.fr

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      日本と台湾は、お互いとても友好的である。多くの日本人の頭の中は、台湾は「国」である。しかし、日本政府は国と認めていない。
      以前、フランスの大学院で学生団体に所属していた時、生徒の名簿作りをしたことがある。フランス人は、台湾人留学生の国籍のところを「中国」とした。私は抗議して「台湾」に変えてもらったが、フランス人の若い学生達はきょとんとしていた。ただ「独立運動がある所には配慮するべき」という感じで、「台湾」に変えることには何の意義も挟まれなく、すぐ訂正された。ただパスポートが必要な件での名簿作りだったので、「《中国(台湾)》にしたほうがいいのではないか」という意見は出た。私が台湾は独自のパスポートがあることを説明したら納得してくれた。「欧州では、その程度の認識なのかな」と思いつつ、「日本だって同じだ・・・」と思った。台湾を承認している国は20前後だが、その中に日本は入っていないのだ。

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      この「孔子学院」は、世界に548あるという(2018年調べ)。カナダに12、米国に75(20年調べ)。閉鎖になっているのはスウェーデンだけではない。米国では中国政府の「検閲」が問題になっており、同国の法律に反することから閉鎖が進み始めている。
      大きな議論の一つに、「法輪功」に属している教師が雇用されないことがある。これは、気孔の修練に基づく、中国の伝統的な健康法を行う団体なのだが、「反共団体」とみなされ、中国当局に弾圧されている。団体所属者の臓器狩りをしているという疑惑も浮上している。
      ただ、筆者の聞く限りでは、北アフリカでは中国語学習熱が大変盛んである。中国の会社や工場が進出して、良い就職先になっているためだ。「孔子学院」は、アフリカには約1割の54あるという。アフリカは中国にとって、資源取得や、国連の票集めにも大事な地域だ。その戦略において「孔子学院」は重要な役割を担っている。

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      リナさんの音楽を愛して「賞が取れるように」と支持してくれるイギリス人の優しさと心の広さに、「ありがとう」と言いたいです。
      もしリナさんが日本人のコメントや反応の数々を見て、この冷たさを知ったら、日本国籍を手放して英国籍を取っても無理もないと思いました。
      そんなに国籍が大事なら、アメリカ国籍をとって日本国籍を放棄したノーベル賞受賞者を「日本人」と呼ぶのはやめるべきだし、日本人と考えるのも一切やめて、受賞者の数にいれるべきではありません。
      日本人の、この都合の良い使い分け。この考えの基盤にあるのは「血」です。国籍には日本人の「血」が大事と考える。この「血」の思想が大好きな偏狭さは、東アジアに特徴的だと思います。リナさんに賞をあげたいと考えるイギリス人の優しさや寛大さと対照的です。私は「血」の思想に批判的で、「あの親の血が、あの子に流れている」という表現も思想も嫌いです。本人だけを見たいです。

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      著者の気持ちはとてもわかるのだが・・・。日本政府は中国にあまりにも弱腰で毅然とした態度をとっていないように見えるからだ。
      ただ、中国は巨大な隣国だ。韓国人が「もし米中が戦争を始めたら、また朝鮮半島が戦火の舞台になるのでは」と恐れるように、下手をしたら日本の国土が巻き添えになりかねない。
      欧州でも、ドイツやチェコ等は、ロシアに対して常に微妙な舵取りを迫られている。チェコのゼマン大統領は「ここ数ヶ月間、私は反ロシアのバカと闘い続けて来た。しかし最近では反アメリカのバカと闘わなければならない。バカがむらなく両方のサイドに広がっている」と発言したことがある。これほど「クレージー」(チェコ人外交官評)になれとは言わないが、もっと日本政府も主体的に、はっきりとした言動ができないものか。
      その上でなら「このような危機にこそ習主席を国賓として招いて、日本の立場と力をアピールするチャンスだ」と言えるのだが。

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      大変面白い記事だった。もう一歩踏み込んで言えば、アメリカ中枢部の誰が、どの集団が、中国人亡命者ブレーンの導入を決めたのかが知りたい。
      私が「コロナとチェルノブイリ&ソ連崩壊。香港を機にアメリカは中国共産党解体を戦略とするか」を書いたのは6月2日だが、当時は米中枢部でも「共産党解体」目標にはためらいがあり、既定路線ではなかった(日本でも「トンデモ記事」扱いをする人がいた)。それがたったの2ヶ月弱で激変した。大統領線を睨んでの事だろうが、どの勢力が急遽政策を変えたのだろうか。
      それと「共産党の国」と「中国の人々」を分ける米戦略の意味について。中国という「国」を攻撃すると、愛国心から反米で中国人が団結しかねない。だから独裁政府のみを攻撃する。
      ただ中国の人々に「共産党が悪」と説いても、ほとんどの人は理解しないだろう。それしか知らないからだ。ただ、政府への不満から反逆する可能性はあると思う。

    • 今井佐緒里

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      欧州に第2波が来ても驚きません。
      パリしか見ていませんが「3密を避ける」という概念が乏しいです。
      公共の乗り物内では、みんなマスクをしています。でも窓を開けないんですよね。コロナのために換気するという概念が乏しいです(低温低湿という気候や電車のつくりのせいもありますが)。
      それから「マスクをしているんだから、いいじゃないか」という感じもします。元々「公共の場所で顔を隠すものは禁止」という法律がある国です(バイクは降りたらヘルメットを脱がないといけない)。だからマスクをする人はいなかったし、している日本人観光客は「変なガイジン」として許容されてました。今は「妥協をして、不快で変なマスクをしている。十分頑張っているんだ」という心理かと。
      それに、外では密でも平気。カフェのテラス席なんて密密です。「外だからいいじゃないか」という心理でしょう。
      色々と「第2派がきたらダメかも」と思わせます・・・。

    • 今井佐緒里

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      こういう記事を見ると「日本は男女平等ランキング世界121位と」いう現実を思い知らされます。
      女性が、自分を酷使しないで、安心して働ける環境がもっと整っていて、男女平等が進んでいる社会では、そもそもこんな議論が起きません。働いている=自分のお金がある=自立している=自分の自由があるですから、自分が好きな人を選びます(そして離婚も増えます)。
      「男性はカネがすべて」なんていうと、「女性は年齢と容姿がすべて」とはねかえってきます。こういう女性を不幸に陥れる発言はやめてもらえませんか。
      それに、「お金は大切ではない」などと綺麗事を言うつもりはありませんが、あまりにも人として品性がなさすぎます。それに男性がかわいそうじゃないですか。個人の努力の範囲を超えているから「格差社会」なんですよ。しかも今はみんなコロナで苦しんでいるのに・・・。
      思いやりのない発言は社会を荒廃させます。本当にやめてほしいです。

    • 今井佐緒里

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      確かにメーガン妃には、人々を逆なでする要素があるのは認めます。でも、こうして王位継承者の嫁を持ち上げて、別の嫁を叩くというのは、身分制度と関係ある気がしてなりません。
      というのはフランスにはこういう現象がほとんど存在しないのです。話としては面白い(?)ので、イギリス王室のゴシップ好きなフランス人は一定数いますが、社会にこういう風潮や視点があまりないというか、関心が低いというか。
      結局、イギリスにも日本にも、王室・皇室という「身分制度」があるので、こういう問題が起こりもするし、関心もあるし好きなのでしょう。
      別にいいのですが、自分たちは少数派の自覚はもったほうがいいと思います。世界で王室がある国は27カ国で、たったの14%弱。遠方に住む英国王(エリザベス2世)を国家元首にしている「英連邦王国」に属する国15カ国を足しても42カ国で、約22%、世界の4分の1にも満たないのです。

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      大変興味深い研究である。
      米国でアフリカ系のルーツ探しが発展するのは、奴隷貿易の際、出身地域や部族をバラバラにして、米国に入植させた背景がある。こうすることでコミュニティと言葉がバラバラになり、団結して起こる反乱を防いだのだ。だから米国の黒人は、自分のルーツがアフリカのどこだかわからない。
      プロテスタント文化の米国と異なり、カトリック文化の中南米の国では、アフリカのコミュニティをそのまま入植させることを好んだ。団体で言葉もまとまっているほうが、彼らの長を通して指示が与えやすく効率が良いと考えたのだ。だから子孫は、自分のルーツがどこの何族かを知っているという。
      イメージとしては、当時、アメリカ大陸の北のほうでは黒人を見たことがないのも珍しくなく、南のほうはある意味接し慣れている面があったのではないか。
      研究に対して与える「評価」の部分は、両者の違いを踏まえた視点があると、より有意義だと思う。

    • 今井佐緒里

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      あまりにも非礼な行為だ。公的資金が入っている公園なら、正式に抗議するべきだろう。
      なぜこうなったのか。
      米中の対立が深刻化し、一部にヒステリー的な症状が出始めているのでは。韓国の左派は、アメリカに懐疑的で、親中、親北朝鮮で、反日本だと思う。それでもこの国では、同盟国アメリカを「朝鮮戦争で北の同胞を殺した」と批判できない。このストレスが曲がって日本批判となる、逆に言えば、日本批判が苛烈になるのは、アメリカに大きなストレスを抱えている時ではないか(+選挙前)。彼らには、米中の対立が激化してまさか戦争になったら、また朝鮮半島が舞台になるのでは(その時日本はアメリカの同盟国)という、漠然とした不安があるのではないか。
      加えて気になるのは、慰安婦支援団体「正義連」の不正会計疑惑の調査で出てきた、北朝鮮との癒着問題だ。慰安婦問題の「宣伝」は北朝鮮と関係があるのだろうか、専門家のレポートを待ちたい。

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