斉藤博昭

映画ジャーナリスト 報告 オーサー

角川春樹氏の10年前の監督作は『笑う警官』で、大森南朋、松雪泰子のほか、今となっては皮肉ですが宮迫博之を起用。それぞれからシブい演技を引き出していました。撮影現場に何度か行ったのですが、演出はじつに実直。ただしインタビューでは大風呂敷を広げる方で、『笑う警官』も自分が監督したのだからと、大ヒットを宣言していました。興行としての結果は残念でしたが、作品としてはもっと評価されてもいい仕上がりだと感じています。
このところプロデュース業も目立った活躍もなく、年齢も考えると不安もありますが、現場での実績と、今はいなくなったタイプの映画人ということで、大きなサプライズを届けてほしいと新作に期待します。

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斉藤博昭

映画ジャーナリスト

1997年にフリーとなり、映画専門のライター、インタビュアーとして活躍。おもな執筆媒体は、シネマトゥデイ、Safari、ヤングマガジン、クーリエ・ジャポン、スクリーン、キネマ旬報、映画秘宝、ぴあ映画生活、VOGUE、シネコンウォーカー、東京ウォーカー、スカパー!、GQ JAPAN、 劇場用パンフレットなど。得意な分野はハリウッドのアクション大作やミュージカル映画だが、日本映画も含めて守備範囲は多岐にわたる。日本映画ペンクラブ会員。コロンビアのカルタヘナ国際映画祭、釜山国際映画祭では審査員も経験。「リリーのすべて」(早川書房刊)など翻訳も手がける。

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