斉藤博昭

映画ジャーナリスト 報告 オーサー

ベネディクト・カンバーバッチには2回インタビューしたことがありますが、他の俳優と確実に違った印象は、ひとつの質問に対しての答えがとても長いことが挙げられます。つまり、それだけ深く何かを突き詰めて語りたい性格なのでしょう。同じくらい長い答えを話すのは、「ハリー・ポッター」のヴォルデモート役で知られるレイフ・ファインズでした。
彼らはともにイギリス人で、舞台経験も豊富。カンバーバッチにイギリス人俳優がハリウッドで大活躍する理由を聞いたところ、シェイクスピア作品などでの経験により、アクション大作であっても演じるキャラクターへの深い造詣が生まれ、観客を別次元へ連れていきやすいのでは……と、舞台との関係を分析していました。
そして何より、カンバーバッチは声がすばらしい。ふつうの話をしていても、聞く相手を陶酔させる魔力をもった人です。その声の魅力を「ドクター・ストレンジ」でも確認してほしいところです。

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斉藤博昭

映画ジャーナリスト

1997年にフリーとなり、映画専門のライター、インタビュアーとして活躍。おもな執筆媒体は、シネマトゥデイ、Safari、ヤングマガジン、クーリエ・ジャポン、スクリーン、キネマ旬報、映画秘宝、ぴあ映画生活、VOGUE、シネコンウォーカー、東京ウォーカー、スカパー!、GQ JAPAN、 劇場用パンフレットなど。得意な分野はハリウッドのアクション大作やミュージカル映画だが、日本映画も含めて守備範囲は多岐にわたる。日本映画ペンクラブ会員。コロンビアのカルタヘナ国際映画祭、釜山国際映画祭では審査員も経験。「リリーのすべて」(早川書房刊)など翻訳も手がける。

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