斉藤博昭

映画ジャーナリスト 報告 オーサー

『麻雀放浪記2020』に関しては、昨年12月のマカオ国際映画祭で上映予定が中止になったことで、配給の東映は当初、「映画祭側の公式見解」として「表現の過剰さが理由」というリリースを出しましたが、後にそれは「思い込みと確認不足」と訂正するという対応がありました。マカオでは単に上映枠から外れただけであり、過剰に問題作であることを宣伝しようとした意図を指摘されたのでした。今回のマスコミ試写を行わない、上映できるかどうかわからない、という声明も疑ってしまう人が多いかもしれません。監督が監督だけに、しっかりと見応えのある作品が期待できるので、あまり煽った宣伝には賛否が分かれると思います。とはいえ、こうして大々的にニュースになっているので、宣伝としての目的は達せられているのでしょう。

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斉藤博昭

映画ジャーナリスト

1997年にフリーとなり、映画専門のライター、インタビュアーとして活躍。おもな執筆媒体は、シネマトゥデイ、Safari、ヤングマガジン、クーリエ・ジャポン、スクリーン、キネマ旬報、映画秘宝、ぴあ映画生活、VOGUE、シネコンウォーカー、東京ウォーカー、スカパー!、GQ JAPAN、 劇場用パンフレットなど。得意な分野はハリウッドのアクション大作やミュージカル映画だが、日本映画も含めて守備範囲は多岐にわたる。日本映画ペンクラブ会員。コロンビアのカルタヘナ国際映画祭、釜山国際映画祭では審査員も経験。「リリーのすべて」(早川書房刊)など翻訳も手がける。

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