斎藤秀俊

一社法人水難学会会長、国大法人長岡技術科学大学大学院教授 報告 オーサー

毎年、溜池で溺れて亡くなる人が20人から30人。
 溜池の斜面はそれほど傾いていないように見えて、しかも陸上では簡単に登れる角度なのに、一歩水に入れば滑って陸に上がれません。あせってもがけばもがくほど深みにはまります。これまでそれで溺死してしまった事故ばかりです。
 今回もう一人の子供が一緒に引き釣りこまれたら、犠牲者は二人。大人でも複数人が同じような事故で溺れます。
 カメを見たくて柵を越えるのはこの事故ばかりでなく、西日本でよく聞くきっかけです。過去には福岡県、兵庫県で起きています。いずれも複数の子供あるいは大人が犠牲になっています。
 亡くなったお子さんのご冥福をお祈りします。本当にかわいそうです。

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斎藤秀俊

一社法人水難学会会長、国大法人長岡技術科学大学大学院教授

人類誕生以来600万年にも及び、祖先は水難という不幸と闘ってきました。そのような経験が我々の遺伝子の中に「水難は神の領域」として埋め込まれてきたかもしれません。600万年も続いた事象を10年や20年で解決できるわけないですが、水難学は、工学、医学、教育学、宗教学、語学、気象学などの学際領域に育ちました。水難学は、予防、事故、事件、ういてまて、救助、水辺のケガや急病まで幅広い事象を扱いますので、風呂から海まで水にまつわる事故・事件、津波災害や大雨災害に関する話題を提供していきます。また、小型船を日ごろから操縦してますので、船舶事故により引き起こされる水難の解説にも足を踏み入れます。

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