斎藤秀俊

一社法人水難学会会長、国大法人長岡技術科学大学大学院教授 報告 オーサー

大雨などで河川の水量が増えれば、その後は堰堤の下流に洗掘による深みができるのは当たり前で、それを埋めるとこまではいかなくても、把握ができなかったのには驚きました。
 2012年にも茨木市の安威川で中学生が洗掘箇所で溺れ、通りかかった会社員が救助に入って今回と同様に亡くなっています。この周辺において、初めての事故ではないというところが気になります。
 河川を管理するとはどういうことか。大水のあとの河床の削れ具合の点検、把握は管理に入らないのでしょうか。水難事故にあって、自分の命を守るやり方はわれわれが子供たちに教えていきます。でも、洗掘箇所の把握は管理者にお願いしたいです。
9月14日 追伸
本日付の毎日新聞に、13年前に深さ229 cmのくぼみ把握と記事が出ました。川床の状況は日々変化するのでおなじくぼみかどうかはわかりませんが、逆に定期的に調査把握しないと。イロハのイの字ですから。

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斎藤秀俊

一社法人水難学会会長、国大法人長岡技術科学大学大学院教授

人類誕生以来600万年にも及び、祖先は水難という不幸と闘ってきました。そのような経験が我々の遺伝子の中に「水難は神の領域」として埋め込まれてきたかもしれません。600万年も続いた事象を10年や20年で解決できるわけないですが、水難学は、工学、医学、教育学、宗教学、語学などの学際領域に育ちました。水難学は、予防、事故、事件、ういてまて、救助、水辺のケガや急病まで幅広い事象を扱いますので、風呂から海まで水にまつわる事故・事件に関する話題を提供していきます。また、小型船を日ごろから操縦してますので、船舶事故により引き起こされる水難の解説にも足を踏み入れます。

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