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佐川健太郎

モーターサイクルジャーナリスト

佐川健太郎

63年東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、RECRUITグループ、販促コンサルタント会社を経て独立。趣味が高じてモータージャーナルの世界へ。編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら、「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。㈱モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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      群馬は赤城山、榛名山、草津などライダーに人気の魅力的な峠道を抱えるツーリングのメッカであり、集まるバイクの数も多い。さらに「五月晴れ」、「秋晴れ」の言葉どおり快適な気温と安定した天気に恵まれる5月、10~11月は絶好のシーズンを狙って訪れるライダーが増えるため、当然事故も増える。事故の数に比例して死者も増えるということだ。つまり統計的に予測できる数値と言える。ライダーからすると「紅葉に気を取られて事故につながる」という仮説はやや飛躍している感じもする。個別の事故状況が分からないのでなんとも言えないが、見通しの悪い峠道では展望台駐車場への出入口などで重大事故が発生するケースが多い。ただ、データで注目したいのは11月に死亡事故の数が跳ね上がっている点。この時期、特に標高の高い場所では路面温度が急に下がりタイヤのグリップ性能が落ちて転倒しやすくなる。これからの時期はさらに一層の注意が必要だ。

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      今の道交法では自転車は原則として車道を通行しなくてはならない。日本ではかつて、自転車は歩道を走ることが推奨された時代もあったので、車道をクルマと一緒に走る自転車に違和感を覚えるドライバーも多いと思うが、海外ではそれが当たり前。逆に自転車が歩道を走っていると違法行為で罰金という国も多い。ただ、今回のケースは「自動車専用道路」に進入した訳だから、日本では明らかな違法行為となり取り締まられて当然。だが、ニュースによると欧州人らしいので、当の本人は違反している自覚がなかったのかもしれない(あるいは、確信犯か)。いずれにせよ、こうしたケースが増えれば本人が危険なだけでなく、事故に巻き込まれたドライバーも加害者として罪に問われるなど、不幸の輪が広がることになる。高速ゲート付近には「歩行者・自転車は進入禁止」に“英文表記も添えた看板を大きく表示”するなど、より一層の注意喚起を促す必要があるだろう。

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      最近クルマが歩行者に突っ込む事故があまり多い。青信号で横断歩道を渡っている最中や、交差点で信号待ちをしているときなど、歩行者が無防備(物理的にも精神的にも)の状態にあるときに容赦なく何トンもの鉄の塊が飛んでくる。これは歩行者がどう注意していても避けられようもない。ではどうするか。運転者(人間)がダメならクルマ(機械)を賢くしていくしかない。真っ先に取り組んでほしいのは自動ブレーキ(衝突低減ブレーキ)の義務化だ。ある国産メーカーのデータではこのシステムを搭載することにより、クルマ同士だけでなく対歩行者事故でも約5割減という結果が出ている。今回の悲惨極まりない事故も両車ともブレーキ痕が無かったという。衝突のダメージは速度の二乗に比例する。衝突時に速度が半減していればダメージは4分の1に低減できる。もちろん完璧ではないが救える命は確実に増えるはず。どんなハイテク装備よりも最優先で進めるべきだ。

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      言葉にならない痛ましい事故です。普段なら見通しの良い3車線道路。それが事故当時は違いました。陽も落ち激しい雨が降る夕刻。時間的にも混んでいたことでしょう。中央車線を走っていた萩原さんは、左から車線変更してきたクルマと接触しバランスを崩して転倒したところ、追い越し車線の後続車にひかれたことが原因で亡くなったようです。
      一番無念だったのは萩原さん本人でしょう。1次原因を作ったドライバーに非があるのはもちろんですが、結果的に死亡事故の直接加害者となってしまった後続車のドライバーも気の毒です。何らかの刑事、民事、行政上の責任は免れないはずです。夕刻で雨でなければ、事故の当事者お互いがより早く気づいて回避し、止まれたかもしれません。運転環境が悪いときほど、車間距離を空けて速度を落とすなど、より慎重な運転を心掛けましょう。

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      国内バイク市場で今最も活気があるのが原付二種(いわゆる「原2」と呼ばれ排気量50cc超125cc以下または定格出力0.6kw超1kw以下)で今年に入って各メーカーから一斉に新型モデルがリリースされている。そこそこパワーがあって制限速度も60㎞/h(原付1種は30㎞/h)、2人乗りもできて2段階右折も必要ないなど、都市部での実用性はピカイチだ。一方、EVはというと外国製の粗悪品による風評もあり「EV=すぐ壊れてアフターフォローもない」というネガな印象が広まってしまったが、ここにきて国産メーカーがようやく本腰を入れ始めている。現状ではいずれも原1(50cc以下)に相当する定格出力600w以下のモデルで、同クラスのガソリン車に比べて価格も高めだったが、今年国内販売が予定されているヤマハの「E-VINO」は10万円台との予想。これが成功すれば、「原2」クラスでもEVの可能性が大きく開けるはずだ。