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内田良

名古屋大学大学院教育発達科学研究科・准教授

内田良

学校リスク(スポーツ事故、組み体操事故、転落事故、「体罰」、自殺、2分の1成人式、教員の部活動負担・長時間労働など)の事例やデータを収集し、隠れた実態を明らかにすべく、研究をおこなっています。また啓発活動として、教員研修等の場において直接に情報を提供しています。専門は教育社会学。博士(教育学)。ヤフーオーサーアワード2015受賞。消費者庁消費者安全調査委員会専門委員。著書に『ブラック部活動』(東洋館出版社)、『教育という病』(光文社新書)、『柔道事故』(河出書房新社)など。■依頼等のご連絡はこちら:dada(at)dadala.net

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    • 内田良

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      いじめもまったく同様。件数が多いから「悪い」ではなく、むしろそのほうが「よい」のではないかという考え方が必要。つまりしっかりと対応したから件数としてあがってきている。私たちが無関心であるほど、児童虐待やいじめの件数は、限りなくゼロ件に近づく。

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      スキー=レジャーとみなされやすいですが、重大事故のリスクは高く、油断はできません。
      子どもの死亡事故としては、2014年秋田県内のスキー場で中学1年の男子生徒がスキーで立ち木に衝突して頭部外傷により死亡しました。また2016年広島県内のスキー場で、スキーをしていた小学6年女児がスノーボーダーと衝突して死亡しました。
      全国スキー安全対策協議会が毎年発表している報告書を分析してみると、14年間でスキーやスノーボードにおいて成人を含め201件の死亡事故が確認できます。うち衝突が40%、転倒が16%、転落が8%です。スキーではとくに衝突事故の多さが目立ちます。
      スキーではスピードが出やすいだけに、レジャーであっても重大事故と紙一重です。今回の事故の詳細はまだわかりませんが、今後もスキーシーズンがつづくだけに、スキー場の立ち木の管理を含め、注意喚起が必要です。
      男児のご冥福をお祈り申し上げます。

    • 内田良

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      本来、このような運動会の一種目にすぎないものに、国連の委員会や文部科学省が口を出すべきではありません(文科省は、2016年3月に安全に実施するよう通知を出しています)。
      ところが、巨大組み体操のやっかいなところは、それが「教育」としておこなわれていることです。つまり、「子どものため」にやっている。だから、積極的に指導している教師や、それを応援している保護者にとっては、それが「いいもの」という認識なのです。だから放置しておくと、危険なまま収まることがない。それゆえ、国連や国が動かざるを得ない。
      巨大組み体操を主導する学校側には、リスク管理の意識をもってもらいたいです。ただ、この多忙な状況のなかで反省する余裕もなく、「例年どおり」に進めてしまうという状況があります。

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      大きな前進。先生方の時間外の業務が、ようやく「労働」と扱われ始める第一歩です!!
      これまで、文科省は時間外労働を「自発的な業務」と位置づけており、時間外の業務は、ブラックボックスにありました。ところが今回、それをちゃんと「労働」とみなすべく,第一歩を踏み出したということでしょう。
      私自身は、何よりも「(時間外の)労働を労働とみなすべき」と主張してきました。今回、「ブラックボックスに置かれてきた残業の見える化が始まった」と評価でき、本当に大きな一歩です。今後は、ガイドラインの実行性を強力なものにしていくことが不可欠です。都道府県における時間外労働の時間数を公表するなどの方策により、長時間労働解消の動きを強烈に高めてほしいです。
      ただし給特法が維持される点では、法的に「不払い残業」であることに変わりはありません。その点はこれからの中長期的議論として、しっかりと引き継いでほしいです。

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      「人権」を教えるはずの学校で、先生自身が労働者としてまったく不当に取り扱われている。
      私立校では、残業代不払いの労基法「違反」状態。
      公立校では、どんなに残業しても、給特法により「自発的労働」とみなされて、不払い残業自体が「合法」とされる。
      労働者にとって教育界は、恐ろしい世界。

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      学校によりますが、一人の通知票に計3~4つほどの所見欄があります。通知表の所見欄を埋めるために、先生方は、私たちが想像する以上に、かなり膨大な労力を使っています。文言を考えることの面倒さにくわえて、教務主任や管理職のチェックが入り、そこで書き直しもあるとのこと。
      結局は、保護者との面談で、大事なことは口頭で伝えます。

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    • 内田良

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      これまで、部活動に関する施策や調査は、基本的に運動部を想定していました。その点で、文化部にも運動部と同様のガイドラインが設けられるということで、大きな前進だと思います。
      他方で、文化部は夏場であっても、室内で終日活動できてしまうことが多いです。「生徒の健康や学業に支障がない範囲で、多様な活動に配慮する」とのことですが、この文言が、部活動の長時間化の抜け道になると思います。

    • 内田良

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      平均的に過労死ラインを超えているという異常事態。
      公立学校はもはや、官製ブラック企業。
      「定額働かせ放題」の給与制度により、どれだけ残業しても、残業代はゼロ円。
      文部科学省は、公式見解で「自発的な業務」と言い切っていて、残業を認める気はない。
      これでは、誰も教師になりたがらない。

      ちなみにいま中央教育審議会というところで、この残業の扱いについて議論している。けれど、定額働かせ放題の法制度に手がくわえられる気配はない。それもそのはず、現時点ですでに9000億円の不払い額が蓄積している。だから、文部科学省は「自発的な業務」と言い続けるしかない。

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    • 内田良

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      学校には理不尽な校則、つまり合理的な説明がつかない校則が、多いです。
      つい先日のこと、韓国のソウル市では、中高生の髪型や髪色を規制する校則について、市教育庁が来年秋季からの撤廃を各校に指示しました。「学校の秩序が乱れる」との懸念も強いようで、実際にソウル市の学校がどうなっていくのかが注目されます。

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