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小野昌弘

イギリス在住の免疫学者・医師

小野昌弘

免疫学者、医師。古き良き京大で培った幅広い教養を武器に、免疫学の根本的進歩をめざした研究を行うかたわらで、ブログ・ツイッターで科学・社会の問題についても発言している。所属はインペリアル・カレッジ・ロンドン(上席講師(准教授))で、研究活動のほか学部学生から博士課程までの教育・学科運営業務にも携わる。

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      このインタビューにある山中教授の、「環境に悲観せずチャンスを求めて挑戦すべき」という言葉が、一部で若干誤解されているようですが、山中教授が「若い人はチャンスを求めてどこにでも行ける」「アスリートや音楽家が最高の環境を求めて世界を渡り歩くのと同じ」と言っている以上、(環境が悪いところにいってしまったら)より良い環境を求めて世界中どこにでも行くのが当然という前提で「チャンスを求めて挑戦し続け」るよう言っているのだと思います。
      研究者にとって研究環境は大変重要ですから、環境に無関係で何でもできるという意味での言葉ではないでしょう。

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      この時事の記事にあるトランプ大統領のツイートではロンドンのカーン市長の言葉が不自然に切り取られていることが分かっていますが、その点に言及がない記事なので補足します。トランプはカーンが『怖がる理由はない』と言って批判したとありますが、カーンの元々の言葉は次のようなものです。
      「私からのロンドン市民とロンドン訪問中の人々へ、冷静かつ用心深くしてほしいとメッセージを送りたいです。今日は武器を持った警官や制服を着た警官を方々で見かけることになるでしょう。このことに驚く(怖がる)理由はありません」
      トランプ大統領は、カーンの言葉の最後の一言だけを切り取って、その意味を捻じ曲げたうえでカーンを攻撃するという、カーンへの悪意さえ感じさせるツイートです。カーン市長の報道官はこれを踏まえた上で、市長は他により重要な業務があるゆえ当該のツイートに反応することはない、と述べています。

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      NATROM氏が述べているように、ホメオパシーといった効果のない治療に惑わされることで本来受けられるべき医療が受けられなくなることに危険性があります。これは受け手やリテラシーの問題だけではなく、このような話題がでるたびに、専門家や公的組織が正確な情報を供給することが必要でしょう。
      ちなみに英国では2010年にホメオパシー治療が偽薬効果と同じ(=効果がない)ことが明らかになってから、公的保険でのホメオパシーへの予算が国レベルで停止され、標準的医療からは追放されています。
      今回話題になっているというムカデ刺症は強い腫れと疼痛をおこしえますし、ハチは特に種類によってはアナフィラキシーショックの危険性もありますから、症状があって治療を必要な場合にはホメオパシーではなく病院受診が勧められるでしょう。

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      録画を確認しましたが、古市憲寿司会者が党首討論の貴重な時間を私的な興味に費やした上、その司会の職務に反した行為を裏方から謝るよう促されたメモをわざと棒読みし、しかも薄ら笑いをうかべていました。その隣の女性もあわせて薄ら笑いしていたのです。なんて気味の悪い風景でしょうか。
      このように党首討論をおもちゃにすることは、政治への冒涜であり、国民を代表する政治家への侮辱であり、すなわち国民への侮辱でしょう。その視点が欠けていて「誰が目立ったか」などという全く無意味なことに重きを置くこのような記事については残念に思います。

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      この記事は、英首相9月4日の声明(@Number10govの同日のツイート "Earlier today I announced we would expand our approach & offer resettlement for thousands more of Syrian refugees"を参照)を基にしている記事でしょうが、キャメロン首相はここでは"thousands"としか言っておらず、具体的な数に言及していません。ですから、この"thousands"は英語では単に「たくさん」という意味しか持ちません。今後の展開で、もし仮にこの声明の字義通りの「数千人」でこれを上限とするなどということになれば、現在国連やEUで議論されている英国への難民割り当て数よりも少なくなる可能性さえあります。今後英首相が出してくる具体的な数と詳細を注視する必要があります。