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大元隆志 認証済み
クラウドセキュリティアナリスト/国士舘大学経営学部非常勤講師
大手SIer所属。クラウドセキュリティソリューションの企画・導入・コンサルティングを担当。社会貢献の一環として国士舘大学 経営学部にて非常勤講師を兼務。受賞歴:アカマイ社 ゼロトラストセキュリティアワード、マカフィー社 CASBパートナーオブ・ザ・イヤー等。所有資格:CISM(公認情報セキュリティ管理者)、CISA(公認情報システム監査人)、CDPSE(公認データプライバシーソリューションエンジニア、AWS SA Pro、CCSK、個人情報保護監査人、シニアモバイルシステムコンサルタント。書籍:『ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦』など著書多数。
大元隆志の最近のコメント
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大元隆志認証済み
|今回は、iPhone版とAndroid版の2つのOS用アプリケーションのうち、Android版で不具...続きを読む合が発生したとのこと。
問題発生の原因は「動作確認不足」とのことですが、AndroidはOSはGoogleが作成し、ハードウェアは様々なメーカーが作成しています。そのため、Android版の動作確認は複数メーカーの複数のスマートフォンでテストをしたりします。
今回のお粗末な動作確認の状況を見ると、「1メートル以内15分以上で濃厚接触と判断する」というロジックが、機種によってバラツキがあるのではないかと不安に感じます。例えば機種によっては、センサーの精度の問題でもっと近づかないと検出されない等の問題が起きるかどうかも、恐らくはテストしていないと推測されます。
COCOAの必要性は理解出来ますが、ポーズだけでなく、求める機能が正しく動作しているかしっかり確認するようにして頂きたいです。 -
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大元隆志認証済み
|アップルは、同社のスマートフォン利用ユーザの個人情報を保護する姿勢を強めています。こういった流れは他...続きを読むのIT大手が広告媒体への個人の閲覧履歴等から得たビックデータを基に、いわばプライバシーを売ることで利益を得ている流れから、消費者を守ろうとする動きと言えます。
Facebook等は多くのユーザから支持を得ているため、短期的にはFacebookを支持する声が増えるかもしれませんが、今後、このようなアップルの姿勢がより知られていくようになれば「ハードウェア」以外の魅力として「プライバシーを守ってくれるアップル」として、支持を得ていくことになるでしょう。
数年後には、色々なものが無料で利用できるAndroidスマートフォンと、有料だがプライバシーを保護するiPhoneのように、プライバシー保護が一種のサービスになるのではないかと推測されます。
大元隆志 認証済み
クラウドセキュリティアナリスト/国士舘大学経営学部非常勤講師 報告「サイバー攻撃1日150万件」という数字は発表の上では事実なのでしょう。
しかし、この数字は"北朝鮮"が"韓国の金融やインフラ"に仕掛けた攻撃の数であって、日本の企業へ向けたものではありません。また「仕掛けた疑いがある」との記載であるため「疑わしいものも含めての総数」ということです。明確に攻撃と断定出来るものや、成功した数はもっと減少する筈です。
Covid-19によってサイバー攻撃自体が成功しているのは事実であり、民間企業に対する攻撃回数はどの程度のものなのか?という数字も頭に入れておくと良いでしょう。医療関係機関に対する1組織あたりの週平均攻撃回数は2020年10月が430回だったのに対し、11月は626回に増加しています。他にもMS365等のクラウドサービス等への攻撃も増加傾向にあり、2020年1月から4月までのクラウドに対する攻撃は630%増加しているというデータもあります。