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饒村曜
気象予報士1951年新潟県生まれ。新潟大学理学部卒業後に気象庁に入り、予報官などを経て、1995年阪神大震災のときは神戸海洋気象台予報課長。その後、福井・和歌山・静岡・東京航空地方気象台長など、防災対策先進県で勤務しました。自然災害に対しては、ちょっとした知恵があれば軽減できるのではないかと感じ、台風進路予報の予報円表示など防災情報の発表やその改善のかたわら、わかりやすい著作などを積み重ねてきました。2015年6月新刊『特別警報と自然災害がわかる本』(オーム社)という本を出版しました。
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2月25日(火) 5時00分
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饒村曜
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大雨が降った時には土砂災害が発生する危険性が非常に高まりますが、大雨が降っていなくても、土砂災害が発...続きを読む生することがあります。
気象庁と都道府県とが共同で発表する土砂災害警戒情報は、増加傾向にある土砂災害被害を軽減するために有効な防災情報ですが、すべての土砂災害を対象としているわけではありません。
あくまで、大雨警報発表中において、大雨により土石流や集中的に発生する急傾斜地崩壊の危険度が高まった市町村を特定して発表するものです。
大雨とは直接的な関係がなく、技術的に予測が困難である地すべりやがけ崩れ等の土砂災害は、最初から、全ての土砂災害についての情報ではありません。
このため、土砂災害警戒区域では、土砂災害警戒情報の発表の有無に関わらず、対象外の土砂災害が発生する可能性があります。
崖の亀裂や小石の落下など、通常と違う状態が起きているかどうか、日ごろから気をつけておく必要があります。 -
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饒村曜
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雪崩は、山の斜面の雪が重力の作用によって目に見える速さで崩落する現象のことです。そして、雪崩という現...続きを読む象は、大雪が降れば、程度の差こそあれ発生しています。雪崩は、雪崩層滑り面の位置によって底雪崩(全層雪崩)と新雪雪崩(表層雪崩)に分類され、このうち、底雪崩は、主として春先の融雪期に起こる雪崩、新雪雪崩は主に冬の最中に発生する雪崩です。
トマム付近のアメダス「占冠」の観測では、春先のように、日中の最高気温が0度近い日が続き、積雪は40センチ程度で直近では大きく増えていませんので、底雪崩の可能性があります。底雪崩は、発生場所はほぼ決まっていて、雪間に割れ目やしわ、こぶが生じるなど、発生の前ぶれが現れることが多い雪崩で、スキー場内であれば、あらかじめ管理者から危険を警告していると思います。
バックカントリーを日本に不慣れな外国人が行動することに対し、特別な情報提供が必要ではないかと思います。










饒村曜
気象予報士 報告 オーサー地震や火山、ゲリラ豪雨といった自然災害の多くは、前もって予測できないことも多いのですが、台風災害は違います。
台風の動きが遅く、進路が定まらないといっても、台風は確実に南海上からやってきます。台風災害に不意打ちはありません。
最新の台風情報の入手に努め、早めに対策をとることで被害、特に人的被害を減らすことができます。
台風が速度を上げない今のうちに、排水口周囲の清掃や防災用品の確認(補充)など、防災対策を実行することが重要です。思うだけでは、自分の身を自分で守れません。