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関谷直也

東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センター特任准教授

関谷直也

慶應義塾大学総合政策学部卒。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程、東京大学助手、東洋大学准教授(広告・PR論)を経て現職。専門は災害情報論、社会心理学、環境メディア論。避難行動や風評被害など自然災害や原子力事故における心理や社会的影響について研究。東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会(政府事故調)政策・技術調査参事、内閣官房東日本大震災対応総括室「東京電力福島第一原子力発電所事故における避難実態調査委員会」委員、などを歴任。著作に『風評被害―そのメカニズムを考える』、『災害の社会心理』、『環境広告の心理と戦略』http://www.disaster-info.jp/。

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      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      問題のポイントが若干異なる。

      「大雨警報は避難準備情報、大雨特別警報は避難指示の基準」は言い過ぎで、(気象庁発表の)予警報は、(自治体発表の)避難勧告・避難指示の「判断材料」に過ぎない。「記録的短時間大雨情報」「土砂災害警戒判定メッシュ情報」の「極めて危険(紫)」は13:00台から出ていた。また大雨警報、洪水警報などの危険度分布が今回はじめて提供された。「情報が多すぎて判断できない」「色の基準が情報毎に異なりわかりにくい」「周知不足」ならばわかるが、「情報が遅かった」というのは言い過ぎ。

      次に特別警報。特別警報は、すでに異常な降雨が起こっている場合に出る情報なので、これがでたときに既に災害が起こっている場合もある「実況」に近い情報なので、発表時にピークかそれ以降というのは当然。ただ特別警報と危険度分布(レベル化)は導入の経緯から発表基準が異なり、整合性が取れていないのは大きな問題。