中山祐次郎

医師・公衆衛生学修士 報告 オーサー

なぜ院内感染が発生するのでしょうか。コロナ感染患者が発生した病院のほとんどは、感染した人だけを診察する専門スタッフなどおらず、一般の患者さんの診療もしています。そうしないと現場は回らないからです。
院内感染を防ぐには、医師・看護師が十分に注意するだけでなく、マスクやガウンなどの防護具が不可欠です。しかし現在、流行地域の病院ではまったく足りておらず、院内感染を防ぐのに必要な数が現場に供給されていません。感染している患者さんを直接診察するのに、数日使い回したマスクを使う、本来は使い捨てだがアルコールで消毒したゴーグルを使う、など院内感染リスクが上がることをせざるを得ない状況です。

マスコミはあたかも「現場の努力不足」や「不注意」のように報じますが、それはこのコロナ感染には当てはまりません。

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中山祐次郎

医師・公衆衛生学修士

1980年生。聖光学院中・高卒後2浪を経て、鹿児島大学医学部卒。都立駒込病院で研修後、同院大腸外科医師として計10年勤務。2017年2月から福島県高野病院院長、現在福島県郡山市の総合南東北病院外科医長として、手術の日々を送る。資格は消化器外科専門医、内視鏡外科技術認定医(大腸)、外科専門医、癌治療認定医など。モットーは「いつ死んでも後悔するように生きる」。著書は「幸せな死のために一刻も早くあなたにお伝えしたいこと」(幻冬舎)、「医者の本音」(SBクリエイティブ)、小説「泣くな研修医」(幻冬舎)。Yahoo!ニュース個人では計4回のMost Valuable Article賞を受賞。

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