中野円佳

ジャーナリスト/『なぜ共働きも専業もしんどいのか』著者 報告 オーサー

高校生側にも非がある、男の家に行くなら予想できるというコメントが一部出ているけれど、第一に、ここで関係性が対等なものではなく、先輩であり、力のある方に呼び出されたら断りにくい(断ったことで何かデメリットを被るかもしれない、せっかく得られる何らかのメリットをみすみす逃すかもしれないという両面で)という背景を考えてほしい。第二に、この高校生はおそらく警戒したからこそ友人と一緒でもいいかと聞いてそうしたし、父親ほどの年齢の有名な方で信頼感もあったのでは。そして、そもそも女子高生に常に性の対象にさせられることを意識しろというのは(今の日本では残念ながら必要なのかもしれないですが)男性全体に対しても失礼な話。男の子と密室にいても合意なしに嫌なことはされないという世界にいたのであればむしろそちらの方が望ましく、女の子側の認識を正すより、合意なしにこういうことが起こる現実を正していかないといけない。

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中野円佳

ジャーナリスト/『なぜ共働きも専業もしんどいのか』著者

1984年生まれ。東京大学教育学部を卒業後、日本経済新聞社に入社。大企業の財務や経営、厚生労働政策を取材。立命館大学大学院先端総合学術研究科で修士号取得、2015年4月よりフリー。厚労省「働き方の未来2035懇談会」、経産省「競争戦略としてのダイバーシティ経営の在り方に関する検討会」「雇用関係によらない働き方に関する研究会」委員。2017年4月よりシンガポール在住。海外×キャリア×ママサロンを運営。2児の母。著書に『「育休世代」のジレンマ~女性活用はなぜ失敗するのか?』、『上司の「いじり」が許せない』、『なぜ共働きも専業もしんどいのか~主婦がいないと回らない構造』。

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