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中西正男

芸能ジャーナリスト

中西正男

大学卒業後、デイリースポーツ社に入社。編集局大阪報道部で芸能担当となり、お笑い、落語、宝塚などを取材。桂米朝師匠に、スポーツ新聞の記者として初めてインタビューを行い、話題に。また、「上方漫才大賞」など、数々のお笑い大賞の審査員を務めた。2012年9月に同社を退社後、株式会社KOZOクリエイターズに所属し、テレビ・ラジオなどにも活動の幅を広げる。現在、朝日放送テレビ「おはよう朝日です」、読売テレビ・中京テレビ「上沼・高田のクギズケ!」などにレギュラー出演中。

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    • 中西正男

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      お身体が本調子ではないことは芸人仲間の皆さんらから聞いてはいましたが、最近はご自身の美学なのか、ほとんど近況を聞かなくなっていました。

      平川さんの舞台は常に全力投球。舞台を端から端まで使って走り回り、晩年に至るまで、非常にエネルギッシュなステージをされてました。

      そして、芸人仲間から尊敬されていた最大のポイントは、最後の最後まで、舞台でずーっとウケていたこと。

      芸人たるもの、舞台の上でどれだけよことができるのか。そして、お客さんをどれだけ笑わせるのか。

      そこの腕があったからこそ、僕の知る限り、つ周りから強い畏敬の念をもたれる存在でした。

      いろいろなことがある中、全力で走り続けた人生。ゆっくりお休みいただきたいと思います。

    • 中西正男

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      桂三金さん。幾度となく取材をしてきましたが、いつも笑顔の印象しかありません。

      ぽっちゃりの落語家さんばかりが集う催しでは率先して“ぽっちゃりあるある”を披露して身を切り、大きな笑いをとっていました。

      常に朗らか。良い空気を出す。そんなことを強く心がけてらっしゃった。ここで過去形を使ってしまうことに、何とも言えぬ違和感と切なさを感じますが、本当にそんな落語家さんでした。

      昨日、あらゆる関西のお笑い関係者、芸人さんから連絡がありました。

      「三金さんが…」

      どの声も、悲しみはもちろん、驚き、そして、狼狽にあふれたものでした。

      いかに別れが急だったか。そして、いかにみんなから愛されていたか。それがこちらのへの連絡一つにも凝縮されていました。

      どんな言葉も軽薄になってしまう悲しいことですが、本当に早すぎます。それしか言いようがありません。

    • 中西正男

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      今回のことで、昔からお世話になってきた先輩芸人さんらにもお詫びの連絡をしているとも聞きます。

      かなりネガティブで、心が弱り切ったようなことを周りに漏らしているとも聞きます。

      悪代官がお金を隠し持つかのような悪意はなかった。ただただ、凄まじいほどズボラだった。

      あらゆる取材をしましたが、これは間違いありません。

      ただ“交通手段”はともかく、行ってはならないエリアまで行ってしまったことは事実です。

      騒動当初から、僕のところにも数え切れないほどの芸人さんから「徳井さんは大丈夫なんでしょうか?」という問い合わせがありました。

      これだけ心配してもらえるというのは、徳井さんのこれまでの積み重ねの証。

      また人を笑わせたい。もし、徳井さんの中にその思いがあるなら、また今日から積み重ねをしていくしかない。

      難しいことです。ただ、僕の知る限り、それを望んでいる人も、たくさんいます。

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      福田さんとは、関西で定期的にトークイベントでご一緒させてもらっていますが、いつも、いつもナチュラルに感じるのが、徳井さんとの仲の良さです。

      幼稚園から一緒でもう40年、時を共にする仲。しかも、漫才コンビは友達でも、兄弟でも、夫婦でもない、極めて不安定で難しい関係です。

      福田さんと徳井さんも、べったり一緒にいる訳では当然ありませんが、福田さんから出てくる相方への言葉はいつも一緒です。

      「徳井は、ほんまにエエ奴なんです」

      お酒を飲んで、熱い話になればなるほど、このワードが出てきます。そして、その度に深い結びつきを感じます。

      コンビは一連托生。

      良いことも悪いことも、二人で味わいます。

      無論、こんな形で試されるのは本意ではないでしょうが、今後さらに二人の関係性に自ずと注目が集まることは間違いありません。

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      先日「M-1グランプリ」で審査員も務めた島田洋七さんに取材をしました。いわゆる“闇営業”騒動の総括的なことを伺ったのですが、中でも力を込めて話されていたのが「スリムクラブ」のことでした。

      「『スリムクラブ』とも謹慎中にも会って、メシ食ったんですよ。お前ら『M-1』で2位になったか知らんけど、そこから落ちてるだけやん。タレント気分か知らんけど、今は芸を磨いてへん。芸で認められたんやから、芸を磨き続けなアカン。そんな話をしたら、泣いてました。もう一回『M-1』に出ると。今は相当稽古をしているみたいです。鍛えて鍛えて、人の3倍面白かったら、絶対に使われる。頑張りがいがあるとオレは思いますよ」

      結果を出すのは簡単ではないですが、結果を出すシステムがあるのは事実。あるならば、そこで戦う。そして、結果を出せば、未来は開かれる。「スリムクラブ」の本気をしっかりと見届けたいと思います。

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      今回、入江さんの清掃報道の中で、入江さんの会社「イリエコネクション」が解散されたという話もありましたが、僕が取材する限り、会社は続けていく意向であると聞いています。

      ただ、今回の“闇営業”騒動で、経営が非常にやりづらくなったのは事実です。

      入江さんの人脈をベースにしたコンサルタント業務が事業の軸。そして、その人脈を育むために入江さんは毎日、人と会い、会食も重ねてきましたが、今はそれができていない。

      そして、当然ながら、失った繋がりもたくさんあると聞きます。身から出た錆ではあるのでしょうが、謝ることもできず、釈明することもできず、精神的にかなり追い詰められていたとも聞きます。

      しかし、こうやって人と関わることで心が整う部分もあると思います。

      過去は変わらない。でも、未来はレイアウトできる。今後、入江さんがどんな人脈を築いていくのか。注意深く、見守っていきたいと思います。

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    • 中西正男

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      「M-1グランプリ」が生まれた意味はいろいろあると聞きますが、何より大きなことは「本当に面白い人に光を当てる」こと。

      「M-1」は戦いです。第一回の会場の殺伐とした雰囲気は、今でも脳裏に焼き付いています。

      勝てば、人気も、名声も、お金も手に入る。負ければ、全てを失いかねない。それが真剣勝負だと強く感じました。

      戦いということは、勝ち抜くために尋常ではないトレーニングが必要です。多くの芸人さんが「M-1」のために寝る間も惜しんで準備をしています。

      ネタ作り、けいこ、舞台。このサイクルでネタを磨き上げ、年末に研ぎ澄ました武器を持って参戦します。

      「スリムクラブ」は謹慎生活があり、実戦から遠ざかっていました。これは不利と言わざるを得ません。

      ただ、それでも失ったものを全て取り戻せるリングがあることは事実です。

      そこで2人がどんな戦いを見せるのか、刮目したいと思います。

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    • 中西正男

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      謹慎がいつまで続くのか。取材をする中で、明確な“期限”を感じていたのが「スリムクラブ」でした。

      9月20日から始まるラグビーワールドカップ。高校時代は沖縄選抜となるほどのラガーマンだった真栄田賢さん。相方の影響でラグビーにハマり、7人制のチームにも入った内間政成さん。

      過去の取材で、何回も聞いたのが以下の真栄田さんの言葉でした。

      「ラグビーのおかげで友だちもたくさんできたし、大切なことも教えてもらえた。ラグビーを一人の人間だとしたら『この人、すごくいい人なんです!』と大声でアナウンスする。それが芸人の自分ができる恩返しだと思っています」

      ここ数年、熱心にラグビーの普及活動を行い、今年に入ってからは多い時には週3日ラグビー関連の仕事が入る状況となっていました。

      もちろん身から出た錆。ただ、2人がまき続けた種が9月にどんな花を咲かせるのか。しっかり見届けたいと思います。

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      知らなかったとはいえ、反社会組織の宴席に出てたことは礼賛されるべきものではない。

      ただ、この11人は公然とウソをついたわけでもないし、ここの“量刑”は適正でないといけない。

      そして、ペナルティーの重さが妥当ではないとすれば一秒でも早く改めなければならない。

      あらゆる立場の関係者に取材をしましたが、ここに関しては、皆一様に大きな声を上げていたポイントでした。

      そして、謹慎芸人たちの思いを取材すると、ここでもまた、多くの人が同じことを話していました。

      仕事ができない不安、金銭的な不安、それらがいつまで続くか分からない不安。

      そういったつらさと同じくらいつらいのが公の場で謝る機会、説明する機会がないまま今に至っていること。

      今回復帰に伴い、その場も訪れます。反省すべきところは反省し、謝るべきところは謝り、そして、とことん笑わせる。止まった時計の針がやっと動き出しました。

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      吉本興業を成立させているのは“愛”です。

      吉本興業を取材して20年以上が経ちますが、とことんそれを感じてきました。

      尊敬できる先輩への愛。慕ってくれる後輩への愛。信頼できる同期への愛。そして、そういった空間を成立させている吉本興業への愛。

      いろいろな見方はありますが、紙の契約書を交わしていなくとも、多くの芸人さんが吉本興業を離れない。一番の理由は、この愛です。

      今回、宮迫博之さんと田村亮さんが会見をしました。

      多くの芸人さんと話しました。

      「宮迫さんの顔じゃない」「芸人の声ではなくなっていた」「あの2時間半を経て、また笑ってもらうのは難しい」

      自分もプレーヤーだから分かる会見の重み。それが深く胸に突き刺さっていることは、一様に感じ取れました。

      今後、誰への愛がどう作用するのか。それは極めて複雑です。

      ただ、未曽有の事態が起きていることだけは断言できます。

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