Y!オーサー

中西正男

芸能記者

中西正男

立命館大学卒業後、デイリースポーツ社に入社。芸能担当となり、お笑い、宝塚歌劇団などを取材。2003年、故桂米朝さんにスポーツ紙として異例のインタビューを行う。「上方漫才大賞」など数々の賞レースで審査員も担当。12年に同社を退社し、株式会社KOZOクリエイターズに所属する。現在、ABCテレビ「おはよう朝日です」、読売テレビ・中京テレビ「上沼・高田のクギズケ!」などにレギュラー出演中。「Yahoo!オーサーアワード2019」で特別賞を受賞する。また、CNN、BBC、ニューヨークタイムズなどが使用する記事分析ツール「チャートビート」が発表した「2019年で注目を集めた記事100」で世界8位となる。

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    • 中西正男

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      宮迫さんが動画で話している内容は、本当の気持ちだと思います。

      そして、YouTubeを表現の場として選んだのも、宮迫さんの選択であり、素直な気持ちの表れとして選んだのだと思います。

      ただ、今回の動画はテレビの生放送とは違い、何回でも撮り直しがきく。それでいうと、途中、涙ぐむ、涙をぬぐうようなシーンもありましたが、今の世の中の風を考えると、ここは涙はおさえ、昂ぶりから涙が溢れたなら、それはまた撮り直しをし、シンプルにメッセージを伝えた方が、よりストレートに届いたのかなとは感じました。

      ただ、これで一歩を踏み出したのは間違いなく、ここからは純粋に“人気商売の則”の中に入ることになります。

      宮迫さんのことが気になる人は動画を見るし、ならない人は見ない。需要があれば声がかかるし、なければかからない。その則の中で、宮迫さんが何を発信していくのか。注視したいと思います。

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      取材の中で聞いていた宮迫さん復帰の形は2つ。YouTubeと「雨上がり決死隊」としてのライブでした。

      そして、時期に関しては、もう少し時間が経ってからの始動を想定していましたが、周囲から聞いていたよりも早い流れとなっている印象を受けます。

      YouTubeはテレビ番組と違い、とても“小回りがきく”ので、より注目されやすいタイミングで公開することが大切とされます。

      公開の正式なタイミングはまだ明らかになっていませんが、周囲の話を総合すると、近日中にアップされることになりそうです。

      となると、30日の「ロンドンブーツ1号2号」のトークライブ、その後の会見との関わり方、絡み方も気になります。

      話題性ももちろん大切ですが、それよりも様々な誠意が見えやすいタイミングでアップする。

      その方が今後の展開を考えると得策だと僕は強く思います。

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      引退から8年半近く経ちますが、今でも島田紳助という名前に対する“アレルギー”は強く感じていますし、あるのが現実だと思います。

      実際Yahoo!拙連載でも、紳助さんの名前が出るだけでコメント欄が荒れます。それは書き手として痛感しています。

      ただ、あらゆる関係者と話しましたが、今回のことは純粋に優しさだけで実現したことだと聞きます。

      「少しでもmisonoとご主人のサポートになれば」。それ以外の思いはなく、いろいろな“炎上”を考えても、差し引いても、やる意味がある。

      過去、紳助さんが海外に学校を建てるプロジェクトをしている時に、言っていた言葉が思い出されます。

      「こういうことをやると、偽善という人がいる。ただ、もし仮に偽善であったとしても、やらないよりはやった方がいい。それで助かる人がいるんだから」

      今回のことにも、紳助さんの哲学が色濃く表れていると僕は考えています。

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      ここ数年、漫才コンビ「メッセンジャー」のあいはらさん、山里さんらと12月に大阪でトークイベントを行うのが恒例になっているのですが、昨年も12月6日に開催しました。

      打ち合わせも何もなく、開演直前にそれぞれが劇場に入り、あとは本番で思いのたけをぶつけ合うというものなのですが、イベント最大の名物となってきたのが、山里さんの“今年の恨み節”。

      その年に出会った人間、関わりを持った人間の中で、とにかく腹が立った出来事を事細かく、恐ろしいまでに生々しく語る。

      あまりのガチンコぶりに、お客さんが引くこともあるくらいですが、昨年はそれが実にマイルドになっていました。

      だからといって、面白くないわけではなく、笑いの量は例年にも増して多かったのですが、いわば『味付け』が変わっていました。

      ここからモデルチェンジした山里亮太第二章が始まるのでは。そんな期待も膨らむ時間でした。

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      奇天烈なキャラクターに目がいきがちですが、くっきー!さんが売れた最大の要因は人柄です。

      若手時代に「野性爆弾」として出場した関西の賞レース。

      当時、僕はデイリースポーツの演芸担当記者として審査員をしていましたが、観念的なワードを連呼し、耳を劈くような不協和音が流れ続けるというオチを迎えるコントに何点をつけていいのか。鉛筆片手に動きが止まったこともありました。

      キャラクター的に万人受けはしない。ただ、それでも周りには常に芸人仲間の皆さんがたくさんいました。

      何度か芸人引退を決めた時も、ケンドーコバヤシさんやザコシショウさんらが説得して、引き止めてきました。

      桂米朝さんが生前おっしゃっていた言葉。

      「面白い芸人になるより、エエ人になりなさい」

      ジャンルも芸風も何もかも違いますし、これもある意味奇天烈ながら、くっきー!さんを見ると、この米朝さんの言葉を思い出します。

    • 中西正男

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      これまで何度も紅白歌合戦のリハーサル取材をしてきましたが、あの雰囲気は本当に独特です。

      日本を代表する歌手が集まる。そして、次々と歌っていく。あれだけの人数の歌を生で一気に聞くことができるので、正直な話、歌のうまさに自ずと順位がつく場でもあります。あくまでも、個人的な感想ですが。

      僕が印象に残っているのは高橋真梨子さん。舞台に出てきた時にはこちらが心配になるくらい華奢なのですが、歌い始めると、圧倒的な声量と声の伸び、そして色気。それらがとんでもない勢いで押し寄せてきます。

      さらに、異次元の体験をしたのが美輪明宏さん。たった一人の力で、会場の空気を変え、ホールの隅々まで、全て美輪さんの世界になります。あの鳥肌が立つような変化は今でも忘れられません。

      プロがプライドを持ってプロの凄みを見せる。視聴率低迷なども叫ばれますが、やはり唯一無二の空間であることは間違いないと思います。

    • 中西正男

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      「今年の『ミルクボーイ』はすごい」

      芸人さん、芸能関係者、演芸記者らと話すたびに合言葉的に必ず出ていたのが冒頭の言葉でした。

      ボケの駒場さんは誰からも愛され、多くの先輩芸人から食事に誘われていました。

      しかし、ある時期からその誘いを断り、漫才に没頭していました。

      ネタ作りの時間を確保する意味もありますが、売れっ子の先輩と一緒にいることで感じるかりそめの満足感を排し、等身大の飢餓感を得る。そういう形で自分を追い込んだという話も聞きます。

      人との繋がりが重要な芸人さんの世界で、これまでの繋がりを変えて距離を置く。これは相当覚悟を要するものですが、それをやりきり、結果、最高の恩返しをしました。

      ここからは食事会のみならず、番組などで先輩方と一緒になる機会が増えることは確実です。

      そして、そこでこそ、これまでの文脈が大いに生かされるのも間違いありません。

    • 中西正男

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      高橋さんが大阪で活動していた15年ほど前、高橋さんの先輩にあたるたむらけんじさんらと食事に行ったりしていました。

      毎回驚くのは高橋さんの巧みさでした。

      先輩の話に機械的に話を合わせる訳ではなく、質問や疑問をぶつけながら、相手の話を引き出していく。

      当時はまだ芸人さんの中に破天荒なノリも多分に残っていて、宴席がしっちゃかめっちゃかになることも多かったですが、酒のおかわりのタイミングや料理の注文などら常に完璧。

      そして、巧みに話を引き出しつつ、ナチュラルに場を盛り上げていく。そんな姿が強く印象に残っています。

      そこから時を経て、今やEテレで絶妙な空気を作ってらっしゃいますが、その巧みさは長年かけて築かれたものだと強く思います。

    • 中西正男

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      「和牛」はすごいです。「ミキ」もすごい。「セルライトスパ」もすごいです。ほかの皆さまも、すごいです。

      それでも、何かしらの塩梅で決勝に進めない。それが「M-1」の凄みです。敗退した皆さまがいらっしゃる中で軽々に綴るのは憚られもしますが、真剣勝負とはそういうものだと改めて痛感しました。

      ということは、残った人たちは本当にすごい。今大会「ミルクボーイ」は凄まじいと聞きますし、若手の筆頭格「からし蓮根」も凄まじい。

      第一回「M-1」の予選、決勝ともに空気が殺伐としていて、怖さをビンビン感じました。

      だからこそ、優勝者はスターになっていく。

      まだ敗者復活戦もあります。今年の決勝が、より楽しみになりました。

    • 中西正男

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      11月26日、新宿の吉本興業で田村淳さんに話を聞きました。昨日、Yahoo!拙連載でアップしましたが、原稿量の関係でカットせざるを得なかった部分もありました。

      「亮が『被災地にボランティアとして行きたい』と言ったんですけど、それは止めました。これから災害が起きたら、その度に行き続ける覚悟があるのか。もしないなら“利用”になる。『復帰を目指してます』というアピールと取られかねない。それは亮にも良くないし、何より被災地の皆さんに悪すぎる」

      宮迫さんの行動と結びつけるのは早計でしょうが、ここには淳さんの信念が色濃く映し出されていると感じました。

      「そう話をしたら、亮は『ん~』とうなってました。亮には“深く納得するとうなる”という性質があるので(笑)、この話はしっかり理解してくれたんだなと思いました」

      信念、信頼、そして愛。言葉一つ一つにこれでもかと淳さんの思いがこもっていました。

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