市川衛

医療の「翻訳家」 報告 オーサー

期待を感じさせる発表内容ですね
これまで中国やアメリカからも、ある薬が新型コロナウイルス感染症に効果があるかも?と期待を感じさせる報告が出ています

ただ、それぞれまだ数少ない症例に対する報告です。
本当に薬が効いたのか、はたまた人間にそもそも備わった自然治癒の力によるものかもはっきりとわかりません

また本当に効果があるとして、どのくらいのタイミングでどのぐらいの量をどんな状態の人に使えばいいか分からなければ、実際の現場では使いにくいものになります。そして安全性(副作用はないか、あるとすればどの程度のものか)のチェックも必要になります

こうした点を検討するのが、薬を使う人と使わない人を比較する臨床試験です。中国ではいま、新型コロナウイルス感染症に対する臨床試験が始まりつつあると報じられています。

今後公表される、そうした試験の結果を注目したいと思います

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市川衛

医療の「翻訳家」

(いちかわ・まもる)医療の「翻訳家」/医療ジャーナリスト/メディカルジャーナリズム勉強会代表/京都大学医学部非常勤講師。00年東京大学医学部卒業後、NHK入局。医療・福祉・健康分野をメインに世界各地で取材を行う。16年スタンフォード大学客員研究員。【主な作品】(テレビ)NHKスペシャル「腰痛 治療革命」「医療ビッグデータ」ためしてガッテン「認知症!介護の新技」など。(書籍)「脳がよみがえる・脳卒中リハビリ革命(主婦と生活社)」「誤解だらけの認知症(技術評論社)」など。※記事は個人としての発信であり、いかなる組織の意見も代表するものではありません

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