前田恒彦

元特捜部主任検事 報告 オーサー

押収された覚せい剤入りの袋から指紋が検出され、槇原敬之氏のものと一致したという話もあるので、報道が事実であれば、観念したということでしょう。

今後の本格的な取調べでは、1999年の裁判後、いつから、どのような経緯で再び規制薬物と接するようになり、だれから入手し、どの程度の頻度で所持・使用していたのか、覚せい剤仲間はだれなのか、といったことに重点が置かれるはずです。

また、今回の逮捕容疑は2年前の所持事件でしたが、逮捕に伴って行われた関係先への捜索で新たに覚せい剤などが発見されているのかや、尿の鑑定結果も重要となります。

沢尻エリカ氏らの逮捕といった騒動があってもやめられず、直近も使用していたということになると、常習性や依存性の高さが極めて顕著であるうえ、「薬物依存症」という病の度合いも相当深刻だということにもなるからです。

前田恒彦

元特捜部主任検事

1996年の検事任官後、約15年間の現職中、大阪・東京地検特捜部に合計約9年間在籍。ハンナン事件や福島県知事事件、朝鮮総聯ビル詐欺事件、防衛汚職事件、陸山会事件などで主要な被疑者の取調べを担当したほか、西村眞悟弁護士法違反事件、NOVA積立金横領事件、小室哲哉詐欺事件、厚労省虚偽証明書事件などで主任検事を務める。刑事司法に関する解説や主張を独自の視点で発信中。

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