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Y!オーサー

工藤啓

認定特定非営利活動法人育て上げネット 理事長

工藤啓

1977年、東京都生まれ。成城大学中退後、渡米。Bellevue Community Colleage卒業。「すべての若者が社会的所属を獲得し、働くと働き続けるを実現できる社会」を目指し、2004年NPO法人育て上げネット設立、現在に至る。内閣府、厚労省、文科省など委員歴任。著書に『NPOで働く』(東洋経済新報社)、『大卒だって無職になる』(エンターブレイン)、『若年無業者白書-その実態と社会経済構造分析』(バリューブックス)『無業社会-働くことができない若者たちの未来』(朝日新書)など。

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    • 工藤啓

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      対面で柔軟なコミュニケーションが必要な仕事に合わない若者に対して、援助職は真面目に、コツコツやれば評価される仕事を提示してきました。その代表格が倉庫業や製造業です。

      しかし、それらの仕事から正社員という安定雇用が少なくなり、そもそもの人数も減りました。そのため、仕事に就くためにはどうしても「コミュニケーション」というものを得意に、または不得意でも耐えられるようにしなければ厳しい、という雰囲気が作られました。

      その一方で、デジタル/テクノロジーの世界において、例えばリリース前のゲームやアプリの不具合をチェックする仕事などが新たに生まれています。

      対人関係が苦手ななかで就職活動を続けてきましたが、うまく働き続けられない女性がいました。彼女はYouTubeなどの動画に字幕を付ける技術を使い、いま、自分のペースで比較的安定した収入を得ています。新しい仕事は見えづらい場所で才能を待っています。

    • 工藤啓

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      刑務所や拘置所、少年院や少年鑑別所では、特別に社会との接点を制限された施設だからこそ、施設内で感染者を出さないように最新の注意を払っていたはずです。

      収容されているひとたちにも当然人権があり、施設内での感染の広がりを抑えるためにはさまざまな施策が考えられているはずですが、その目的のために一時的にせよ、収容者を施設外に入院治療させることや、不足するマスクや消毒液を優先的に回すことに対して、どんな背景があるにせよ、命や感染を守る判断ができるのか、私たちの日常の考え方や発言が試されるように思います。

      いまや感染者はどこでも出る可能性がありますが、特殊な施設内での広がりがないことを願います。

    • 工藤啓

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      子育て世帯に該当する「育てる子ども」の年齢は概ね18歳くらい。しかし、実際には収入を持たない無業状態で同居する子どもの年齢が18歳を大きく超えることもある。世帯主の収入で子どもの生活も贖う現実がある中で、「子ども」の年齢を特例的に20代、30代に引き上げることも検討してほしい。

      自宅から出ることが難しい環境下で、DVや家庭内暴力の発生確率の高まりが懸念されている。ここに対する十分な政策的支援が現況下で打ち出されていないなかで、世帯主の経済的な打撃がともに暮らす家族関係に影響することは想像に難くない。

      救える命、守れる生活、なくせる被害に対して現金給付など経済面で貢献できることはたくさんある。

    • 工藤啓

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      ある程度、柔軟に何でもこなせる人材ではなく、ある特定の業務を集めて仕事にしていく世界を実現したことは大きな意義があります。応募に際して障害認定の有無を問わないのは、多くのひとが考えてはいたけれど、なかなか実現できていなかった枠組みだと思います。

      すべての企業がそうあってほしいという気持ちもありますが、行政だからできるということにないよう、今後は行政からの委託事業の要件に「働きづらさ配慮の採用」を義務づける、または、そのような取り組みをしている応募企業(団体)には加点するといったことで広げていくのがよいと思います。

    • 工藤啓

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      子どもが10代、20代では、まだ経済力と生活力は親が上のことが多い。しかし、子どもが40代、50代になれば経済力は親が上でも、力仕事や介護など生活力は子どもが高くなる。

      若者支援で言えば、親を通じた情報提供によって一定程度、(仕方がないので)相談してみようという行動変容に良くも悪くもつながりやすい家庭内構造があったが、それも効きづらくなる。

      一方、子どもがいてくれるから恒例となった親も安心して生活できる側面は少なからずあるはずで、あまり「ひきこもり」「8050問題」と絡ませ過ぎず、自宅で親の介護を引き受ける存在がいることをベースに生活保障の枠組みを設定したい。

    • 工藤啓

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      「就職」氷河期は、雇用される椅子の数不足をなくしつつ、質をあげなければならない。

      新型コロナウィルスによる先行き不透明ななかで、企業が採用枠を確保し、ひとを雇用する意思決定を強く後押ししなければならない。

      雇用助成金の割合を90%から100%にあげてもよいくらいで、先が見えないなかであれば3年間の雇用にかかる給与保証も必要。

      それくらいひとを雇うことの意思決定がしづらい環境を、第二の就職氷河期回避に向かわせるのであれば、雇用枠を提示する企業が雇うことで利益が確保できるレベルの公的資金を拠出してもよい。

      悪質な企業の発見と是正をセットにすることは言うまでもない。

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    • 工藤啓

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      相手を一人の大人として応対する。これはひきこもり家庭で保護者に訴える言葉です。

      大きな枠組みによる、自分ごとにしづらい正論よりも、日常をともにする信頼関係のある個人からの問いかけほど心に響くものはありましせん。

      政府や自治体は、高齢者への外出自粛に加え、当該世代の子どもや孫たちに、電話やネットで、おじいちゃん、おばあちゃんお外に出ないでと呼びかけてください、とアナウンスするといいと思います。

      高齢者だから危ないという正論に加え、私は心配をしている声かけです。若者や子どもの力を借りる時です。

    • 工藤啓

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      取引先企業、会社の上司、家族など、本人の行動に強い影響を持つ側が、新型コロナウィルスの感染拡大をさせないための提案をしていかなければ、影響される側はなかなか行動抑制をしづらいです。

      ある若者は来週月曜日に取引先企業に来るよう要請されています。先週は大手重工メーカー、月曜日は大手自動車メーカーだといいます。内容そのものはオンラインで十分だが、「実際に対面して話す」ことが重要だと言われ、自ら断ることは難しいそうです。

      仕方がないので新幹線ではなく、東京から地方まで前日に車両で移動する計画ですが、自己防衛できることにも限界があります。特に力関係が上位になる関係性であれば、「提案に乗る」のではなく、積極的に相互を思い遣った形を提案するべきです。

    • 工藤啓

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      スーパーでのインターンシップを希望していた若者は自宅待機となりました。

      スーパーに毎日食材を届けるドライバーの若者は、自分と家族のことを考えると、配送量が増えて一人の負荷が高くなるだけで、給与があがるわけでもなく、自分がリスクになることに不安の言葉をくれました。

      ひとは食べなければ生きていけませんが、不要不急のラインを下げるほど、そのライフラインを背負うひとたちの葛藤が高まることは理解してほしいです。

      働きたい若者は待機、既存の担い手は不安の増大で、自分や家族への不安に対する気持ちや補償がなければ、ライフラインを支えるシステムが止まります。

    • 工藤啓

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      先行きが見えないなかで、どれくらいのキャッシュを確保すべきかの判断がとても難しいです。

      経営と社員の生活、そして自分の家族を守るための資金繰り設計の見積もりは非常に困難で、経営や会計の専門家でもいくらあれば大丈夫とは言えない状況。

      今回の資金繰りは、過去の経験が活かせないギャンブルのようなところがあり、NPOでも経営者同士での情報交換がこれほどなされているのは初めて。

      金融機関への相談の前に、現状の把握と未来シナリオを描く支援が必要で、それば財務コンサルディング以上に、メンタルカウンセリングに近いです。

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