窪園博俊

時事通信社 解説委員 報告 オーサー

経済情勢はなおコロナショックの打撃が大きいのに、株価は急激な上昇を見せている。実体経済と株価のかい離が大きいと、いずれ大幅な修正(株安)が起きる。ただ、株価は将来の経済情勢を先取りして動きやすく、恐らくはコロナショックからの経済の立ち直りが比較的早い、との見方が反映されているとみられる。さらに、株価の押し上げに寄与しているのは、コロナショックで大幅に拡張されたマクロ政策だ。主要な中銀は積極的に緩和し、財政政策もかなりのバラマキが実行された。マクロ政策は拡張は容易だが、引き締めは政治的な抵抗もあって困難となりやすい。経済が仮に早めに立ち直っても、マクロ政策は相対的に拡張された状態が放置されやすい。この場合、バブル的な色彩が一段と強まっていく公算が大きい、とみられる。

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窪園博俊

時事通信社 解説委員

1989年入社、外国経済部、ロンドン特派員、経済部などを経て現職。1997年から日銀記者クラブに所属して金融政策や市場動向、金融経済の動きを取材しています。金融政策、市場動向の背景などをなるべくわかりやすく解説していきます。言うまでもなく、こちらで書く内容は個人的な見解に基づくものです。よろしくお願いします。

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