久保田博幸

金融アナリスト 報告 オーサー

今回のギリシャとECの交渉はかなり困難を極めることが予想されます。先月誕生したギリシャの新政権にとって、国民の期待を裏切るわけにはいかず、その代わり国民もユーロ離脱との選択肢は当然とりづらい。ギリシャ新政権にとり、安易な妥協は許されず、なるべく有利な格好で支援策を取りまとめたいことも確かで有り、そのあたり近頃人気のバルファキス財務相の腕の見せ所となるのでしょうね。ユーロ圏各国も当然、緊縮策そのものについては譲れないところでもあり、ユーロへの参加は加盟各国の財政の健全化が大前提となっています。双方がある程度譲り合い、時間をかけての落としどころを探ることになるのではないでしょうか。今回の物別れは、市場に対してもそれほど影響は与えていません。市場参加者もそのあたりを理解していると思われます。

こちらの記事は掲載が終了しています

久保田博幸

金融アナリスト

フリーの金融アナリスト。1996年に債券市場のホームページの草分けとなった「債券ディーリングルーム」を開設。幸田真音さんのベストセラー小説『日本国債』の登場人物のモデルともなった。日本国債や日銀の金融政策の動向分析などが専門。主な著書として「日本国債先物入門」パンローリング 、「債券の基本とカラクリがよーくわかる本」秀和システム、「債券と国債のしくみがわかる本」技術評論社など多数。

久保田博幸の最近の記事

久保田博幸の最近のコメント

  • 東証続伸、終値2万1271円 経済再開期待、3カ月ぶり高値写真

    共同通信 5月26日(火) 15時05分

    久保田博幸

    |

    緊急事態宣言の全面解除が素直に好感された格好に。すでに22日の日経225先物の上昇がそれを示唆し、昨...続きを読む

  • こちらの記事は掲載が終了しています

    久保田博幸

    |

    22日の米国株式市場はまちまちとなっていたが、22日のナイトセッションで、日経225先物は買い進まれ...続きを読む