児玉克哉

SSI大学(インド)教授/国際平和イノベーション研究所長 報告 オーサー

オバマ政権は中国には関与と抑止を方針として掲げ表向きは牽制しながら協調していく姿勢だった。しかし実際には中国の軍事力拡大を容認し、融和と協調の方が目立つものとなった。トランプ政権はオバマ政権の方針を変えて、中国には強硬姿勢で当たりそうだ。軍事戦略的に「中国封じ込め」政策をとり、経済的には貿易不均衡是正の強い要求を掲げる。台湾の蔡英文政権や日本の安倍政権に密接な関係を構築しつつあるのは中国包囲網の拠点作りとも言える。南シナ海進出によってASEAN諸国との関係強化を図っていくだろう。当面は強硬策で押し、中国と有利な交渉に持ち込む戦略となる。中国が強く反発することは目に見えており、東アジアのみならず東南アジアも米中対立の渦の中に巻き込まれるかもしれない。トランプ大統領は経済に関心が集中し、外交・軍事ではプレセンスを弱め世界の警察官をやめるという見方もあったが、この分野でも強硬な路線をとりそうだ。

こちらの記事は掲載が終了しています

児玉克哉

SSI大学(インド)教授/国際平和イノベーション研究所長

国際平和研究学会(IPRA)事務局長、日本地域創生学会理事、トルコ・サカリヤ大学客員教授、パキスタン・マリル科学技術大学特別教授、ネパール・トリブバン大学客員教授、リンカーン・フォーラム理事・事務局長、一般社団法人社会貢献推進機構理事長、CSRジャーナル編集長。三重大学副学長・教授、国際社会科学評議会(ISSC)副会長を歴任し現職。専門は社会学、国際政治、政治社会学など。「ヒロシマ・ナガサキプロセス」や「志産志消」等を提案し国際・地域活動を行っている。2012年にインド非暴力国際平和協会より非暴力国際平和賞を受賞。連絡:kodama2015@hi3.enjoy.ne.jp

児玉克哉の最近の記事

児玉克哉の最近のコメント

  • こちらの記事は掲載が終了しています

    児玉克哉

    |

    現在の韓国の重要課題は北朝鮮への対応と経済問題のはずだ。北朝鮮問題に関しては米日韓の3カ国の協力が不...続きを読む

  • こちらの記事は掲載が終了しています

    児玉克哉

    |

    民進には右から左まで多様な人がいる。蓮舫前代表は多様性が民進の魅力とまで言っていた。民主・民進は安保...続きを読む

Yahoo!ニュース オーサーコメント