Y!オーサー

小林恭子

ジャーナリスト

小林恭子

英国を中心に欧州各国の社会・経済・政治事情を執筆。中公新書ラクレから新刊「英国公文書の世界史 -一次資料の宝石箱」が出ました。本のフェイスブック・ページは:https://www.facebook.com/eikokukobunsho/ 連載「英国メディアを読み解く」(「英国ニュースダイジェスト」)、「欧州事情」(「メディア展望」)、「最新メディア事情」(「GALAC])ほか多数。著書『フィナンシャル・タイムズの実力』(洋泉社)、『英国メディア史』(中央公論新社)、『日本人が知らないウィキリークス』(洋泉社)、共訳書『チャーチル・ファクター』(プレジデント社)。

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      このドラマをBBCで視聴しました。番組の中で、平さんは「無表情な日本の刑事」+「なぜか英語がうまい」人物として登場します。在英日本人としては違和感がありましたが、英国では非常に高く評価されました。平さんを含む主要俳優陣の息がぴったりで、ちょっとハチャメチャな部分もありますが、多くの人が楽しめるとドラマだと思いました。著名俳優があちこちに出ていて、楽しい「発見」も。非常に人気が高いのが、ウィル・シャープという俳優が演じたゲイの男性「ロドニー」でしょう。日本語が非常に上手で、才能あふれる俳優・監督さんです。平さん演じる刑事の娘の面倒を見る役となったロドニーを主人公にしたドラマが制作されるべきという声もこちらでは出ていました。最後はシリーズ2もありそうな、余韻いっぱいの終わり方でした。お勧めします。

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      筆者が住むイギリスでは、主要放送局の番組の常時同時配信とオンデマンドサービス(後で視聴できる・ダウンロードできる)が数年前から実行されています。どちらもほとんど無料で、どのデバイスでも利用できます。視聴者からすると、通信にアクセスできる場所にいれば、どこでもどの番組でも何時でも視聴できるという状態です。NHKは同時配信サービスの縮小化を政府から求められましたが、「民業を圧迫してはいけない」、「肥大化するべきではない」という圧力が相当強いですね。民放も巻き込んで、どの番組も同時常時配信やオンデマンドサービス(無料)を実現すれば、視聴者の利便はどれだけ向上するかと思うと、大変残念でなりません。「公のために、何が最適か」の視点が抜けている動きに見えます。テレビ界が生き残りを図るなら、ぜひ結束し、貧富の差に限らず、すべての国民が番組コンテンツを楽しめる環境づくりをお願いしたいです。

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      英国でも非常に大きく報道されたトピックです。報道の自由が保障されない国では政府批判のジャーナリストへの弾圧が発生しますが、今回、特に注目を浴びたのは(1)殺害が残酷なものであった、(2)言論の自由が封鎖されたという面で欧米諸国の反発を招いた、(3)カショギ氏が米ワシントンポストのコラムニストで、「目につく」存在だった、(4)トルコ政府が殺害状況を世界中に広める努力をしたなどの理由がありそうです。「たった一人の殺害」ですが、象徴的な意味を持つことになりました。ただ、米英の政治家にとってサウジアラビアは武器を買ってくれる重要な顧客です。表向きは殺害を非難しますが、サウジアラビアとのつながりをたち切ることはできません。サウジの事実上の最高権力者ムハンマド皇太子の責任を問うことは国内政治への干渉にもなりますので、やりそうにありません。今回の裁判後、本音では「次に進みたい」と思っているはずです。

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      衝撃的な事件ですね。判決が出るまでの間で本人に罪の意識が低かったことに驚いています。5年の実刑は短いようにも思いますね。筆者が住むイギリスでも性犯罪の事件は多々あります。有罪となれば、「性犯罪者リスト」に名前が載ることになり、これが一生続きます。出所後は住所を地元警察に通知することが義務化されます。幼稚園・学校など子供が多くいる地域には住めなくなるなど、生活には制約もつきます。「児童に対する性犯罪は許さない・許されない」という意識が広く共有されるようにする仕組みがあります。児童に対する性犯罪を犯した人は犯罪者の中でも忌み嫌われる存在になりますので、受刑中にほかの受刑者から攻撃を受けることも珍しくありません。被害に遭った児童の心身の傷を回復させるための仕組みも充実させたいですね。

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      見出しに驚いて、動画を視聴しました。おそらく、ちょっとしたジョークとして、気の利いた言葉として使ったのでしょう。辞書によると、「セクシー」には「〔物事が新しくて〕格好いい、人目を引く」という意味がありますので、「気候変動問題にもっと関心を持ってもらうために、人目を引くようなスタイルで問題提起をしてみればいいのでは」という提言をしたようですね。「性的な」という意味ではないですね。筆者が住むイギリスでも「もうちょっと興味深く・面白く・色を付けて」の意味で話し言葉で使われることがありますので表現としては「アリ」でしょう。でも、普段英語が母語ではない人が、公的な立場で話すときに、こういう言葉を使うのは少し無理っぽい感じにも聞こえました。「クール(格好いい)」という表現もあったので、そこで止めてもよかったかな、と。日本語では「性的な」という意味になりますので、国内では誤解を招きやすい表現ですね。

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      当初、この像をなぜこのような場での展示に選んだのかと疑問に感じましたが、一定の信念を持って選んだ展示品の撤去となったことで、津田氏を始め関係者は残念と思います。でも、たとえ数日でも展示できたこと、撤去を巡って話題となったことで表現の自由・不自由を論じるための問題提起ができたという点で評価できると思います。この像・これに関わる問題がいかにホットであるかも示すことができました。筆者が住む英国では人種差別、女性蔑視、ナチス礼賛などを表現した作品・言動は展示できたとしても大きな批判を浴びるでしょう。その一方で、王室批判、キリスト教批判はほぼ無制限に行われており、ジョークのタネにもなっています。「問題提起」という点から、今後も臆することなく様々な展示が日本で行われることを望んでいます。少しずつ、「枠」を広げていかないと先に進めないわけですから。

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      筆者が住むイギリスでは、10年ほど前から日本のNHKに相当するBBCが番組の再視聴サービスを開始し、今はBBCや民放の主要チャンネルがオンデマンド放送および同時放送を実施しています。番組はテレビで、PCで、スマートフォンなどで放送と同時に見てもいいですし、後でも見ることもできます。原則、全て無料です。その一方で、有料になりますが、ネットフリックスやアマゾンプライムのサービスも人気です。日本で、民放がNHKの存在をライバル視する商業上の理由を理解はできるのですが、「民放を守る」という目的のために視聴者の利便性が犠牲になっているのでは?「同時放送・オンデマンド・無料」の世界が普通になると、視聴者にとって大変便利。番組予定表に縛られて、テレビにの前に座っている必要がなくなります。話題になった番組を後でじっくり見て話の種にしたり、批評したりができます。「視聴者の利便」を最優先してほしいものです。

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      離脱に反対する大規模デモが行われましたが、これをもって英国内で残留派の意見が圧倒的であるとは言い切れません。EU加盟の是非を問う2016年の国民投票では離脱派が僅差で残留派に勝ちましたが、国民は2つに大きく割れています。複数の世論調査では元離脱派が残留派になった傾向が見られますが、もし再度国民投票があった場合、残留派が大きくリードするという予想は出ていないようです。離脱の条件を決める交渉が難航し、離脱まであと半年を切った今、「早くなんとかしてほしい」という強い思いがデモの大きさに表れたのではないでしょうか。現実的に国民投票をするとなると、新法の制定が必要となり、何を質問事項にするのかも含めて議論を行う期間が設置されますので、離脱予定の来年3月末までに行うのは難しいと言われています。混迷が続く英政治となっています。

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      この「ジャーナリスト」という言葉、日本ではかなり重みのある特殊な意味で語られているようです。英国ではマスコミに勤める記者及びフリーのジャーナリストがこれに入りますので、その意味では英国も同様なのですが。「ジャーナル」は日記の意味ですので、元々の言葉の意味としては「日記をつける人・日々の出来事を綴る人」ということになりますね。日々の出来事に自分なりの解釈を加えて記録する「ジャーナリスト」が英国で職業として成立するようになったのは18世紀から。「ロビンソン・クルーソー」を書いたデフォーがその一人。刑務所を訪ね、受刑者に話を聞いて記事にしました。現在、英国ではエッセ―などを書く人も含めて広い意味で「ジャーナリスト」という言葉が使われます。日常の様々な現象を自分なりの観察や取材で切り取り、これを文章や映像などで形にしていく人=ジャーナリストという解釈です。もっと気軽に考えてもいいのではと思います。

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      スペインの憲法裁判所はカタルーニャ州の独立を問う住民投票の合法性を認めていないので、政府として「違法行為を取り締まる」ために強権的な手段を使ってもやむを得ないという姿勢です。でも、言論行為を暴力で取り締まった今回のような行動は、欧州連合(EU)の加盟国として許されないはずでした。ところが、EU側あるいは加盟国首相などがスペイン政府の行為を非難する声は表立って出ていないようです。というのも、そうすることでカタルーニャ州の肩を持ってしまうと、自国内の特定地域が独立運動を始めてしまうかもしれません。フランス領コルシカ島、ベルギーのフランダース地方、英国のスコットランド地方が該当します。またEUは国家の集まりになっており、国家内が分裂してしまうことを原則として支持しない傾向があります。ここまで激しい衝突の様子が世界中に流れた後で、EUがいつまでも無言のままでいるのかどうか。一つの注目どころです。

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