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木村公一

スポーツライター・作家

木村公一

獨協大学卒業後、フリーのスポーツライターに。以後、新聞、雑誌に野球企画を中心に寄稿する一方、漫画原作などもてがける。韓国、台湾などのプロ野球もフォローし、WBCなどの国際大会ではスポーツ専門チャンネルでコメンテイターも。でもここでは国内野球はもちろん、他ジャンルのスポーツも記していければと思っています。

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      当初、議事を進める上でNPBには優先順位がありました。
      ① レギュラーシーズン143試合消化の完遂。
      ② オールスター戦、交流戦の堅持。
      ③ CSの実施。
      ④ 11月中に日本シリーズを終えること。
      幸か不幸か五輪延期で①は守れそうでしたが、現状ではそれも断念せざるを得なくなったようです。
      そして交流戦の中止。重要視しているものから崩れているのが、ことの深刻さを表している気がします。実はNPBとしてはCSより交流戦の方を優先して残したかったという意見をある球団幹部から耳にしました。昨今は「パ強セ弱」で鮮度も薄れがちではありますが、公式戦として143試合に組み込まれているからです。その交流戦を中止にして試合数も削減。ただそれで済むでしょうか。「オールスター戦時期から開幕出来れば上々」といった言った声も聞きます。

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      現段階で白紙は仕方がないでしょうが、事実上、今季の開催が危ぶまれることに現実味が出てきたような気がします。関係者の話では「活動休止の現在、もう一度リーグ戦に耐えうるコンディションを作るには再度キャンプを張るくらいの時間と練習量が必要」といいます。少なくとも3週間。しかし5月下旬開幕のために今、そうした練習が出来ないなら、必然的に開幕は6月になります。交流戦後、あるいはオールスター戦時期が開幕のメドとなるでしょうか。いずれにせよプロ野球は選手関係者含め12球団で総勢1000人もの組織集団です。その集団が毎日、3万人程度の観客を6カ所で招いて試合をする。それも数ヶ月単位で。そんな巨大集団が今の状況で感染者を出さずに“イベント”を開催できるとは誰も思えないでしょう。今季断念というのは簡単ですが、現実的にはその可能性が徐々に高まっているように思われます。ただそれがどれだけの大問題なのか。

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      以前、某チームドクター経験者に聞いた話。
      ヒジの靭帯損傷には軽度のグレード1から重度の4まであり、3以上が手術対象になるとか。うち甲子園に出場するくらいのレベルの投手なら、6割近くがグレード1から2くらいにはなっているとのことだった。治療も移植手術に頼らず、自分の血小板を痛めた箇所に注入するPRPという保存療法もあるが、手術を選んだのは重症度とともにコロナの影響でプレーできないため、「なら今のうちに」との判断もあったのだろう。温存療法がいいか手術がいいかは一概にはいえない。ただ「手術したら球速が増す」という風評は全くの嘘。メジャーでは復帰しても6割の投手の球速が戻らないという臨床データもある。速くなったのはあくまで術後のケアとトレーニングが成功したに過ぎなく、手術そのものの効果ではない。だが専門家でも案外と「速くなる」と明言しているのは驚きだ。

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      NPBとして「4月10日開幕目標」が流れていましたが、あれは表向き、希望的意見であり、取材する範囲ですが実際は専門家会議からの提言(選手、観客の安全を担保できる状態まで開幕は見合わせるべき、という趣旨)があった時点で、4月24日というラインは想定していたようです。日程上、24日に開幕できれば従来からいう143試合制、かつCS、日本シリーズの開催が堅持できるからです。ちなみに3月20日から24日まで約1ヶ月間に延期される試合は12チームで168試合。1チームあたり14試合ということになります。しかし24日を超えると、本来の期間では試合消化が不可能となりCSの削減、もしくは取りやめなど迫られます。CSは公式戦に組み込まれている交流戦と異なり進出するチーム単位でスポンサーや中継権を交渉、契約する。そのため打ち切りもしやすい。CSは予備日含め17日間。1チーム15試合までなら詰め込める計算です。

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      臨機応変な発想の原監督ですね。内容のユニークさはもちろんですが、実はこうしたコメント、原監督自身「自分が話せば記事になる」という思いが内心あっての発言なんです。話すことで記事になり、少しでも野球が話題にのぼれば、という考えです。とくに今のように不安ばかりのご時世に、少しでも野球の話題がのぼればと、いわばスポークスマン的な考えが復帰してからは一層強くなりましたね。
      さて練習試合についてですが、プロ野球界としては9年前の大震災時にも経験しています。あのときも無観客でテレビ中継も自粛が多かったと記憶しています。だからか選手たちも経験者は今回、無観客の練習そのものにそれほどの戸惑いはないようです。逆に言えば緊張感も持ちにくい。原監督の12イニングなど変則的なやり方は、選手に対しても「従来とは違う練習試合」という意識、緊張感を持たせる意図もあるように感じられます。それだけの策士です、原監督は。

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      神格化されたような高校野球ですから、その中止はプロの開幕延期以上の受け止め方をされるかも知れません。ただその歴史や伝統、部員たちの想いといった、いわば情緒以上に「部員たちを感染させてはいけない」という大人の判断が先に立ったとみるべきでしょう。屋外である広い甲子園球場での感染が、どれだけシリアスなものかはわかりません。ただ甲子園大会はグランドだけではない。たとえば各地からの移動。大会中、部員たちは旅館に泊まります。施設によっては複数の学校が同じ旅館を使うこともあります。そうした環境下で部員を感染のリスクから守ることは、今の状況ではかなりの困難さを伴うことでしょう。英断というより、冷静な判断だったと思います。

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      震災当時、プロ野球の開幕に関して多くの議論がありました。開催すべきか延期か。その中で印象的だったのがダルビッシュ有投手の「プレーで人々に勇気を与えるという言い方への違和感」でした。そんなに簡単に勇気なんて与えられるものなのか。与えるなどという、上からの立場にも見える表現はおかしくないか。当時の「頑張れ、頑張れ」というコールの中、その違和感はとても素直に、腑に落ちるものでした。あれから9年。果たしてどれだけプロスポーツという興行に、人々を勇気づけられる力があるのか。見る側である代表の端くれとしても、考え続けた9年のような気もします。そして今、形は変われど当時と同じような空気が、日本を、世界を巻き込んでいます。あのとき学んだことを活かせるのか、それとも。五輪とともに、スポーツのあるべき姿が問われるときなのだなと感じています。

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      聞く限り、医療専門家を迎えJリーグと対策連絡会議を開始した時点で、延期は織り込み済みだったようです。無観客という見方もされましたが、それでは1試合につき億単位の収益が消え、数千万円の赤字だけが残ります。NPBとしてはそれは避けたかったわけで、今回も「143試合制は堅持」と、なんとか収益を維持したい想いが伺えます。ただし関係者に取材すると「最も恐れているのは選手から感染者を出すこと」だといいます。万一、ひとりでも感染者が出れば、チーム単位での隔離に迫られ、その時点で今季の公式戦は潰えてしまいます。それは最悪の事態としてなんとしても避けなければならない。ファンの方たちとしては「見たい」「延期は妥当」等、意見は分かれるでしょうが、今回の措置には、そうした考えもあるということです。

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      延期とするのにも決断は必要だと思いますが、一番の懸案は「いつまで延ばすか」でしょう。ズルズルは許されず、とはいえ先は見えない。プロ野球の開幕延期は隣国の韓国でも同様で3月28日を一週間延ばす前提で協議をしています。その上で決定後は2週間ごとに理事会を開いて開幕時期を探るという手順を踏むようです。日本も同様の手順を定め、公開することでファンを安心させられるのではないでしょうか。またコミッショナーは143試合の実施は堅持するとのことなので、7月からの五輪期間は公式戦の中断を決めていますが、状況によってはこの時期にも公式戦を行うことで通年通りの解消も可能と考えられます。いずれにせよベストのシーズンを送れないことは間違いないわけで、ならばどれだけベターに収められるか。今回、医療専門家をブレーンに議論展開し、公開しているようですが、同様にシーズンの進め方についても常に情報公開して貰えたらと思います。

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      実行委員会とかNPBといっても、実際はセ・リーグ球団が影響力を持ち決定権を握っています。ここまで来て「現状維持」ということは「彼ら」の受け止め方を象徴しています。要するに異常なほど腰が重い。大きな判断を下したくない。五輪中断もあり開幕延期は現実的ではないでしょうが「無観客試合」は検討すべき課題だと思います。ですが多額の収益が影響するため腰が重い。またファンもマスクや消毒には敏感なのに、なぜか観戦には「寛容」ですね。ジェット風船を自粛しても3万人の観客が3時間、ドーム球場内で一堂に会せばどういうことになるのか。東京マラソンは一般参加を取りやめましたが、球場観戦は大丈夫という根拠はどこにあるのか。普通に考えればかなりやばいと思うのですが。とはいえ世論を気にして態度を決めるのがNPBや各球団の体質ですから、この数日、1、2週間で事態が変われば、開幕への対応も大きく変わっていくことでしょう。

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