Y!オーサー

菊田康彦

フリーランスライター

菊田康彦

静岡県出身。小学4年生の時にTVで観たヤクルト対巨人戦がきっかけで、ほとんど興味のなかった野球にハマり、翌年秋にワールドシリーズをTV観戦したのを機にメジャーリーグの虜に。大学卒業後、地方公務員、英会話講師などを経てフリーライターに転身した。07年からスポーツナビに不定期でMLBなどのコラムを寄稿。04~08年は『スカパーMLBライブ』、16~17年は『スポナビライブMLB』に出演した。著書に『燕軍戦記 スワローズ、14年ぶり優勝への軌跡』(カンゼン)。編集協力に『石川雅規のピッチングバイブル』(ベースボール・マガジン社)、『東京ヤクルトスワローズ語録集 燕之書』(セブン&アイ出版)。

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    • 菊田康彦

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      現在、WBSCプレミア12が行われていますが、思えば前回2015年大会の日本代表捕手陣は嶋選手のほか、西武の炭谷銀仁朗選手(現巨人)、そしてヤクルトの中村選手という構成でした。
      そのうちの2人が来季から共にヤクルトでプレーするというのは、感慨深いものがあります。

      中村選手は先月、「人生で初の手術」という右肘のクリーニング手術を受けていますが、年明けは恒例の自主トレに参加できる見通しで、3年契約2年目となる来シーズンも、基本的には正捕手として起用されるものと思われます。
      その他、ヤクルトの捕手陣は今年は一軍で捕手として29試合出場の松本直樹選手が26歳、15試合出場の西田選手は27歳で、ファームの正捕手・古賀選手は21歳。29歳の中村選手よりも年上の捕手は、もうすぐ36歳の井野選手しかいません。中村選手を中心にベテラン、若手とバランスを考えても、いい補強といえるのではないでしょうか。

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      各球団の外国人選手と密にコミュニケーションを取っている竹下記者ならではの、素晴らしいコラムですね。
      僕もマシソン投手とは何度か話をさせてもらいましたが、いつ会っても変わらぬ穏やかな態度で、ユーモアを交えながらも真摯に接してくれるーーそんな選手でした。
      今シーズン、球場で顔を合わせた時に、本当に苦しかったという昨年のリハビリ生活の話の後で「もう以前のような力はないからね」と寂しそうに笑っていた表情が、今も印象に残っています。
      カナダは現在開催中のWBSCプレミア12ではオープニングラウンドで敗退してしまったので、東京五輪への出場権獲得は来年3月のアメリカ大陸予選に持ち越しとなってしまいましたが、マシソン投手の最後の晴れ姿を五輪の舞台で見たいと思っているファンは、多いのではないでしょうか。

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      「とにかく勝つことが一番。金の問題じゃない」
       今シーズンの終盤、バレンティン選手に来年以降のことを尋ねると、キッパリとそう答えました。ヤクルトに対して愛着があることは認めながらも、自身の年齢を考えると「大事なのは年俸や環境よりも、優勝できるかどうかなんだ」と力説していました。
       以前は「守備に就かないとリズムが掴めない」と話していたこともありますが、近年は交流戦でも指名打者としての出場を歓迎していて「リーグ戦でもこのまま(指名打者)がいい」と言っていたこともあります。そう考えると、ソフトバンクへの移籍は条件面を含めても、本人にとっては 理想的な選択といえるかもしれません。
       シーズン最終戦で「来年もヤクルトでプレーすることを願っている」と話しかけると「オレもそう思っている」と笑顔を見せていましたが、来日10年目にしてユニフォームを替える可能性は、大いにありそうです。

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      ヤクルトがドラフト1巡目の最初の抽選で引き当てたのは、2007年の高校生ドラフトで既に退任が決まっていた古田敦也監督(当時)が佐藤由規(プロでの登録名は由規)投手を楽天、横浜(現DeNA)、中日、巨人と競合の末に引き当てて以来のことです。
      ただし、現在は楽天でプレーするその由規投手も、故障に泣かされて今季まで通算32勝。由規投手の前後に高校生ドラフト1位、あるいはドラフト1位で指名されて「ドラ1四兄弟」といわれた村中恭兵投手が通算46勝(今季戦力外)増渕竜義投手が同15勝(2015年引退)、赤川克紀投手は同14勝(2015年引退)と、ヤクルトの高卒ドラ1投手はなかなか大成できていません。
      右と左の違いはありますが、遡って1991年のドラフト1位で入団して日米通算182勝を挙げた石井一久投手(現楽天GM)のような息の長い活躍を、奥川投手には期待したいと思います。

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      直接取材をしたことはありませんでしたが、以前お手伝いをしていた雑誌で「20勝したら給料が上がる。そういう契約だったから、ワシは。トータルでは2点3いくつ(防御率2.34)だけど、それは防御率をまったく度外視して取りかかっている時代だったから。試合展開によっては、随分遊んだ面があるよね」という話をされていたのが印象的でした。
      「だから防御率だけを念頭に置くなっていうこと。勝てばいいんだ」とも語っておられたように、あくなき勝利へのこだわりが「400勝」というとてつもない記録を生み出した要因の一つだったのだろうと思います。
      通算400勝はもちろんのこと、うち救援勝利132という記録も今後破られることはないのではないでしょうか。
      ご冥福をお祈りいたします。

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      しばしば打率の低さや三振の多さを指摘される村上選手ですが、ヤクルトの石井琢朗打撃コーチが「今年は三振と打率はいいから、ホームランと打点に専念してかまわないと言っている」というように、バッティングに関してはスケールの大きな育てられ方をしてきました。

      もっとも仮にチームが優勝争い、CS出場権争いをしていたらそれも難しかったかもしれませんし、最下位に低迷している今シーズンのヤクルトではありますが、ある意味村上選手のための1年だったのかもしれません。

      それにしても、これだけの成績を残しているのは本当にすごいことですし、日々早出練習から試合後のバットスイングまでこなしながら故障もなく全試合出場を続けているのも、高卒2年目の19歳ということを考えると驚くばかりです。

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      もともとは「ショートを守れなくなったら引退」と話していたように、遊撃手というポジションに強いプライドを持っている選手でした。昨年から三塁を守ることが多くなりモチベーションを失いかけたこともありましたが、これを受け入れて、慣れないポジションの難しさを口にしながらもひたむきに取り組んでいたのが印象的です。

      FAでヤクルトに来てからは故障に泣かされることも多く、昨年は交流戦で両リーグ打率トップを走っている中での離脱もありましたが、今年は開幕を一軍で迎えてからというものの、故障による離脱はありませんでした。それだけに、大引選手としてもこのままでは終われないという気持ちはあると思います。

      8月には12試合の出場で打率.381という数字も残しているわけですし、個人的にも身体が元気なうちは現役にこだわってほしいと思っています。

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      2015年、当時の真中満監督率いるヤクルトは、館山投手が3度目のトミー・ジョン手術から復帰するまでは、借金4を抱えて4位に沈んでいました。
      記事にもあるとおり、館山投手は復帰登板となった6月28日の巨人戦こそ白星で飾ることはできませんでしたが、7月11日のDeNA戦で1019日ぶりの勝利。試合後のお立ち台で、神宮球場のスタンドを埋めたファンに向けて語った「何度手術しても、皆さんがいればこうやって戻ってくることができるんです」という言葉は忘れられません。
      館山投手はこの年、そこから6勝をマーク。これがヤクルトにとって14年ぶりとなる優勝を大きく後押ししたのは、ご存知のとおりだと思います。
      同じように故障に苦しむ投手に対しての面倒見もよく、後輩から非常に慕われる存在でもありますので、個人的には指導者としてヤクルトに残ってくれることを期待しています。

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      ヤクルトの小川淳司監督は試合後、ブキャナン投手の走塁について「彼はああいうところが良さでもあり、欠点でもある」としながらも、「点を取ろうと思って必死になってサードコーチャーの制止を振り切って行っちゃったんだけど、そこをどうこう言ってもしょうがない」と話し、特に咎め立てをするようなことはありませんでした。

      なお、ブキャナン投手ですが、バントの際に痛めた右手はトレーナーの発表では「右手中指の打撲」ということで、骨に異常がなかったのは不幸中の幸いでした。
      家路に就く際には、心配するファンの声に「チョット、イタイ」と日本語で応えて、にこやかに去っていきましたが、いったん登録抹消になる見込みです。
      ただし、本人は「これでシーズン終了じゃない。もう一度投げる」と、次の登板に向けて強い意欲を見せていました。

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      昨年のキャンプ前、入団1年目の村上選手について小川淳司監督は「二軍で実戦経験を多く積ませて、まずは徹底して育成に当たっていきたい」との方針を示し、その上で「さらにモチベーション高くステップアップできると判断すれば、一軍出場の機会を考えてもいい」と話していました。
      実際、村上選手は約1カ月の離脱を除けばほぼ一貫して二軍で四番打者として起用され、ホームランも量産しましたが、首脳陣は安易に一軍に上げることはしませんでした。一軍初昇格はシーズン終盤の9月16日。「消化試合で使っても意味はない」という小川監督の考えもあり、CS出場争いの渦中でスタメン出場すると、初打席初本塁打の鮮烈なデビューを果たしました。
      2年目のこの成績は予想以上だったと思いますが、村上選手はここまで球団の思惑どおりに成長してきたといえます。もっとも一番すごいのは、それに応えた村上選手自身であることは、言うまでもありません。

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