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加藤順子

ライター、フォトグラファー、気象予報士

加藤順子

学校安全、防災、対話、科学コミュニケーション、ソーシャルデザインが主なテーマ。災害が起きても現場に足を運ぶことのなかった気象キャスター時代を省みて、取材者に。主な共著は、『あのとき、大川小学校で何が起きたのか』(青志社)、『石巻市立大川小学校「事故検証委員会」を検証する』(ポプラ社)、『下流中年』(SB新書)等。

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      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      行政側がようやく遺族の面前で頭を下げました。市教委の「謝罪」のポーズはこれまで何度かありましたが、「謝罪」直後に、市・市教委全員が退出し「遺族は納得した」と語ったり、メディアの前でだけ頭を下げる形を取ったりしただけでした。約9年間、あまりにも不毛な事後対応が繰り返されてきたのです。
      1日は、遺族の案内で市長や市・県両教育長が大川小校舎跡に入りました。市長が遺族たちと同じ方向を見て言葉を交わす姿をみて、隔世の感があります。ここからが謝罪のスタートです。
      事後対応がひどいのは、大川小事故だけではありません。全国の学校事故・事件でも、遺族や被害者の意向を踏みにじる対応が繰り返されています。「真相を知りたい」という遺族・家族の思いに対し、暴言を吐く学校経営者も後を絶たず、調査委設置を巡って全力で抵抗する学校関係者も少なくありません。行政と学校が、組織として子どもたちの命に向き合うよう願います。