Y!オーサー

柄谷雅紀

スポーツ記者

柄谷雅紀

1985年生まれ、大阪府箕面市出身。中学で始めたバレーボールにのめり込み、大学までバレー一筋。大学時代は筑波大バレー部でプレーした。2008年に朝日新聞社に入社し、新潟、横浜、東京社会部で事件、事故、裁判を担当。新潟時代の2009年には、高校野球担当として夏の甲子園で準優勝した日本文理を密着取材した。2013年に共同通信社に移籍。プロ野球オリックスやガンバ大阪に加え、2015年光州ユニバーシアード、2018年平昌五輪、2019年ジャカルタ・アジア大会を現地で取材した。バレーボールの取材は2015年W杯から本格的に開始。冬はスキーを取材する。スポーツのおもしろさをわかりやすく伝えたいと奮闘中。

  • 参考になった53606

    • 柄谷雅紀

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      最後は西田選手の強力なサーブで5本のサービスエースを含む6連続得点で試合を決めました。
      大会の象徴する試合の終わり方でした。
      日本が8勝を挙げる原動力になった最大の要因はサーブ力の向上です。
      世界に誇れるビッグサーバーの西田選手、石川選手、柳田選手を筆頭に、小野寺選手や高橋選手、関田選手に藤井選手も強いサーブを打てていました。
      得意ではない福澤選手も意図を持った戦略的なサーブで相手を崩す場面も多くありました。
      サーブで相手の攻撃の選択肢を限定することで、守備が機能しました。
      ミドルブロッカー陣の成長も大きかったです。
      シャットアウトだけでなく、有効なタッチを奪えていました。
      そのことでフロアディフェンスも堅くなり、ブレイクを奪える場面が増えていました。
      しかし、上位3チームには1勝もできていないことも事実です。
      これからのクラブシーズンで個々がさらにレベルアップしてほしいと思います。

    • 柄谷雅紀

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      負けはしましたが、評価できる戦いでした。
      ブラジルからセットを奪取したのは12年ぶりです。
      第2セット、24-24でピンチサーバーとして入った柳田選手が強烈な2本をたたき込んだのは「サーブで攻める」というチームマインドが表れていました。
      第3セットを大差で落としても、第4セットで盛り返す精神力もありました。
      ブロックで6点を挙げ、レシーバーとの連携も良かったです。
      ブラジルの攻撃を苦しめることができたのは、日本の守備が進歩していることを示しています。
      それでも勝てなかったのは、まだ力の差があるということです。
      第4セット終盤で西田選手が連続で失点した場面や、23-23で柳田選手がサーブをアウトにしたところにの差を感じました。
      強豪国はあそこで点数をもぎっていきます。
      大事な場面で取りきる力、パスやトスの精度、スパイクを打ち抜く力…。
      さらに磨いて、東京五輪で勝ちを見せてほしいと思います。

    • 柄谷雅紀

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      第2セット、25-24と先にセットポイントを握りました。
      そこからピンチ-サーバー柳田選手がサーブで崩し、ブロックでワンタッチを取って切り返すという狙い通りの展開に持ち込みました。
      しかし、お見合いして失点。逆転でセットを落とし、精神的にはかなりのダメージがあったはずです。
      それでも崩れず、立て直して第3セットを25-13と完勝したところにチーム力の向上を感じます。
      西田選手が7-5から2連続サービスエースで流れを引き戻したように、サーブで相手に圧力をかけ続けることができているのが要因です。
      サーブで日本は8得点でミスは14本、イランは1得点でミスは13本。
      いかに日本のサーブが効いているかが数字にも出ています。
      これだけ高確率で強いサーブを攻められる日本は、今まで見たことがありません。
      「サーブは水物」ともいわれますが、今大会の出来を見ると日本のサーブ力が上がったと断言できます。

    • 柄谷雅紀

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      第4セット、先にマッチポイントを奪った24-22から逆転で落としました。
      それも、西田選手がブロックとアウト、石川選手がブロックされるという最もダメージが残る展開でした。
      しかし、そこから立ち直りました。
      第5セットでは5-6の劣勢で入ったセッター藤井選手が立て直し、それまでサーブで苦しんでいた高橋選手が相手を崩しました。
      14点目を挙げた藤井選手のブロックも見事でした。
      中垣内監督は「5セット目のみならず、今大会は交代で入った選手が活躍して乗り切っている」と言いました。
      今の日本が白星を重ねられる理由はここにあります。
      誰かが崩れても、代わりで入る選手が役割を果たす。
      そして、誰が入っても同じバレーをすることができる。
      「日本のバレー」が確立されているからこそ、できることです。
      負けてもおかしくない展開で踏ん張り、立て直し、勝ちきったところに、日本の成長が表れていました。

    • 柄谷雅紀

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      ムセルスキーら主力の数人を欠いているとはいえ、今まではそのロシアにもなかなか勝てなかったのも事実で、評価に値します。
      第1セットの0-5から巻き返して奪ったことが大きかったです。
      サーブという武器があるからこそ、ブレイクポイントを取れるという自信があってチームは揺らぎませんでした。
      また、戦術を状況に応じて変えていく臨機応変さも光りました。
      石川選手はいつも違うポジションでスタートしました。
      理由はブロックとレセプションのマッチアップでしたが、第2セットはポジションを変えたことによって弱点となるローテが表れました。
      セッターが後衛ライトにいる「S1」です。
      ライト側からの攻撃が決定力のある石川選手でなく柳田選手になったことでサイドアウトを取れず、4連続失点を喫しました。
      すると、第3セットからはこれまで通りに戻して再び流れを引き寄せました。
      チームとして日本の成長を感じる一戦でした。

    • 柄谷雅紀

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      ロシアにムセルスキーら主力が数人いなかったとは言え、この勝利は評価できます。
      特筆すべきは日本のサーブ力。
      石川選手、西田選手に加えて高橋選手、小野寺選手も強力なサーブを持っており、世界レベルのサーバーがそろっていると言っても過言ではありません。
      サーブが決して得意ではない福澤選手も第4セットでは相手が取りにくいところに落として2連続サービスエースを奪うなど、戦略を持ったサーブも打てています。
      サーブで攻めて、日本のブロックと守備を機能させるという、まさに狙い通りの展開でした。
      また、攻撃面では西田選手や石川選手に目が行きがちですが、ミドルブロッカーの高橋選手と小野寺選手の力強い中央からの攻撃がいいアクセントになっています。
      まさにロシアを「撃破した」という戦いぶり。
      今大会の日本の充実ぶりが表れていました。

    • 柄谷雅紀

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      9月のアジア選手権でフルセットで敗れた相手に完勝しました。
      オポジットにエドガーがいなかったとはいえ、この試合でオポジットに入っていたウィリアムスも力のある選手で評価できます。
      サーブ得点は日本が8点、オーストラリアが0点。
      サーブで崩して守備で粘ってラリーを制するという目指す形ができていました。
      先発の6人は全員サーブが武器になる選手で、これほどサーブ力がある日本は近年見たことがありません。
      強豪に勝つには強いサーブを高確率で入れることが求められますが、それができています。
      また、強いだけでなく戦略を持ったサーブも打てています。
      第2セットは17-16の競り合いから西田選手のサービスエースで抜け出し、第3セットは24-23で福澤選手が前に落として相手のミドルブロッカーに取らせて攻撃の選択肢を狭め、切り返しの攻撃につなげました。
      このバレーを続けられれば、強豪国とも対等に戦えると思います。

    • 柄谷雅紀

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      日本はブロックで11点を挙げ、アルゼンチンの3点を大きく上回りました。
      ここ数年、同等以上の相手にこれだけブロックが出た試合は記憶にありません。
      試合の出だしで石川選手が相手のオポジットを2連続でシャットアウト。
      その後は小野寺選手が相手のトスを見てからしつこく追いかけるブロックで5点を奪いました。
      小野寺選手は日本の前衛のブロッカー陣の力量を考えて相手セッターと駆け引きしていたと言います。
      得点にはならなかったものの、相手のスパイクからワンタッチを取った回数は14回もあり、両チームで見てもダントツです。
      展開力のあるアルゼンチンの攻撃をこれだけ効果的に押さえ込めたことは評価できます。
      高橋選手はブロックはいまひとつでしたが、高い打点のスパイクで8得点を挙げました。
      これだけミドルブロッカー陣が生きると、石川選手や西田選手がさらに生きます。
      後半戦に向け、弾みのつく勝利と言えるでしょう。

  • こちらの記事は掲載が終了しています

    • 柄谷雅紀

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      ベンチ入りメンバー、選手起用について中垣内監督はこう言いました。
      「福澤と西田を休養させたかった。スタートしなかったメンバーも明日(アルゼンチン戦)スタートするための準備をする目的だった」
      W杯前に9日間で8試合を戦ったアジア選手権があったことも挙げ「特定の選手に負担が集中しないように使いたかった」とも言いました。
      1日おきに試合がある五輪も見据えた上での采配だったとも説明しました。
      それでも、会場を埋めた満員の観客やテレビの前の視聴者はベストメンバーで米国とぶつかる姿を見たかったでしょう。
      監督の意図も理解はできますが、モヤモヤ感が残ります。
      また監督はこうも言いました。
      「我々に求められているのは米国とのレベル差を感じることでなく、W杯と東京五輪でしっかりと成績を出すこと。五輪で勝ちたいアルゼンチンにしっかりと勝利を挙げる」
      この言葉を有言実行してもらえることを期待しましょう。

    • 柄谷雅紀

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      西田選手の決定力が素晴らしかったです。
      ポーランド戦では高いブロックと守備に阻まれてあまり決められず、悔しさをにじませていました。
      映像を見直して反省し、この試合ではフェイントを落としたり、ブロックにいなすように当てたりと工夫をしていました。
      21本のうち14本を決めており、評価に値します。
      サーブも走り、ブロック得点も出るなど、自分の役割を完璧に遂行しました。
      第1、第2セットは連取しましたが、チームのムードにいまひとつ締まりがなかったように感じていました。
      それを変えたのが第3セットから先発した柳田主将です。
      14-9からの4連続サービスエースは圧巻で、雰囲気を一変させる力がありました。
      ただ、柳田選手自身はまだサーブの感覚がしっくりきていないとのこと。
      感覚をつかめばもっといいサーブが見られそうです。
      いい雰囲気でこの試合を締められたことは、明日の強敵・米国戦につながると思います。

残り79

もっと見る