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Y!オーサー

海南友子

ドキュメンタリー映画監督

海南友子

71年東京生まれ。19歳で是枝裕和のドキュメンタリーに出演し映像の世界へ。NHKを経て独立。07年『川べりのふたり』がサンダンスNHK国際映像作家賞。世界を3周しながら沈みゆく島々を描いた『ビューティフルアイランズ』(EP:是枝裕和)が釜山国際映画祭(BIFF)アジア映画基金賞受賞、日米公開。12年『いわさきちひろ〜27歳の旅立ち』(EP:山田洋次)。3.11後の出産をめぐるセルフドキュメンタリー『抱く{HUG}』(15) は海外で受賞多数。是枝監督と山田監督に密着した短編がBIFF2016正式出品。10代でアジアを放浪。ライフワークは環境問題。趣味はダイビングと歌舞伎。一児の母。京都在住。

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    • 海南友子

      | 報告

      ついにこの日が来ました。97年に中国に返還される前は、香港は非常に自由な空気に満ちた場所でした。デモに明け暮れる香港をみると、かつての友人たちの自由な笑顔との落差に愕然とします。
      イギリスの支配下で『借りた時間、借りた場所』といわれていた香港。アヘン戦争を機に99年間イギリスに貸し出されていた歴史背景があり、返還そのものには大義はありましたが、わざわざ『一国二制度』と約束した意味は、中国の体制への疑問が凝縮されたもの。香港人はまたしても大陸に翻弄されます。そして、『今日の香港、明日の台湾』というスローガンが若者たちにささやかれ東アジアの悪い未来を予感させます。大国となった中国は、人権や民主主義をないがしろにしたまま覇権を争うのはやめてほしいです。そして、日本の国政は汚職や桜などにうつつを抜かしている場合ではなく、私たち1人1人も中国の非人道的な政策に対峙できる術を実行する必要を感じます。

    • 海南友子

      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      「あの日から変わってしまったこの空の下で」9年前に手帳にかいた言葉です。
      長年、自分が福島原発に無自覚にお世話になっていたことへの贖罪から事故直後に、福島第一から6キロ地点まで取材に入りました。しかし、4月に40歳でのはじめての妊娠が分かり胎内被曝への恐怖に震え、息を吸うのも怖い妊婦生活を過ごしました。東京の水道から放射性物質がでて、安全な水や食糧をもとめてさまよい。あれから9年。たくさんの避難母子にあったり、ドイツなどにも取材に行き、執筆したり映画を作ったりしながらエネルギーのことには一生とりくむつもりです。自分たちのチカラで変えられたことと、変えられずに後退していることがあります。一人の母として、一人の人間として、まだまだやらねばならないことがある。そのことを教えてくれた3.11。全ての魂に祈りながらまた、この日を迎えました。