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角間惇一郎

NPO法人いいちばみらい代表理事

角間惇一郎

元夜の世界の人でしたが、今は設計事務所経営とNPO法人の代表です。時々著述業。著作『風俗嬢の見えない孤立(光文社新書)』1983年佐渡ヶ島生まれ。

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      明るいニュースが本当にありがたく、同時に『安定期に入っており』という配慮の元、報道がなされた点についてコメントです。

      タレントや著名人のすべてをコンテンツ化する流れに歯止めがかからない世相です。SNS時代のトレンドなのでしょうが、人気リアリティ番組での一連の誹謗中傷はその悪い面が最悪な結果になったものでした。

      人には必ずデリケートな面があります。妊娠出産というめでたくも心身ともに最もデリケートな話題については最低でも安定期に入ったことの確認が取れたの上で発報とするという配慮は極めて重要です。

      大手メディアがこうした配慮を行っていくことは、一般の人のSNS等での配慮(妊娠出産報告における配慮含む)を伴なった投稿文化を作ることに繋がります。大手メディアには細かいところから報道倫理の姿勢を整えて頂き、SNSで時代の悪い面を予防する盾となっていただきたく思います。

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      傾向として、慰安婦問題に関わらず『性的』な事象は人々の感情を刺激し、ときに社会運動の核としてものすごい力を生むテーマであることに間違いは有りません。

      一例として、日本国内での性風俗×貧困などの記事がよく読まれることが挙げられます。社会問題をより大きく伝える手段としては一般化しているのです。

      しかしながら、その影響力を当事者のためではない形で乱用するケースも少なからず起きています現状。(例、閲覧数(PV)稼ぎのために性的なことを盛り込むWEB記事 等)

      今回、当事者側が廃止を主張しているにも関わらず周辺がその力を行使してアクションを継続してしまう現象は当事者の声を無視した『手段の目的化』にならないかを危惧します。

      あらゆる社会活動は、何より当事者や被害者のために有るという認識を忘れてはいけません。

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      風俗経験者の女性は転職を考えた時には初めから風俗系の求人を探すため、今回の用に「実は風俗でした」系の求人手法はターゲットを未経験女性に定めて使われている手段です。数年前には、チャット等の仕事で求人し風俗を紹介するパターンなどがありました。

      今回の事件のポイントは「レンタル彼女」というあまり人には言えなさそうな求人の蓋を開けたら風俗だったという事実を女性が(警察に)相談できたことかなと思います。

      人に言いにくい仕事の求人が蓋を開けたら風俗等の仕事だった場合、相談せず一人で考えて決断するケースが多かったのですが、今はネットが普及し情報が蓄積してきたことで、一人で考えず相談しやすい社会になってきた結果では無いかと報道を見て感じます。

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      実際は若年層の引きこもりよりも自体は深刻であるにも関わらず、
      「大人のくせに〜」
      と奇人変人を見るような、時には笑いのネタとして使ってしまうような認識をされていた中高年引きこもり問題。

      国として数字とともに可視化する動きを取ることは付け焼き刃な支援策を市場に放つよりも有効な手段であると思います。この調子で社会が課題と認識していない事象(夜の世界、ギャンブル等)を国主導でデータ取得していく流れが生まれれば幸いです。何事も数字で見ていくことで課題に対する解決策が見えてくるものです。

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      水商売や風俗産業など『夜の世界』でのお金の流れは、大きなお金の流れと相関するものです。好景気のときは店舗も女性も儲かり、不景気のときは儲からない。とてもシンプルな世界です。

      それゆえに違和感があるのは、『貧困で風俗水商売に』の様な報道がここ数年続いていることです。水商売も風俗もやれば稼げる仕事ではなく、市場の影響をモロに受ける仕事です。貧困のアリバイや怖いもの見たさで夜の世界を覗き見るより、景気の良し悪しを判断する指標としてみたほうが有益なことが多いと断言できます。

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      橋下さんの前回と今回の発言についてはテーマ別に丁寧に考察し、いいとこ悪いとこを見ていく必要があると感じます。(近日中に記事に書きます)

      そのうえでお伝えしたいのは、橋下さんの発信方法は、まるで小説のオチを既に知っている人が、まだ読んでいない人に突然に伝えるような行為に見えます。
      これでは個人が難解なテーマに向き合い考える機会を奪ってしまう。その結果社会の前進を阻みます。こうした手法こそ橋下さんのやり方なのかもしれませんが、やはり、いきなり一つの結論を示すより、じっくり考えさせる機会や場を作ることが必要です。

      とにかく複雑なテーマなので、安易な発信はネガティブな反応しか生みません。

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      これは公用車の私的利用が問題な案件。
      加えて、被災地という複雑な感情が入り乱れている地域で、行政のステッカー有りの公用車がラブホテルに出入りする姿を目撃されてしまうことが批判の種になりうることとに危機意識が低いことは浅はか。但し、自費で風俗に通う事そのものは必ずしも否定されるべきことではありません。

      風俗を絡めた問題は毎回『問題の本質は何か?』を曖昧にしてしまうので読み手としては常に俯瞰してみる習慣をおすすめします。そうしないとメディアが意図した胸のざわつきの誘発(=ゴシップ)に踊らされてしまうことになりますので。

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    • 角間惇一郎

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      この記事に取り上げられているGrowAsPeopleの角間です。朝から反響が多く大変うれしく思っております。すこしだけ記事の補足をと。

      世の中は、「何故来るのか?」として夜の業界に目を向けますが、実際にひつつ様な関心は「今何して欲しい?」なのです。

      原因となった出来事だけに目を奪われること無く個人の声に耳を傾けてあげられる社会を望みます。



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    • 角間惇一郎

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      どれも大好きな漫画ですが、少しだけコメントを。

      読み物という性質を考えると、ある程度極端な話を強調することになるのは漫画。故に切り取られている話が全てではありませんが、それでも漫画をきっかけに知らない世界を知ることは大事。

      なぜなら闇の世界と言われる場所は、実は課題解決を行っていくうえでの情報やヒントを得られる貴重な場所でもあるためです。とはいえ気軽に覗き込める場所ではありませんが(笑

      実は社会の最も深い闇は、闇の世界ではなく誰の心にも有る無関心。
      まずは漫画からでも知ることを始めることはいいことです。

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    • 角間惇一郎

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      ここ数年『貧困』ブームの影響から、性風俗というテーマに含まれている『胸のざわつきを強制発生させる性質』を狙った記事がそれなりに出てきましたが、本記事は性風俗そのものを問題視するのではなく

      “性風俗や売春から弾かれた女性たちに目を向けることが急務”

      と締めることで、風俗店の面接に落ちた・在籍を外されてしまった方々に向けた情報発信が支援に有効であることが暗に示されています。

      実際、性風俗産業に関わるスタッフの中にも、困窮する女性からの相談を受け、行政・福祉側に繋げたいが、自身の肩書が気になり実行できずにいるとぼやかれる方も存在しています。(そしてそういう方々がGAPにお話を持ってきてくれます)

      困っている人を助けたければ、困っている人を知っている人から積極的に声を拾いに行く。アタリマエのことですが、これが今福祉に欠けている風俗に対する視点ではないでしょうか。

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