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石蔵文信

医師/循環器、心療内科医/家族・夫婦・定年問題専門

石蔵文信

 内科専門医・循環器専門医・性機能専門医・超音波指導医。大阪市内と都内で男性更年期外来担当。循環器病・夫婦問題や定年後男性の生き方などが専門。各地で料理教室を開催。主な著書として『夫源病』(大阪大学出版会)『男のええかげん料理』(講談社)『なぜ妻は、夫のやることなすこと気に食わないのか エイリアン妻と共生するための15の戦略』 (幻冬舎新書) 『妻の病気の9割は夫がつくる (医師が教える「夫源病」の治し方)』『親を殺したくなったら読む本 (親に疲れた症候群の治し方)』(マキノ出版)など多数。日本原始力発電所協会代表(http://eco-powerplant.com)

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      私の外来診療からの推測ですが、テレワークの影響が大きいと思います。自殺の原因としてうつ病や不安障害があります。テレワークになり上司からのパワハラのような指導がなくなったり、蜜な人間関係がちょうど良くなったりしてストレスが減っているようです。また都心部では通勤だけでも参ってしまう状態でしたが、通勤がなくなることでかなり精神的に落ち着いてるようです。さらに鬱状態になるような方はテレワークに向いているので、自宅での仕事の方がはかどるといいます。つまりある程度安定した収入があるサラリーマンにとってはテレワークがストレスの解消になっている節があります。しかし自営業の方は自粛期間中に経営状態が悪化し、自粛解除後も客が思ったように戻ってこないことが不安材料でしょう。今後は経済的な問題での自殺者が増える可能性もあるので充分注意が必要です。

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      どこの教育機関も大変でしょうが、特に今新型コロナウィルスの最前線にいる大学病院や機関病院では学生教育や新人教育をしている暇がありません。医学系教育機関では他の学部と違い、かなり実習が多いです。特に医学部の5、6年生になると病院実習がほぼ毎日のようにあります。現在ほぼ全ての医学部で休校となっています。もう少し休校が続けば、いくら夏休みをつぶしてもカリキュラムを消化できる可能性は少ないです。また無理に再開すると医学部のスタッフが学生教育にも時間を裂かれます。医学部生の感染対策も充分ではないでしょう。そして問題は多くの医療系学生の国家試験が来年の2月に控えていることです。これらの準備にも緊急事態宣言は大きな影響与えると思います。医療系教育機関の負担を少なくするためにも、個人的には9月新学期にした方が良いと思います。

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      PCRは検査をした時点でのウィルスの有無を確認する検査です。まずこの検査自体が100%正しいわけではなく、現在20-30%の偽陰性などの誤差があると言われています。PCR検査で陰性と判断されても次の日に大丈夫という保証はありません。抗体検査は感染初期には陽性にならないですが、回復して数週間後の状態を見るのには適しています。この検査も100%正確というわけではないので、今回は精度を確かめるための試験だと思います。ただ疑問なのは正解となる血液、つまり新型コロナウィルスに感染したことが確実にわかっている血液があるのか?が疑問です。また精度の高い抗体検査ができれば今市中にどれほど感染して回復した人がいるかが把握できます。そういう意味では今後抗体検査の方が重要になってくるでしょう。

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      「命の選択」に関しては大変重い問題だと思います。日本人はこのような深刻な問題を先送りにする傾向があります。私が若い時に関わっていた心臓移植に関しても諸外国が心臓移植を開始してから、約40年遅れてようやく臓器移植法が成立しました。この心臓移植にも年齢限界があり現在は65歳以下が適用となっています。腎臓移植に関しても一般的に70歳以下が目安になっています。このように日本でもある領域では「命の選択」が示されています。新型コロナウィルスの重症患者さんを治療する医療関係者は大変ですが、医療崩壊した現場で「命の選択」をするのは精神的な重圧があります。日本集中治療学会はECMO(人工肺)に関しては「年齢65-70才以上は予後が悪く,一般的には適応外」としています。辛いことですが、諸外国のように政府や関係学会が「命の選択」に関してある程度の指針を示す事は現場の医療関係者の負担を減らすために必要と感じます。

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      新型コロナウィルスの感染が蔓延し、集中治療室が機能不全になり、人工呼吸器が不足する心配があります。実際にイタリアでは回復見込みの少ない高齢者の人工呼吸器を若い人に使用すると言う「命の選択」が始まっています。ただでさえ忙しい医療関係者に「命の選択」まで迫るのは酷な話です。
      医療関係者が苦渋の判断をする苦労を少なくするためには、我々高齢者が高須先生のように「高度医療を万が一の時に若者に譲ると言う意思」を示せば良いのではないでしょうか?高度な医療機器が逼迫したときに、その機器を譲ってもよいという意思を伝えるために「譲カード」を作成し、私も署名しました(日本原始力発電所協会でダウンロードできます)。私たち高齢者は普段から若者に席を譲ってもらうなど親切にしてもらっていますので、今回は自ら高度な医療機器を譲る意思を示すのも良いのではないでしょうか?

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      ウィルスには心臓に感染して収縮力を落とすものがあります。風邪で急に息苦しくなった時に心臓がかなり弱ってる場合があります。症状は肺炎と同じく息苦しさです。胸部のレントゲンでも肺炎と似た所見です。心臓超音波で検査をすると収縮力が低下していることがわかります。今回の例では心筋症と言う病名がついていますので、肺炎が重症化したと言うよりは、心臓の機能が極端に低下して死亡に至ったのではないかと推測されます。ウイルス性の心筋炎の場合は人工肺(ECMO)だけでは対応ができません。心臓の機能を併せ持ってサポートする人工心肺が必要です。この装置は心臓外科や循環器科が充実している病院で使用することができます。免疫力がウィルスに打ち勝つと回復は可能ですが、急激に進行するのでかなり致死率は高いです。心筋炎を疑った時は心臓超音波を施行したらすぐに診断できます。

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      医療的には緊急事態宣言を出すことに異論はありません。その大きな目的は医療崩壊を防止することでしょう。昨年大きな問題になった医学部入学差別ように女性医師が年々増えています。また看護師の多くは女性です。保育所や学童保育が全面的に中止になると、仕事ができなくなる医療関係者が増える恐れがあります。子供のケアを女性だけに押し付けるのは問題ですが、現場ではやはりお母さんに大きな負担がかかるでしょう。医療現場では感染した患者さんが徐々に増え、逆に医療関係者の感染が増えています。人手不足の時に保育所や学童保育を全面的に休止すれば医療崩壊がますます進む恐れがあります。どの仕事にもやむをえない事情はあるでしょうが、医療崩壊を防ぎ治安を維持するためには医療関係者や警察官などの絶対に必要な公的職務にあたる人たちの子育てことをどうするか考えていただければうれしいです。

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      循環器専門医としてのコメントです。多くの専門家の方がコメントしているように、この装置は集中治療室で専門家が常時勤務できる時でないと使用は難しいと思われます。この装置に1番慣れているのは救急医や循環器医でしょう。これらの専門医がいる病院ならECMOを使う事は可能ですが、管理する臨床工学士が不足しています。また、新型コロナウィルス感染者を集中治療室に収容すると多くの病院では他の重症患者さんを収容することが困難になります。これが今言われている医療崩壊の大きな原因です。しかも、期待を裏切るようで申し訳ありませんが、ECMOは体内の酸素濃度を維持する装置で、基本的な治療機器ではありません。装着してる間に自身の免疫力で回復するのを期待するのです。また装着が長くなると、感染症や出血など様々なトラブルが発生します。ECMOの使用には慎重な適用が必要だと思われます。

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      この図が示すように日本の病床数は世界では格段に多い方です。一方、集中治療室はその割に少ないと言われています。日本での医療崩壊はいわゆる集中治療室の崩壊です。そのために医療崩壊が危惧される自治体では無症状や軽症者はホテルなどで隔離、中症者は専門施設以外の病院で、重症者は専門施設のある病院に収容するような施策をとり始めています。無症状や軽症者といっても油断できませんので医療関係者の管理は必要でしょう。専門病院以外では予定手術を先延ばしにしたり、外来患者さんが少なくなったりして比較的余裕がある病院が多いようです。このような余裕のある病院と医療崩壊を起こしそうな専門病院とがうまく役割分担をして治療すれば医療崩壊は防げるのではないでしょうか?それが政治の役割だと思います。

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      高齢化率の高い国の死亡者数は多い傾向にあります。高齢化率と人口を掛け合わすと実際の高齢者の人数が出ます。日本の高齢者数はイタリアの2.5倍、スペインの3.8倍ですが、死者は現在のところ54人です。これは驚異的に少ない数です。EU内のドイツもイタリアの1.3倍、スペインの約2倍の高齢者数ですが、死者は433名です。高齢化率が高く、高齢者が多い国でも死亡数が多くない国もあります。EU内ではドイツが頑張っていると思います。それよりももっと頑張っているのがわが国です。おそらく医療施設の充実と国民の公衆衛生感覚が大きく関係しているのではないかと思われます。感染者数に関しては各国で方針がまちまちなので比較するのは難しいですが、やはり重症化した後の死亡数の比較が一番分かりやすいと思います。日本の死亡数が非常に少ないことが世界から驚異的な目で見られています。もう少し国民一体となって頑張りましょう。

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