Y!オーサー

猪瀬聖

ジャーナリスト

猪瀬聖

慶應義塾大学卒。米コロンビア大学大学院(ジャーナリズムスクール)修士課程修了。日本経済新聞生活情報部記者、同ロサンゼルス支局長などを経て、独立。日経では、食の安全、暮らし、働き方、ライフスタイル、米国の社会問題を中心に幅広く取材。現在は、主に食の安全やライフスタイル、米国の社会問題などを取材し、雑誌などに連載。また、日本人の働き方の再構築をテーマに若手経営者への取材を続け、日経新聞電子版などに連載している。著書に『アメリカ人はなぜ肥るのか』(日経プレミアシリーズ、韓国語版も出版)、『仕事ができる人はなぜワインにはまるのか』(幻冬舎新書)。日本ソムリエ協会認定シニアワインエキスパート。

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      Yahoo!ニュース オーサー| 報告

      アメリカは、お金さえ出せば命以外は何でも買えます。
       健康も買えます。お金のない人は安いジャンクフードを食べ、肥満になり健康を害します。金持ちは、高級スーパーで健康的な食材を買い、高級スポーツジムに通います。
       時間も買えます。プライベートジェットで移動する金持ちは、セキュリティーチェックに並ぶため飛行の何時間も前に空港に行く必要はありません。アメリカはサービスの質が低いので、お金のない一般庶民はスーパーでも銀行でも、長時間待ちが珍しくありません。
       そして、「人格」も買えます。金持ちは、自治体や学校などに多額の寄付をし、自分の名前を付けます。自分の名前を冠した財団を設立することもあります。名前は付けずとも、寄付した事実を大々的にPRします。すると、「ああ、この人は何て人格者なのだろう」と皆思ってしまいます。
       今回のユーチューバーのケースは、まさにそれに当たるのではないかと思います。