井出留美

食品ロス問題ジャーナリスト・博士(栄養学) 報告 オーサー

食品ロスを減らし、利益率が上がり、廃棄する労力も経費も減る。こんな素晴らしいことはないでしょう!ではなぜ今までしてこなかったのでしょう?値段を下げ売り切る方が店は年400万円ほど利益が増えます(11店舗の損益計算書で見切り前と後を比較した調査結果より)が、本部側は、見切り販売するより廃棄した方が取り分が多くなる。だから、需要を上回る量を商品棚に並べ、毎年、廃棄し続けてきたのではないでしょうか。セブン-イレブン・ジャパンが加盟店の見切り販売を制限し、公正取引委員会から排除措置命令を受けたのは2009年。10年以上経つ今も、全国55,000店舗のコンビニの多くが見切り販売せず捨てています。ただでさえ資源が枯渇しているウナギの廃棄など言語道断で止めるのは当然の責務です。でもその大量廃棄をやめたことで賞賛される日本。SDGs先進国に「日本は周回遅れ」と評されるのも当然です。次の一歩が期待されます。

井出留美

食品ロス問題ジャーナリスト・博士(栄養学)

奈良女子大学食物学科卒、博士(栄養学/女子栄養大学大学院)、修士(農学/東京大学大学院農学生命科学研究科)。ライオン(株)青年海外協力隊を経て日本ケロッグ広報室長等歴任。311食料支援で食料廃棄に憤りを覚え、誕生日を冠した(株)office3.11設立。日本初のフードバンクの広報を委託され、PRアワードグランプリソーシャルコミュニケーション部門最優秀賞へと導いた。『食品ロスをなくしたら1か月5,000円の得』『賞味期限のウソ』。食品ロス問題を全国的に注目されるレベルまで引き上げたとして2018年、第二回食生活ジャーナリスト大賞食文化部門受賞。Yahoo!ニュース個人オーサーアワード2018受賞

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